昨日はある講習会でした。
実は『話す』ということについてを中心にお勉強しているのです。
一緒に受講している同期の方は、こういった内容の講座をいろいろ受講されているそうです。
そのうちの一つに『聞く技術』というのがあるのだとか。
人の話を『聞く』ことに『技術』がいるのか?と大変に驚きました。
人の話を聞く。
ただ静かに静かに聴く。
自分の意見や想いを口挟むこと無く
ただひたすらに聴く。
川が上流から下流へサラサラと流れていくがごとく
語られている話を聴く。
大まかに言うとそんなことでした。
もっと深い、いろいろな意味があるのですが、
上記のような感覚で人の話を聴く、という行為が心に響きました。
もう、10年以上前のことです。
ごく親しいある人が自分の悩みを私に話しました。
一刻を争うような深刻さは無いけれど、その人にとってはとても大きくて深い苦悩を伴っていました。
とつとつと語るその悩みを私はただ黙って真剣に聴いていました。
話し終わって、お互いしばらく無言でしたが
彼女が
「葉月ちゃんは、私の話を聴いても何も言わないのね」
と言いました。
彼女の話は「心の問題」「人間関係の問題」であり
彼女と相手の関係性に関わることでした。
相手のことは知らないわたしが彼女の口から聞いただけの情報で語ることはとても難しく、
また彼女の「心」の問題は彼女自身が「語り、言葉にする=かたちになる」事で
おのずと答えが出てくるであろうという思いがありました。
あの時彼女はきっと何か形になるアドバイス(私の意見)が欲しかったのでしょうね・・。
でもただ語りたいときもある。
語って自分の思いをはっきりさせたいこともある。
『聞く』ということは、そう考えるとなかなか難しいものなのかもしれません。
実は『話す』ということについてを中心にお勉強しているのです。
一緒に受講している同期の方は、こういった内容の講座をいろいろ受講されているそうです。
そのうちの一つに『聞く技術』というのがあるのだとか。
人の話を『聞く』ことに『技術』がいるのか?と大変に驚きました。
人の話を聞く。
ただ静かに静かに聴く。
自分の意見や想いを口挟むこと無く
ただひたすらに聴く。
川が上流から下流へサラサラと流れていくがごとく
語られている話を聴く。
大まかに言うとそんなことでした。
もっと深い、いろいろな意味があるのですが、
上記のような感覚で人の話を聴く、という行為が心に響きました。
もう、10年以上前のことです。
ごく親しいある人が自分の悩みを私に話しました。
一刻を争うような深刻さは無いけれど、その人にとってはとても大きくて深い苦悩を伴っていました。
とつとつと語るその悩みを私はただ黙って真剣に聴いていました。
話し終わって、お互いしばらく無言でしたが
彼女が
「葉月ちゃんは、私の話を聴いても何も言わないのね」
と言いました。
彼女の話は「心の問題」「人間関係の問題」であり
彼女と相手の関係性に関わることでした。
相手のことは知らないわたしが彼女の口から聞いただけの情報で語ることはとても難しく、
また彼女の「心」の問題は彼女自身が「語り、言葉にする=かたちになる」事で
おのずと答えが出てくるであろうという思いがありました。
あの時彼女はきっと何か形になるアドバイス(私の意見)が欲しかったのでしょうね・・。
でもただ語りたいときもある。
語って自分の思いをはっきりさせたいこともある。
『聞く』ということは、そう考えるとなかなか難しいものなのかもしれません。
私も相手の話しを聞くときはまず相手に言いたいことを全部言ってもらいたいので、相づちをうつ程度にして、こちらから話しをすることはほとんどありません。
話しを聞いて欲しい(相談したい)と言う人は、半分(もっとかな)は自分の中で「こうしたい」ということが決まっていて、それを後押しして欲しいのでは?と思います。
葉月さんもおっしゃている通り
でもただ語りたいときもある。
語って自分の思いをはっきりさせたいこともある。
からこれは難題ですよ。
また話しをする(blogに書く)ことで、たまっていたもやもやを少しははき出せるということもありますよね。それだけで良いと思うこともあるし。
本当に難しいです。
#ところで何かおっしゃりたいことがあればいつでも呼んでください。話しを聞くくらいはできます。聞くだけで良ければすぐ参上いたします。焼鳥2~3本でOKです!
のんじさんもおっしゃっているように、相談者は話す前から、ある程度気持ちは決まってますから(自分で気が付いているいないに関わらず)、その気持ちを如何に引き出してあげるか・・・ですね。その気持ちを引き出してからが相談の本番ですものね。
相槌を打ちながら軽い質問をすると、たいていの場合、その人がどうしたい、こうしたいと言う気持ちは伝わってくると思いますので、それが無茶だったり変な結果になりそうならアドバイスをするようにしています。
大食漢ののんじさんが焼き鳥2~3本じゃ足りないでしょ(笑)。
人には誰にでも「受け入れてもらいたい、認めてもらいたい」という欲求があって
話す相手にも無意識にその欲求を求めているんだと思うのですよね。
ただ聞いてもらいたい、というような時は特にそうです。
ちょっと話がずれますが、営業する時は自分が話すより多く相手に話させることが重要だそうですね。
相手の言葉の中にはいつも答えとヒントがある。
『聞く』って実はとても奥が深いものなんですね・・・。
scopsさんのブログを拝見していても納得です。
scopsさんも、のんじさんも
『相談者は話す前から、ある程度気持ちは決まってますから(自分で気が付いているいないに関わらず)』
とおっしゃていますね。
本当にその通りだと思います。
語ること、文章にすることなど「表現」することで、心の中の漠然としたものがクリアーになるという経験をたくさんの方がしているのではないでしょうか。
答えは内在しているのに、人に相談せざるを得ない。
人は一人で生きられない、という証明のような気もします。