古文解読まんがの絵を描いても描いても話は進まず。
描いたところで読まれるわけでもなく、
ネームを切るのさえものすごくつらくなり、
スマートフォンクーラーの作成をやっていたこともあって
二か月くらい手をつけられませんでした。
描き続けていることで変わるかも、とも言われますが
ほぼすべての時間を捨てて8年間くらい、
ただひたすらに苦しみながらショートショートを書き続けても
まったくの無駄にしかならなかったという経験があるので、
賽の河原で石を積むような、意味がないと予想がつく行為を
やりつづけるのはほんとうに精神的にこたえます。
せっかく発見したことを抱えたまま死んでいくのもつまらないし、
もうどうでもいいから内容だけ残しておこうかと思って、
思いついたキンドルの電子本について調べてみました。
昔は本が売れて報酬が発生すると、いつかの月末に振り込まれるものの、
そのときに海外送金手数料などで1500円くらい引かれるため、
ひとつきの報酬が1500円くらい以上でなければ、
売れても売れただけ無駄、上がりは全部アマゾンか海外銀行に
持って行かれるはずでした。
が。今回調べてみたら、いつのまにか、
海外送金手数料っぽいものがなくなり、
そんな小額の報酬でも振り込まれる……みたいに
書いてあるように見えました。
本当なら、そんなキンドルでいいのかもしれません。
というところで、いつ書いたのか忘れた
昔の文章ファイルをひっぱり出して、
内容を見ながら手を加えてみました。
昔は学術的なところに出して学術的な評価が欲しかったので
なるべく平坦に書いてありましたが、
どうせもうそんなところには出せません。
それなら、そもそものわたしの原動力は怒りや憤りなのですから
そのまま平坦ではなく書いてしまえばいいのです。
というところで文章をいろいろ考えていたら、
六時間くらい飛んでいました。
やはりまともなことに頭を使って、文を書くのはすごく楽しいです。
文章に関わって人並みな生活が送れるような人生だったらよかったですが……
文章にも関わらず、人並みには到底とどかず、
吹けばとぶよな、何かあればすぐ首を吊るしかない人生に
ため息しか出ません。