28日にルチル文庫さんから、新刊『お月さまの言うとおり』が発売されます!
神社の息子・真理と寺の息子・清士が登場するお話で、二人は小さなケンカが絶えない幼馴染。
清士の留学でいったん離れていた二人ですが、
真理が実家の神事の主役を務めることになったことから、再会してしまいます。
ケンカになるくせに清士のことが気になって仕方ない真理と、
そんな真理を幼少の頃からかまい倒して、泣かせてきた清士。
なかなか素直になれない二人が、神事を通して向き合い、お互いの想いをぶつけ合います。
テーマは幼馴染たちの恋なのですが、主人公の真理には切ない成長物語でもあります。
恋を叶えて大人になるための通過点。真理の小さな別れにもご注目ください。
街子マドカ先生の素敵な表紙が目印です。兎耳のちっちゃいのがかわいいんですよー。
ぜひぜひ書店等でお手に取っていただけたら嬉しいです!
ルチルさんでは『爪痕』を出していただいた後ですから、
シリアス→コミカル・ファンシー(ファンタジーではなさそうです)へのギャップがすごい。
とても読みやすい楽しい作品になっていると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。