ホテルの中庭。ゲストはデンマークからこられた若いカップルだった。女性のヘラさんは28歳、男性のイェスパーさんは30歳。コペンハーゲンで一緒に暮らしておられる。私が「ゴーモーン」と言うとびっくりされた。デンマーク語でグッドモーニングという意味だ。地下鉄、京阪電車、叡山鉄道を乗り継いで、1時間くらいかけてようやく鞍馬駅に着いた。車中では、学生の頃、デンマーク語を勉強したこと、1ヶ月間、コペンハーゲンでホームステイしたこと、2017年に友人とデンマークを旅行したことなどを話した。ユトランド半島の東にヒュン島があり、さらにその東にシェラン島がある。首都コペンハーゲンはシェラン島にある。ユトランド半島からシェラン島に行くには2回、海を渡ることになる。40数年前は、列車ごとフェリーに2回入り、シェラン島に到着した。その話をゲストたちにしたら、大変驚かれた。今は橋がかかっている。おばあちゃんが孫に昔話をしているようだった。
背が高く、足の長いお二人は、私とはストライドが違う。昨日は自分たちで伏見稲荷の稲荷山の頂上まで登られたそうだ。ガイドがこんなおばあちゃんでごめんね🙏 駅前で、山椒入りのおかきを買った。山椒は鞍馬山の名物。あとで食べてもらおう。
10分くらい歩くと、由岐神社に着いた。見事な杉のご神木。
今夜、神社のお祭りがある。鞍馬の火祭りとして有名だ。夜は1万人が集まるとも言われている、朝から儀式は始まっているそうだ。かみしもをつけているおじさんに話を聞くことができた。今、神様をお社からお神輿に移す儀式が終わったそうだ。お神輿はこの写真の奥に見えている。7時から子供神輿が動き出し、8時からは大人が十人くらいで神輿を担ぐそうだ。夜空を舞う松明の炎はいつ頃、見られるのだろうか。
このあと写真を写す余裕がなかった。おばあちゃん、つまずいて転びでもしたら、洒落にならない。注意深く、山道を上ったり下がったりした。鞍馬寺の本堂前では、両手を大きく伸ばして、宇宙のエネルギーを感じてもらった。ヘレさんは御朱印を集めておられた。鞍馬寺で書いてもらった。御朱印帳は鎌倉で買われたそうだ。鞍馬寺の後は、貴船神社まで坂道を降りていく。これが意外ときつく、1時間くらいかかった。途中で道が平になっているところがあったので、小休止。後ろから若い三人の日本人もやってきた。五人の若者は、おばあちゃんの通訳でしばらくお話をした。ゲストさん、日本の若者とお話ができて楽しそうだった。
今夜、神社のお祭りがある。鞍馬の火祭りとして有名だ。夜は1万人が集まるとも言われている、朝から儀式は始まっているそうだ。かみしもをつけているおじさんに話を聞くことができた。今、神様をお社からお神輿に移す儀式が終わったそうだ。お神輿はこの写真の奥に見えている。7時から子供神輿が動き出し、8時からは大人が十人くらいで神輿を担ぐそうだ。夜空を舞う松明の炎はいつ頃、見られるのだろうか。
このあと写真を写す余裕がなかった。おばあちゃん、つまずいて転びでもしたら、洒落にならない。注意深く、山道を上ったり下がったりした。鞍馬寺の本堂前では、両手を大きく伸ばして、宇宙のエネルギーを感じてもらった。ヘレさんは御朱印を集めておられた。鞍馬寺で書いてもらった。御朱印帳は鎌倉で買われたそうだ。鞍馬寺の後は、貴船神社まで坂道を降りていく。これが意外ときつく、1時間くらいかかった。途中で道が平になっているところがあったので、小休止。後ろから若い三人の日本人もやってきた。五人の若者は、おばあちゃんの通訳でしばらくお話をした。ゲストさん、日本の若者とお話ができて楽しそうだった。
ようやく木の根の道まで来た。この辺りの土が硬いので、根が地上に出てしまっている。
貴船神社にようやく到着。この景色、気に入っていただけた。ここでも御朱印をもらった。
これは、難除守。難を縛る道具らしい。詳しく聞いてみたら、スマートフォンを吊るせるそうだ。
神社から駅に向かって歩くと、バス停があった。日曜日は本数が多いのでバスに乗った。バスの車窓から見た景色。
ようやくホテルに近い烏丸御池駅に着いた。地上に出ると人だかり。今日は京都三代祭の一つ、時代祭が行われている。見れたらいいね、と言っていたら、本当に見ることができた。静かなお祭りですね、とイェスパーさん。確かに。雅な京都のお祭りなので。
鞍馬のお祭りと時代祭。日常とは違うものが見れてラッキーだった。ハイキング中の景色が美しかったし、神社やお寺にも行けてよかったというヘレさんの感想だった。私は無事に終われてホッとした。お二人が話されているデンマーク語は全くわからなかった。お二人とも旅行中に行った場所やこれから行く場所の地名を正確に覚えておられた。記憶力がいい方たちだ。27日にまたお会いしましょう！
夫ご飯。
