超私事!葉月の『今日の出来事』

粗にして野、しかし卑にあらず。
お下劣大好き、お下品大嫌い!
オババの好き勝手な独り言。

暗い、見えない、ということ

2008年07月21日 | 独り言
夏至のころの定番イベント(?)となった
『100万ドルのキャンドルライト』だが、
私は、夏至の日だけにとどまらず
日の長い今の季節はロウソクをつける事が多い。

しかし、厳密に正直に言うと
ロウソクだけ、というのではない。
メインの照明は消しても、間接照明の小さいのをつける。


つい、先日のことだが
”本当に”ロウソクの光だけで過ごす、ということを実践してみた。


・・・・暗い。


当たり前のことだけど、
本当に暗い。

その日は、たまたまお月様の明るい夜だったから
窓の外から、ほのかな月明かりも入ってくるし
近所の照明や街路灯の明るさだって感じる。

でも、やっぱり暗い。
食事をするにも、お皿の中身も見えにくい。


電気がないって、本当”暗い”んだなぁ・・・とシミジミ思った。



今年は、『源氏物語千年紀』ということで(って訳でもないけど、笑)
与謝野晶子訳を引っ張り出して、また読んでいる。

あらためて
『光源氏って、本当に自分勝手な嫌な奴だ』
と思うわけだけれど、まあ、置いておいて。


今回”電気のない暗さ”を、再認識したことで
当時の恋模様が、いかに”手探りだったか”ということが
手に取るようにわかった。

想い人の衣擦れの音にときめいてみたり、
夜具の中に忍び込んできた人物が、誰であるのかを匂いで知ったり、
恋を囁きながら、月夜に照らされて浮かび上がったシルエットで
美醜を想像してみたり・・・・。
(実際は、御簾や几帳で隔てられているから、かなり親しくならないとね)

今の時代のように、全てを曝け出し
見えないところまで暴き出し
白日の下に晒して晒して、それでも相手が見えないと不安がっているのと

どちらがいいのだろうか・・・・。


いや、本当にスリリングだね。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヒロシとピョン吉 | トップ | 具体的にお願いします »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (でっちゃん)
2008-07-21 21:53:08
葉月さん
こんばんは。連休はどう過ごされていたんですか?
やっぱりショートの葉月さんはとっても素敵で奇麗だと思います。
返信する
でっちゃんへ (葉月)
2008-07-22 07:02:07
連休・・・でしたよね(笑)
暑くて大変でした。
髪が短いお蔭でラクでしたけど、ショートは身だしなみを手抜きすると、てきめんに”歳が表面化する”と実感しました。
返信する

コメントを投稿