goo blog サービス終了のお知らせ 

鏡の法則の続き②

2010年10月05日 | なんでも仙人のメッセージ

『そんな時もあるよな~。』
         by なんでも仙人


ヒラヒラヒラ・・・舞い降りてくる半紙。

「なんですか?これ?」


「なんですかって、これはな、自分を許してやる時のおまじないじゃよ。」


「おまじない?」


「そう、おまじない。」


「???」


「そち、分かっとらんな?このおまじないの効力。
  これには、深~い意味があるのじゃよ。」


いったいどんな意味があるんだろう・・・?
わたしはなんでも仙人のとぼけた口元をみながら、
だんだん話に引き込まれていく自分を感じていた。


「人には得意なことと苦手なことがある。
  得意なことはすぐにできるが、苦手なことは努力している割に、
  なかなか成果が出にくいものじゃ。」


「そうですね。」


「この苦手なものをなんとか克服しようと頑張り続けるとどうなるか?
  成果がなかなかでない自分に苛立ちを感じはじめるのじゃ。そしてな、
  成果が出るまでの期間が長ければ長いほど、自分はダメだなぁと落ち込んでしまう。
  それに追い討ちをかけるように、こんな言葉が頭に沸いてくる。
  『どうして自分はこうできないんだろう?あの人はこうできるのに・・・。』」


そのとおりだなぁ・・・とわたしは思った。
わたしが落ち込む時は、いつも二段階だ。
自分の努力がなかなか成果に結びつかなくて落ち込み、
さらに人と比較して「自分はだめだなぁ。」と落ち込んでしまう。


「そもそも苦手なものは、努力していても成果が出にくいものなんじゃ。
  時間がかかるんじゃよ。しかし多くの者は、
  自分の努力が足りないせいでできないんだと、無意識に自分を責める。
  親やまわりの者から責められる場合もあるよのぉ。
  『なんでこうできないの?』『努力がたりないんじゃないの?』と。
  しかし自分が苦しいと感じておることが、努力しておる証拠なのじゃ。
  努力しているからこそ、結果がでないことが苦しいわけじゃ。」


「・・・・なんだか涙がでそうです。」


「泣いてもよいぞ。ほれ、さっき鼻かんだ紙そこにあるじゃろ。あれ使え。」


「やですよ!も~。」


「さて自分を許してやることじゃがな、そちが自分に対しつくったルール、
  『自分ばかりしゃべってはいけない』
  『みんなの話も聞かないといけない』
  『人の会話を奪ってはいけない』
  これを少しゆるめてやることじゃ。
  ゆるめるとは、完璧を目指さないということ。 
  『そりゃぁ、できない時もあるさ~、人間なんだから。』これくらいが丁度いい。
  そこで出てくるのがあのおまじない。」


『そんな時もあるよな~。』
        byなんでも仙人


「なるほど~。確かに、そんな時もあるよな~って思ったら、
ちょっとだけ心が軽いですね。」

「ふむ。自分に対して優しくなるとな、
  人が同じことをした時、許してやることができるんじゃよ。」


「そうかもしれません。」


「するとな、おもしろい変化が起きる。」


「おもしろい変化?」


「そう、相手をいくら変えようとしても変わらぬが、
  自分が変われば、相手が変わる。」


「えっ?まじで?!」


「まじもまじ、おおまじよ。」


「そんなことって・・・。」


「あるのじゃ。そちたちの世界は、そのようなしくみになっておる。
  そちらが知らんだけなのじゃ。」


「どうして!どうしてそんなしくみになってるんですか?」


「それはな・・・。」


「はい!」


「そのしくみのわけとはな・・・。」



「しくみのわけとは?なんですかなんでも仙人!」



「あっ、ちょっとトイレ・・・。」


「おい!」


         なんでも仙人のミニワーク②
  
  
        『あなたは苦手な人のどこが気になりますか?』
  

        『あなたが自分に許していないことがあるとすれば、
                  それはどんなことだと思いますか?』 




最新の画像もっと見る