南極の番組を見ていたら、海の上に出ている氷は
約10%で残りは海の中、と言っていました。
そういえばなんで10%なんだろう、
意味がある数字なのかな
とふと思います。
もし、海水がそのままただ凍ったとしたら、
海の中に見えずにそのまま存在しているはず。
でも、氷が浮かぶということは、
相対的に氷は軽くなっているはずです。
重さが変わらないのに相対的に軽くなるというのは、
水の重さと同じながら、体積だけ増せばいいわけで……
とすると、体積が増えた分、相対的に凍りは軽くなって、
その増加分が約10%なのでは?
と思い立って調べたら、水から氷への膨張率は約10%。
ほんとうにそういう話だったようです。
……ということは、水上にでてこず、
水中でただよう浮力の金属の玉を作り、
中の空気の量を変えずに中から殻を押し広げて
体積を大きくするようにすれば……
増えた体積の分だけ相対的に軽くなって、
浮上してくるはず……?
世界のルールは考えるとおもしろいですねえ。