茶封筒に謹呈、五木の印が押されています。
それが上の写真です。
十数年前にある団体から五木寛之さんの講演会に抽選で招待されました。当日、一番前で聞きたいと早くに到着して、同じ目論見の方々とワクワク先生の事を語っていました。突然中から若い男性が現れて、「先生から先着10名の方に本のプレゼントとです」と渡され、狂喜乱舞いたしました。それからは、ずっと家宝のようにしています。
中学生の時、五木先生の「ソフィアの秋」を読んでいると、父が現れ「○子は作家を顔で選ぶのか」と尋ねるので、「違うよ!松本清張も菊池寛も梶井基次郎も読むよ!」と反発しました(先生方ごめんなさい)
五木先生がトレンチコートを羽織り長めの髪で素敵過ぎるのがいけなかったようです。
ふと気がつくと、太宰治がルパンで足を組む写真をうっとり眺める自分に気が付き、親は子供の事が分かるんだと、ビビりました。
講演会のお話、大変良かったので、また書かせて頂きます。