日々是好日

7月21日(木)吉田拓郎、最後のテレビ出演

玄関ドアを開けたら、ホテイアオイの花が咲いていた。


今日のブランチ。今日から一日2食に戻った。


昨日の大阪のコロナデータ。陽性率98.4%。何かの間違いでは?いずれにしても、感染者数は実際にはもっともっといるということ。


パルスオキシメーターが届いた。酸素飽和度が98、脈拍が77。酸素飽和度が95を下回ったら、連絡するように言われている。


録画していた「京都ぶらり歴史探訪」 今回は「世界遺産・天龍寺」

法堂(はっとう)の天井画。龍が睨んでいる。どこから見ても龍に睨まれるそうだ。実は、法堂に入ってこの龍を見たことがなかった。一度、見ておかねば。


曹源池庭園。左に見えている山、嵐山が借景。


ずらっとベンチが並んでいる。観光客はこのベンチに座って庭園を鑑賞する。いつもいっぱいで、空席を探すのが難しい。私は2人のゲストが座れる場所を見つけたので、場所をキープしようと思って走った、と思ったら、小石に躓いてバタッと倒れた(❌のあたりで)。喧騒が、一瞬ピタッと止まった。なんとか自力で起き上がったら、優しそうな女の人が、おしぼりを差し出してくれた。いまだにその観音様みたいに優しそうな人の顔を覚えている。2019年4月1日のことだった。かかりつけの整形外科に寄ってから帰宅したら、里帰りしていた娘に「そんな足で、よう1人で帰ってきたね」と言われた。幸い、骨折はしていなくて、3日後にはまた京都で仕事をした。打撲した膝は、1ヶ月くらい痛かった。


夕食はカルボナーラとミネステローネ。先週の金曜日にバジルのパスタとミネステローネを作るつもりで、トマト缶も買った。その日の晩からしんどくなったので、作れなかった。友人にいただいたバジルは黒くなっていた。今日のパスタはインスタントのソースを使った。


8時から10時まで『LOVE LOVE あいしてる 吉田拓郎卒業SP』を観た。録画ではなく。

これが吉田拓郎の最後のテレビ出演になる。『LOVE LOVE あいしてる』は、1996年10月から4年半、土曜夜の11:30から12:00まで放送されていた。その頃、ほとんどテレビを観ていなかったが、この土曜日の深夜番組だけは、毎週楽しみにしていた。何を隠そう、吉田拓郎のファンだったから。


Kinki Kidsはこの番組で、拓郎にギターを教えてもらった。篠原ともえの楽屋突撃インタビューから始まって、いくつもコーナーがあった。30分番組なのに、実際にはかなり時間をかけているようだった。
『全部抱きしめて』を歌っているのはキムタク。いくつになってもかっこいい。


拓郎さん、76才。ガンや鬱になり、最近は大変そうだった。それでもトークは面白い。人に媚びないところが魅力。


キムタクは『硝子の少年』のバックをどうしてもやりたいと。生田斗真、風間俊介と共にバックダンス。


『落陽』 拓郎さん、ちょっと元気が出てきた。


さんまさんも登場。後ろに見えている人はピアノの武部聡志。武部さんを見るのも楽しみだった。


あいみょんの詩の良さを真面目に語る拓郎。結構、理論家なんです。


フィナーレはこの番組のために作った曲『Sayonara あいしてる』作詞:吉田拓郎、作曲:Kinki Kids。最後、吉田拓郎はギターをもって後ろを向いていた。泣いていたかもしれないが、彼らしく最後まで湿っぽくならなかった。


高校3年の時に吉田拓郎を知った。テレビのメジャーではない局でコンサートを放映していた。なんだこの人は?これまでのフォークソングとは違う。メロディも歌詞も変。歌もうまいわけではない。でも心を掴まれた。あの時の衝撃はまだ覚えている。大学に入って、陽水や荒井由美やかぐや姫も聞いた。洋楽も多少、聞いた。でも一番聞いたのは吉田拓郎だった。♪人間なんてラララ ララララララ♪  やはり、天才だ。引き際も見事だった。私の青春も終わった(何十年も前に終わっているし)



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