最近、気に入っているのが”MJ and Adam Show” 。日本在住のアメリカ人MJさんとカナダ人Adamさんがノーマルスピードの英語で楽しくおしゃべりしてくれる。何よりうれしいのが、英語字幕が付いていること。しかも音声と字幕がずれていない。PBS NewsHourでも字幕が付く動画があるが、字幕が若干遅れる。いつ頃から、YouTubeに自動で字幕が作成されるようになったのだろうか。「キャプション自動同期機能」をリリース、というYouTube公式ブログをネット上で見つけた。日付は、なんと2011年3月24日。
あるとき、MJさんとAdamさんは日本のお菓子について語り合っていた。「たい焼き」は正しく”taiyaki”と変換された。ところが「あんこ」は”uncle”になっていた(笑)まだ「あんこ」は認知されていないようだ。”anko”と変換してもらえるようになるまで、どれくらい「あんこ」と言わなければならないのだろうか。
ところで、YouTubeについてWikipediaで調べてみた。
「YouTubeは2005年2月にPaypalの従業員だった3人の青年によってスタートアップ企業として設立された。2006年11月に16.5億ドルでGoogleに買収され、現在は同社の子会社の1つとして運営されている。」
3人のうちの1人、スティーブ・チェンが気になったので調べてみた。
「1978年に台湾で生まれ、8歳の時に家族と共にアメリカに移住。数学と科学を愛好し、高校生の時に、イリノイ数理科学アカデミーで大学レベルの教育を受けた。」
Wikipediaの情報によると、彼は27歳でYouTube設立に関わり、翌年巨万の富を手にしたことになる。その後、どんな人生を歩んだのだろうか。2020年4月のForbesにこんな記事を見つけた。
「チェンは台湾の元国会議員と共同で、台湾のスタートアップ支援に向けて1億ドル以上のファンドを立ち上げ、若手起業家らの海外進出を加速させようとしている。」
金額が桁外れに大きくて頭がクラクラしてしまう。このコロナ禍で日本がIT後進国であることが露呈してしまったが、今、台湾から学べることは少なくないのだろう。