かつては灘よりも格上の銘醸地として伊丹と共に栄えた池田。
現在本格的な生産が続いていいるのはあの呉春のみ。
しかし少量ながら元禄以来現在も続くもう一つの蔵元が吉田酒造だ
この前の地震で醸造所が損壊して以来、加西市の蔵元の設備を借り
米は山田錦と日本晴。
特別本醸造。
失礼ながら「話の種」で終わることも覚悟していたが予想外のクオ
やや濃醇なドライ系酒質。
炊いた米の旨み、程よい強みとほのかにミルキーな酸、アル添由来
呉春に感じられる水飴的な飲み空き感もない。
また、度数(19-20度)ほどのしんどさもさほど感じない。
しっかり冷やしても、白ワイン程度でも(私はこのあたりで頂いた