日々是好日

2月26日(土)春の訪れ

今日はいいお天気。
日差しも柔らかくて、冬眠していたメダカが水面に出てきた。
青空と椿


葬儀屋さんが来られた。
仏教の常識のない私たちに、四十九日までのことや仏壇のことを教えてくださった。
告別式の写真も持参された。


今、大阪の火葬場が混み合っていて、亡くなって1週間くらい経たないと、告別式ができないそうだ。5つの火葬場のうち、1つはコロナ専用になっている。そこも混んでいるそうだ。12日に亡くなり、16日に告別式ができたのは、葬儀会社がたまたま仮予約していた枠があったから。

母は2年前に風邪をこじらせて肺炎になり、救急車で病院に運ばれた。呼吸をするために挿管するほど重症だったが、回復した。でも、一人で暮らすことは難しいので、老人ホームに入ってもらった。ちょうどコロナが世界を変えてしまった頃のことだった。お世話になったホームでは、全く面会が許されなかった。だんだん、体も知力も衰えていった。そして2月12日に事故は起こった。コロナのせいで、老人ホームでも部屋で一人で食事を取るようになった。母は、食べ物を喉に詰まらせた。職員の方が気づいた時には、意識がなかったそうだ。そうなるまでにどれだけ苦しかっただろうか。コロナはお別れをより辛いものにした。

お天気が良かったので、桃ヶ池公園を散歩した。
小さな子供を連れたお母さんたちの自転車が並んでいた。


ソメイヨシノの蕾はまだ固いが。


このピンク色の桜がきれいに咲いていた。


夕食にちらし寿司を作った。
菜の花は春の訪れのシンボル


ウクライナでは戦争が始まっているというのに、日本のテレビに緊張感はなし。
久しぶりにCNNを観た(日本語の同時通訳で)




コメント一覧

naoko216
ありがとうございます。
食事は刻み食にしてもらっていましたし、食事中ほったらかしではなく、見守りもしてくれていたようです。
夫は誰も責めませんでした。
食べ物が詰まって、意識を失うまでの苦しみを想像すると堪え難いです。
クロちゃん
本当に辛いお話ですね
ニュースで病室が足りないとか老人施設で誤嚥性肺炎が増えているなどと聞くより具体的なので迫るものがあります
現実はこういう事なのですね
事故といっても誰を責めるわけにもいかないのでしょうか
ご冥福をお祈りするばかりです
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