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教訓の収集

2022-09-01 12:33:37 | 日記
1923年9月1日の関東大震災から今日で、100年を迎えた。小生の母が1923年1月15日生まれなので、こどものころに少しだけ関東大震災のことを聞いたことがある。もう関東大震災当時のことを話せる人はほとんどいないだろう。記録は残っているが、肉声としての関東大震災はもうないに等しい。どんな地震であったのか、なぜ多くの人が犠牲になったのかは不明な点も多いと推測できる。
ところで東日本大震災から11年が経った。小生は東日本大震災の当時のことを被災地に通いながら、助かった人たちからなぜ助かったのか、なぜ難を逃れたのかを聞き取り調査をしている。被災者の人たちはようやく当時のことを話し始めている。また自ら伝承するために教訓や脅威を話し始めている。各地には伝承する施設があるが、そこではただ被災物をみせるだけではなく、震災当時のことを語りながら、震災の怖さと教訓を伝えている。問題は、伝承する人の後継者育成である。4日に南三陸町で全国被災地語り部シンポジウムが開かれる。楽しみである。
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