9月1日にキーウの小学校が始まった。入学した1年生の教室。リボンをつけた女の子たちが可愛らしい。花束を先生に渡す小さな紳士もいた。
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ところが、この番組のテーマは“guilty syndrome”だった。ウクライナから他国に避難した人たちの中には、自分だけ安全なところにいて申し訳ないという罪悪感に苛まれる人が少なくないそうだ。この写真のご夫婦はアメリカに住む娘さんの家に避難したが、罪悪感に耐えきれずにウクライナに戻ることにした。爆撃の恐怖より罪悪感の方が辛いとおっしゃっていた。
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ナターシャのお母さんがお辛そうで家から一歩も出ないので、色々なお誘いをした。市営住宅には他にもウクライナの避難民がおられる。みんなで『ウクライナの集い』をしませんか、と提案したことがあった。ウクライナにいる家族や友人が苦しんでいるのに、自分だけ楽しむ気分にならないと断られた。このテレビ番組を見てやっとわかった。楽しい時間を共に過ごすことで元気になられると思ったのは大きな間違いだった。
金閣寺のパワーポイントをもう1枚作った。金閣寺ではお札が拝観券になっている。クィーンは京都が大好きだったと聞いている。映画『ボヘミアン・ラプソディ』で、フレディの大きな家に金閣寺のお札が貼られているのが、一瞬映った。でもいい写真が見つからなかった。
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今日は久しぶりに劇を観に行く。『ミス・サイゴン』
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イープラスの貸切公演で、市村正親や高畑充希が出演する。
一度だけ世界的に名の知られた方をガイドしたことがある。この『ミス・サイゴン』の脚本と歌の作詞を担当された方だ。ガイドは個人情報を漏らしてはならないのだが、5年経っているから時効にしてもらおう。
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ガイドをする2〜3日前に、エージェントからworld-famousなゲストです、というメールをもらった。早く言ってよ。慌てて、同じくこの方が脚本を書いた『レ・ミゼラブル』をツタヤに借りに行った。桜の頃、奥様と2人の息子さんと京都に来られた。2日間案内した。体験の多いプランだった。『サムライシアター』で真剣に刀を振り下ろしておられた姿がチャーミングだった。何かの縁なので、チケットを購入した。一人1枚しか買えなかった。
オンラインチケットだった。スマホにチケットが配布される。
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少し早めに出て、ジュンク堂に寄った。
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鎌倉のガイドブックを買いたかったから。3階で見つけた。
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これに決めた!。レジは1階にしかない。1階に降りるとレジには長蛇の列が。40人くらい並んでいた。劇に遅れてはいけないので、諦めて、Amazonで買うことにした。
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梅田芸術劇場に到着。
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この画面にできなくて、係の人にやってもらった。年寄りはこれだから、、、席は1階の後ろの方だったが、真ん中なので見やすかった。
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劇場内は、開演前でも撮影禁止だった。17:00に始まり、休憩時間はずっとトイレに並び、多分19:45に終わった。カーテンコールに何回も登場してくれたが、おしゃべりな市村正親さんも、一言も喋らず、皆、手を振るだけだった。私はこういうのが好きだ。
想像もしてなかったラストだった。こんなに泣かされるとは思わなかった。高畑充希さんの演技が上手く、感情移入していたからだと思う。
調べたら市村正親さんは73歳だった。声もよく出るし体も動く。とても前期高齢者とは思えない。日頃、どれだけ鍛錬されていることか。私が20代の頃、劇団四季の『ベニスの商人』を観に行った。確か、市村正親と鹿賀丈史が出演していた。どちらがアントーニオを演じたのか覚えていない。ただ日下武史のシャイロックは印象に残っている。ユダヤ人って、人相の悪いお金に汚い人だと思った。ステレオタイプの偏見を持ってしまった。