日々是好日

10月14日(土)素敵な英国人ご夫妻と京都ツアー

今日は京都全日ツアー。京都東急ホテルにお迎えに行った。このホテルに初めて行った。バスを何台も停めれる大きなホテルだった。これは中庭の写真。


ゲストは英国、ブリストルの郊外から来られた60歳くらいのご夫妻だった。1年前に結婚されたので、結婚1周年記念の旅行だった。ご主人のグラハムさんは前の奥様と離別、奥様のロビンさんは前のご主人を亡くされたそうだ。お二人はリタイアされて、海の近くの美しい村に住んでおられる。国からの年金は67歳にならないと支給されないが、企業年金が57歳で支給されたので、リタイアをして、美しい場所に家を買い、残りの人生を楽しむことになさった。かわいい2匹の猫ちゃんと共に。

最初の目的地、金閣寺にタクシーで行った。鯉が滝を登り、龍になるという伝説を表現した『鯉魚石』の前では、一緒に’🎵Puff the Magic Dragon lived by the sea🎵’ をゲストと一緒に歌った。ゲストと年齢が近いと、この歌を歌える。

今日はそれほど混んでいなくて、金閣の前で、人の入らない写真を撮ってあげることができた。もみじが少し、色づき始めている。


金閣寺を出て、石段を降りたところで『豆政』というテントのお店がある。ゲストはわさびピーナッツを買われた。あっ、黄色い帽子の集団が降りてきた! 早く立ち去ろう。


次はタクシーで二条城に行った。グラハムさんはとても面白い方で、ジョークの連発だった。ロビンさんはおしゃべりが大好き、と自分でおっしゃっていた。「二条城はショーグンが京都に来た時だけ宿泊するホテルのようなものなんです」と説明すると、グラハムさんは、「それで家具がないのかー。じゃあプールは? 温泉は? マッサージルームは?」ロビンさんは建物も庭の植物もじっくりご覧になった。御殿の中の白い壁に描かれた波が立体的に見えるとおっしゃった。ほんとだー。ゲストに教えられることが多い。ナイチンゲールの鳴き声がやかましい御殿を出て、お庭を散策した。


またタクシーに乗り、錦市場に行った。ここでは外国人観光客がひしめき合っていた。昼食は何にしようかな?グラハムさんは天ぷらが大好物。天丼のお店に入りたそうにされたが、ロビンさんに却下された。しばらく歩くと『元蔵』といううどん屋さんがあった。私は入ったことがなかったが、お二人の決断は早い。グラハムさんは天ぷらうどん、ロビンさんと私はこの京うどんを食べた。湯葉や生麩を説明するのが難しかった。やや甘めのお出汁がとても美味しくて、お二人に満足していただけた。グラハムさん、お出汁を全部、飲んじゃいました。


お二人は東京、高山、金沢などで市場に行かれたので、もう市場は行かなくてもいいとのこと。市場の真ん中あたりで離脱した。
阪急電車と嵐電で嵐山に向かった。竹林の端から端まで歩いた。パンダには会えなかったが、人の映り込まない写真を撮ってあげることができた。竹林を出て亀山公園を通って、渡月橋まで歩いた。静かで夕暮れ時の景色が美しかった。喜んでもらえた。歩きながら、お二人のお庭には藤棚もあり、多くの木や花が植えられていることがわかった。花の名前がわからない時は、グーグルレンズに教えてもらった。


川まで降りてきた。今日はボートがいっぱい。1000年前は平安貴族たちがドラゴンボートに乗って和歌を読んだり。今は恋人たちが小さなボートを漕いでいる。


渡月橋を渡り、阪急嵐山駅に向かった。60代の三人、よく歩いたね。
駅の近くで小休止。イチゴが気になる。串にイチゴを3粒さして、飴でコーティングしたイチゴ飴を召し上がった。買い食いは美味しいね。ロビンさんの子供の頃は、食べ歩きをするとお母さんに叱られたそうだ。私の子供の頃と同じだ。


阪急の大宮駅からタクシーでホテルへ。無事にツアーが終了。お二人は2週間の旅を楽しんでおられる。高山ではちょうどお祭りをやっていて、あの有名なからくり人形をご覧になったそうだ。ラッキーなご夫妻だ。明日は宇治で抹茶体験。そのあと広島に行ってから、羽田空港から帰国される。残りの旅も楽しんでください。私は、素敵なご夫妻のおかげで京都旅を楽しむことができました。

ご褒美はココア。五条駅の近くのカフェに入った。丁寧に入れてくれたものは美味しい。



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