ななたすはち(改)

BL小説家御堂なな子の日々の雑記と、たまにお知らせ。

『蝶々結びの恋』発売中★

2013-04-28 01:45:06 | お知らせ



ごぶさたしてます。久々のブログ更新です。
3月に新刊が出ていたんですが、
お知らせしようと思った矢先にパソコンが壊れたり、
そのパソコンのモニターに馴染めず頭痛を患ったり、
そのまま原稿期間に突入したりして、
なかなかブログまで上がってこれませんでした。
たいへん動きのないサイトですみません……!
今もまだ目からくる頭痛がひどいので、
一日に必要最小限しかパソコンに触れないようにしています。
XP愛してたのに。あなたのこと忘れないよ……っ。

随分遅くなってしまいましたが、
ルチル文庫さんから『蝶々結びの恋』が発売中です★
他人の小指の赤い糸が見える主人公が、
同級生の親友に初恋をし、そしてはなればなれになり、
大学で再会して、もう一度恋をするお話です。
親友の彼は心臓に重い病を抱えていて、
彼の赤い糸はとても儚くて、
主人公は気になってしかたなくて……という導入部です。
再会してからどんどん恋心が募るのですが、
そこには不器用な主人公ならではの悩みがあり、
なかなか二人はくっつきません。
主人公は自分の赤い糸が見えないので、
自分で自分の背中を押すことができずに、
ぐるぐる悩みます。
不器用で未熟で青い、そんな二人のお話です。
鈴倉温先生のイラストがすごくかわいくて、
二人とも頭をぐりぐり撫でてあげたい衝動にかられます。
表紙からもうラブがいっぱいです!
先生のイラストとともにぜひぜひお楽しみくださいませ!

『蝶々結び~』を読んだYちゃん(例のあとがきの)は、
「泥水の中に咲いたハスの花みたいな話」って言ってました。
ひどいな!泥水って誰ですか!

今回は二人の高校時代から話が始まるのですが、
同級生の友達、担任の先生も含めて、みんなピュアです。
悪い人はこの話にはいらないと思って、あえて出しませんでした。
主人公たちが一番ピュアピュアです(笑)
久しぶりに青い空が透けて見えるような話を書きました。
ぜひたくさんの方に読んでいただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。



ルチル文庫さんからの初めての発刊に続き、
5月に2冊目を出していただけることになりました!
タイトルは『つめたい恋の代償』です。
この本に関しては語りたいことがいっぱいあります。
ブログで書けるかどうかはちょっと分からないですが、
あとがきではアナウンスできると思いますので、
こちらもぜひチェックいただけると嬉しいです。