新宿しあわせ一也blog

現・「新宿44ファンタジータワー」支配人のブログです。
支配人になるもっと昔から 2007年スタート

死より怖い幸福

2013-02-20 00:08:00 | Weblog
もし舞台途中で突然何かの事故で終わりにされたら





幸福とは
過去の自分の記憶と照らし合わせて初めて実感できる
不幸も
また、過去の自分の記憶と照らし合わせて実感する
つまり
この世に絶対的な幸福も不幸も存在しない
たとえば
貴方がもし突然記憶を無くしたら?
その瞬間、何が幸せ?何が不幸?





幸福者の影には、その犠牲者が必ずいる
本当に幸福になるためには、その犠牲者にもならねばならない





よくドラマや映画で見かけるありきたりなシーン
死のうとしてる人を止め説得するシーン
「死んでどうする 幸福とは、生きてこそのことだ、死ぬことはその放棄だ」

生きてこそ

ほう

つまり、貴様は一生永遠に生き続けるのだな?


めちゃくちゃ幸福になりました
めでたしめでたし
そのかわり
永遠に、生き続けなければなりません

貴方ならどっちを選ぶ?





こんなこと言ったら、また色んな宗教家から怒られるんだろうなぁ笑

でも、言います笑 ここは、俺の一応ささやかなフィールドだから

死ぬ覚悟なく死んだ人は、永遠の命をめでたく頂けました、おめでとーさん
どうぞこれからも一喜一憂して生きてください 永遠に

死ぬ覚悟があって自ら死んだ人は、この世でいう命は無くなりましたが、次のステップへどうぞ
自分の意思で、納得をして選んだのだから、それでいいでしょう





20年くらい前
上京したばかりのころ
バイトしながら、食えない役者やってた
ギャラはおろか、チケットノルマ、衣装やその他経費も自前
あくび顔の、たかが5~60人の義理チケ客の前
それでも、この舞台で死んでもいいくらいの情熱でやってたなぁ
自己満足でもいい 
少なくとも、俺が幕を開け、俺が幕を閉じる
それならば、十分幸福だ

それがだ

もしも

俺の意思でなく
誰かが勝手に、いや、何かの事故や不可抗力で
勝手に、途中で幕が閉じたらどうだろう

もし舞台途中で突然何かの事故で終わりにされたら








最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。