田中優さんのトークイベント無事終えました。秋田県内でお話しするのは初めてということでしたが、聴講した方にも優さんの前向きな精神力、行動力がいい影響を及ぼしたようでした。
優さんはチェルノブイリ以降からずっと世界の貧富の差ができる仕組みや戦争が起こる理由、必要の無い危険な原発に日本が依存していることなどを私たちに投げかけてくれていました。社会のあり方も都市集中型から地方での自給自足的生活や地産地消、地域内流通など地方を活性化するアイデアを綴った『地宝論』という本で紹介してくれていました。
~トークイベント内容~
原発を再稼動しようとしている日本、何故そんなに原発が好きなのか?それには利益を最大にして電力会社が潤うからくり(一兆円かけると、電力会社は300億円儲かる(総括原価方式))があり、それを利用して儲けたいという電力会社のエリートたちの私利私欲があるからです。架空の利益とムダなエネルギー消費を促してきたのです。そして、電力会社は原発が高コストであることを隠してオール電化を進めてきました。それは一度稼働したら止められない原発のためには安定した需要量が必要となり、オール電化は一番電気を使ってくれるからである。(昼間の電気供給と夜間の電気の供給を変えられない)一度稼働したら止められない原発のためには安定した需要量が必要となる。オール電化が勧められたのにも一番電気を使ってくれるから、という理由でだと…。
気になる自然エネルギーの中では太陽光発電と小水力発電と太陽光温水器を使用しての二次的な発電と薪ストーブ、バイオマスなど併用が秋田では合っているとのことです。個人でもいいけれど、自治体のような小さなコミュニティが共同で始めることも提案されていました。
まず今の暮らしを変えていくには、少エネ製品に替える、20アンペアで暮らして(1960年代の暮らし方)で節電する、エネルギーを自給した方法を取り入れる、または切り替えてオフグリッドな暮らしをすると変化していくと良いとのこと。優さんが運営している自エネ組みで色々販売促進もされているとのことです。
都会集中型の社会を変えるには田舎で豊かに暮らしていく見本を見せると人が流れてくるようにきっとなるし、「危険だから原発をやめなくては」ということばかりでなく、地域が主体で皆ワクワクしながら暮らしていくことが大事とのことでした。
優さんのイベントの前日ににかほ市で鎌田實さんの講演会がありました。私は彼の『「がんばらない」を生きる』を買って読み始めたところでした。鎌田實さんといえば、チェルノブイリに子どもたちの診察に行った方です。以前のなな色メールではクロワッサンに掲載された記事を資料として紹介させていただいています。彼は決して裕福ではなかった養父母に育てられました。母親の病気、頑固一徹な父親の厳しさ、近所の人から助けられて育ったこと、そういったことによって彼は人間の良い部分を信じることが出来る、という強みを持ったとのこと。
医師を目指した時、育ての父が言った言葉はただ一つ「患者(弱者)の心に寄り添う医者になってくれ」でした。鎌田さんの医療についてのお話は本を最後まで読んでから書かせていただきます。地域医療についても後半に色々エピソードがあるようです。
講演会ではにかほ市の中高年向けに、笑い、リラックスが副交感神経の亢進にいい、ゆっくりするラジオ体操などなどお話ししておられました。
助け合って生きるのが自然だった時代、でも助けられてばかりは少し悲しい、まだらな心があったと言います。でも皆、人の温かさを感じられていたから、自殺という選択なんてできなかったのでしょう。今の日本の自殺者の多さはおかしい。他殺も勿論多いです。残虐な事件が毎日で聞いているだけでおかしくなりそうです。映画や小説の中だけにして欲しいです。テレビドラマやニュースで日常の中に殺人事件を流すのも良くないのではないでしょうか。
つづく
優さんはチェルノブイリ以降からずっと世界の貧富の差ができる仕組みや戦争が起こる理由、必要の無い危険な原発に日本が依存していることなどを私たちに投げかけてくれていました。社会のあり方も都市集中型から地方での自給自足的生活や地産地消、地域内流通など地方を活性化するアイデアを綴った『地宝論』という本で紹介してくれていました。
~トークイベント内容~
原発を再稼動しようとしている日本、何故そんなに原発が好きなのか?それには利益を最大にして電力会社が潤うからくり(一兆円かけると、電力会社は300億円儲かる(総括原価方式))があり、それを利用して儲けたいという電力会社のエリートたちの私利私欲があるからです。架空の利益とムダなエネルギー消費を促してきたのです。そして、電力会社は原発が高コストであることを隠してオール電化を進めてきました。それは一度稼働したら止められない原発のためには安定した需要量が必要となり、オール電化は一番電気を使ってくれるからである。(昼間の電気供給と夜間の電気の供給を変えられない)一度稼働したら止められない原発のためには安定した需要量が必要となる。オール電化が勧められたのにも一番電気を使ってくれるから、という理由でだと…。
気になる自然エネルギーの中では太陽光発電と小水力発電と太陽光温水器を使用しての二次的な発電と薪ストーブ、バイオマスなど併用が秋田では合っているとのことです。個人でもいいけれど、自治体のような小さなコミュニティが共同で始めることも提案されていました。
まず今の暮らしを変えていくには、少エネ製品に替える、20アンペアで暮らして(1960年代の暮らし方)で節電する、エネルギーを自給した方法を取り入れる、または切り替えてオフグリッドな暮らしをすると変化していくと良いとのこと。優さんが運営している自エネ組みで色々販売促進もされているとのことです。
都会集中型の社会を変えるには田舎で豊かに暮らしていく見本を見せると人が流れてくるようにきっとなるし、「危険だから原発をやめなくては」ということばかりでなく、地域が主体で皆ワクワクしながら暮らしていくことが大事とのことでした。
優さんのイベントの前日ににかほ市で鎌田實さんの講演会がありました。私は彼の『「がんばらない」を生きる』を買って読み始めたところでした。鎌田實さんといえば、チェルノブイリに子どもたちの診察に行った方です。以前のなな色メールではクロワッサンに掲載された記事を資料として紹介させていただいています。彼は決して裕福ではなかった養父母に育てられました。母親の病気、頑固一徹な父親の厳しさ、近所の人から助けられて育ったこと、そういったことによって彼は人間の良い部分を信じることが出来る、という強みを持ったとのこと。
医師を目指した時、育ての父が言った言葉はただ一つ「患者(弱者)の心に寄り添う医者になってくれ」でした。鎌田さんの医療についてのお話は本を最後まで読んでから書かせていただきます。地域医療についても後半に色々エピソードがあるようです。
講演会ではにかほ市の中高年向けに、笑い、リラックスが副交感神経の亢進にいい、ゆっくりするラジオ体操などなどお話ししておられました。
助け合って生きるのが自然だった時代、でも助けられてばかりは少し悲しい、まだらな心があったと言います。でも皆、人の温かさを感じられていたから、自殺という選択なんてできなかったのでしょう。今の日本の自殺者の多さはおかしい。他殺も勿論多いです。残虐な事件が毎日で聞いているだけでおかしくなりそうです。映画や小説の中だけにして欲しいです。テレビドラマやニュースで日常の中に殺人事件を流すのも良くないのではないでしょうか。
つづく