お気楽日記、やりたいことはいろいろあれど。

気まま旅に、気まま読書、やりたいことはいろいろあれどなかなか実現できないでいます。なにか達成したら、記録してみます。

スロヴァキア・ポーランド旅行(1)~旅の始まりは、ちょこっとだけ隣国、ウィーンから。

2012-07-15 23:07:17 |  スロヴァキア&ポーランド(&ウィーン)

計画を立てはじめ、早めの航空券の購入。直行便のないスロヴァキア・ポーランド、日本からの行きはウィーンへ降りて一泊することにしました。

出発は、夏至のころ、6月下旬の週末となりました。機上から見おろすドナウ川の姿、1年ぶりです。

空港駅、券売機で言語切り替えして、2ゾーン、というのを買って乗車。紙幣は5ユーロまでの少額のものまで使用可みたいですね。

昨年の旅行では、ウィーンには乗継で空港を通過しただけで、市内へ出るのは今回が初めて。しかし今年も主たる目的地の隣国のタトラ山地へむかうため、翌日の夕方にはスロヴァキアへ移動、ウィーンにはせいぜい半日程度しかいられません。宿泊先に選んだのは、地下鉄駅から歩いて5、6分、中心街へもあるいて10分程度という安いながらも便利な宿。ちょっと落ち着いた路地裏で雰囲気も良く、夏場の混雑にかかる時期ですが、無事予約。朝、チェックアウト後も、ここに荷物を置いて観光することにしました。

さて、どこへ?何日滞在しても見どころが多く回りきれないほどの有名な街なのでターゲットはしぼらねば。

ひとつめは、東京でもっともいま注目の場所がスカイツリーなら、ウィーンで注目の場所はここ?という、5月初めに開店した、欧州初の猫カフェ、「カフェネコ」さんへ。メディアでもあちこちとりあげられていたので、旅行準備を始めて間もなくの頃、わたしも目にしました。おしいいケーキとお茶をちょうだいして、ほかのお客様たちと同様、わたしもながめたり、ちょっとおもちゃでちょっかい出してみたり。旅の初めで、まだ不安な頼りない旅人をくつろがせて、帰り際まで楽しませてくれた猫さんたちと、素敵なお店に感謝です。

1年ぶりの海外一人旅、これでちょっと安心してきて、街歩きも順調に。カフェの後は、シュテファン寺院の塔へ登り、ウィーンの街並みを一望。そのあとは、ウラニア天文台方面を回ってから、王宮をぬけて、自然博物館へ。あれ、なにか見覚えのある生きものの姿、と思ったら、明治天皇から贈られたという『東京湾の』タカアシガニの標本が、なぜか、博物館内のカフェの入り口に飾られていました。深い海の生き物なので・・え、東京湾?と、ちょっとびっくり。でも、ちょっと調べたら東京湾の出口付近は、ずいぶん深度があって、獲れるらしいんですね、いまでも。

      

このタカアシガニ、どうやら、5月下旬の箱根峠歩きのときに看板を見かけた、ケンぺルさんに関係があるらしいので、近いうちに、この方の関連本を読んでみようと思いました。

博物館内の内部はそれ自体が美術品のよう。展示内容は多岐にわたり、彩色された土器の類はやはり日本で発掘されたものとはだいぶデザインが違う印象。土偶は、でも、どこか似ているような。ヴィレンドルフのヴィーナス像にも、会ってきました。

   

生物の進化の部屋では、あ、警備員さーん、イクチオステガが、ケースから脱走してますよー!・・、と、失礼しました、生物の陸地への進出を示しているんですね。

半日あまりの散策の後、宿へ戻り、荷物を受け取って、地下鉄で一本の、ウィーン・シティ船着き場へ。この日の最終便の船でドナウ川を下り、スロヴァキアの首都、ブラチスラヴァへ向かいます。

 



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