東京の空の下

人にはあまり話せない私の喜怒哀楽を、つらつら書いています

■1/20夜

2009-01-21 00:24:57 | 冬の絵空
今日は、お芝居中に何度か拍手が起きました。
お芝居って、ライブと違って流れを壊してもいけないし、途中の拍手を躊躇してしまっていますが、お芝居慣れしたお客様が多かったのでしょうか?

一度拍手が起こってしまうと、あさってからはみなさん躊躇なく拍手なさるのでしょうか?
私が1番拍手したい場所には、まだありませんでしたけど、あさってからは拍手が起こるかな?

今日は、とっても申し訳ないのですが、お話にはイマイチ入り込めず。
私も、宗十郎さんも、少々お疲れ気味?
一方、普段は、粛々というよりは、そこそこな演技の橋本じゅんさんですが、今日はいつもになくイキイキしてました。
客席に、どなたかがご覧にいらしていたのか?

話に入り込めない分、ストーリーにあまり関係ない部分を重箱の隅をつっつくように観てました。

私の好きなシーンのひとつが、神主さんと巫女さんのからみ。
神主さんは毎回アドリブを入れるんですけど、今日は「かしこみ」にひっかけて、「かしまし娘」の唄を歌い始めちゃったもんだから、大受してしまいました。
子ども頃、かしまし娘が大好きだったんです。

でも、年齢的なもの?
関東だから?
受けていたのは私だけだったような。。。

巫女さんも、ほっぺや声がとってもかわいいし、あの場面は細かい動きをしてますよね。
宗十郎さんの登場まで、いつもふたりの動きから目が離せません。

あと、ついつい目が行ってしまうのが、新谷真弓さんの手。
すごく小さくて細くてかわいいの。

そして今日の席でよく見えたのが、討ち入り前の大石さん家の利兵衛さん。
普段は、利兵衛さんも気になるから、チラ見はするものの、どうしても宗十郎さんを凝視しちゃうんですよね。ほとんど動かないのにね。
でも、今日の席は利兵衛さんが真正面だったので、宗十郎さん凝視はお休みしました。

したりやったりって顔したり、やばいって顔したり、ひらめいたって顔したり、セリフはないところでも、顔でしぐさで雄弁に語っていました。
そして、、、

いやいや、お見事です。


帰りがけに、気になる一言を聞いてしまいました。

観劇したふたり連れのアジョシのひとりが「本もともかく、、、」って言ってたの。耳を澄ませたんですけど、その先は聞こえず。

「聞き捨てならないなぁ、本もともかくって、いったい、なにを言いたいんですかい」って、宗十郎さん張りにたずねたかったわ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。