個人的に今年触れた作品を、勝手に意味もなく表彰する「ちくぜんアワード」のお時間がやってまいりました。
昨年までのアワード作品は下記リンク参照。
●過去のちくぜんアワード日記
・2011年ちくぜんアワード
・2012年ちくぜんアワード
・2013年ちくぜんアワード
・2014年ちくぜんアワード
・2015年ちくぜんアワード
・2016年ちくぜんアワード
今年は何と言っても新日本プロレス漬けの1年だった。
2017年の1.4を観てからというもの、新日本プロレスの情報や試合をずっと追いかけ続けた。
反面、色々想う所があってアニメからは距離を置いた1年だったが、それでも面白い作品はあったのは良い事だと思う。
では、今年触れた作品の中で特に心に残った作品を下記に紹介していく。
※あくまで自分が2017年によく触れた作品なので、2017年より前に出た作品も含まれる。
■書籍部門
5位:笹森トモエ『放課後の優等生』
4位:山本崇一朗『からかい上手の高木さん』
3位:ミスター高橋『流血の魔術最強の演技―すべてのプロレスはショーである』
2位:金沢克彦『子殺し 猪木と新日本プロレスの10年戦争』
1位:原作サンドロビッチ・ヤバ子、作画MAAM『ダンベル何キロ持てる?』
まずは5位。エロ本だ。女は読むな。
いやこれは凄いですよ。笹森トモエ凄い。
オスが何したら悦ぶかっていうのを隅々まで刺激してくる描写の連発。
今年のエロ本1位はコイツだね。これで1年戦える。なんかもうそんな感じ。
あとこの人のマスコットキャラ(?)でもあるクワガ太郎シリーズ好きなんだよね。
LINEスタンプも買っちゃったよ。実は第2弾でねえかなって思ってるよ。
それくらい好きだよ。
4位は高木さん。甘酸っぱい100%。
基本からかい倒す高木さんなんだけど、西片がいない時にふと見せるほのかな想いがこれまたもうね。
これ以外の日常系は読まなくてもいいよ。それくらい甘酸っぺえ。
3位はミスター高橋本っていう、所謂プロレス暴露本。
俺みたいなにわか丸出しの新規層は「うわ~!プロレスの裏側ってこうなっとんか!おもしれー!」って思える。
ただまあこの本が出された時代が時代だし、プロレスファンであればあるほどこういうのは良くは思われなかったんだろうなあ。
アメプロ追従の筆者の主張もこれまたどうなのとも思う。
2位はゴング金澤視点で書かれた新日暗黒時代。
社内政治のようなものに振り回されながらも自己を主張していったレスラーたちの悲哀が印象的だった。
特に永田さんの苦労が凄い沁みる。
あと、俺はプロレスにガッツリ触れるまではアントニオ猪木という人間はマット界では完全無欠の存在のように思っていたんだけど、色々振り回すような事してたんだな~と思った。
1位は筋トレマンガ。
内容は人形遊び的な域なんだけど、今年からジムに通い始めた俺にとってはクリティカルな作品に昇華された。
絵柄が好みって言うのが一番大きくて、家で出来るトレーニングもある程度紹介されているのも助かる。
■アニメ部門
3位:笑ゥせぇるすまんNEW
2位:キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series
1位:昭和元禄落語心中 -助六再び篇-
冒頭でも書いたように、今年はアニメと距離を置いた1年だった。
飽きたというのもあるけど、一番の理由は「もうついていけねえ」と思った事だ。
悪い意味でアニオタ根性丸出しの3Dアニメがチヤホヤされだしたり、異世界で無双するもんが露骨に出てきだしたり。
俺の嗜好とは乖離したという印象が強い。
それでも良いなと引っ掛かったのが上記のような作品。
と言っても全部原作効果が強い。原作ありきで観ていたようなもんだ。
なので、アニメが良かったわけじゃなくて「原作が良いから当たり前よね」という域の話だ。
今年の流れからして、来年以降はあのガイジフレンズ並の低予算3Dを、2匹目のドジョウ根性で狙ったのが跋扈するわけだろ。
そういえば監督の続投ダメだったらしいじゃんアレ。どうするんだろう。約束された爆死か。
まあ監督も監督で勝手に内情をフライングでツイートするとかいうクソっぷりなわけですけども。
良いよ俺あいつら大嫌いだし、信者共々四散してくれりゃ言う事ないね。
あと異世界で自分よりレベルの低い奴から崇められるタイプ。ザ・現代のアニオタみたいなの。あの気持ち悪いやつ。
ああいうのが乱発されるんだろ。勘弁してくれよ。
スマホのやつとか凄かったな。そこまで自分たちのやってる事に自信がないんかおまえらはと言いたくなるレベルだぞ。
何がキツイかって、自分の凄さを表現するのに自分達よりレベルが低い存在を作って賞賛させるところね。
成長要素皆無だったもの。ただただ美少女に「アニメマニヤ様すごい!抱いて!」だもん。酷いわこんなん。
そんでもって敵対する奴にはヤケに容赦ねえんだよ。もう普段どんな扱い受けてるかってのは透けて見えるよね。
自分達に自信がないといえば、元旦のテレビ番組一覧観てたら「ニッポンよ!セカイを倒せ!」だの「スカッとジャパン」だの、ホルホル番組連発なのな。
あの手の番組に思うのはね、別に「自国スゲエ!」って言うのは良いんだけどさ。それを何で外人さんに言わせるわけ?主に白人様に。
コンプレックス丸出しやん。同じ自国民として恥ずかしい事この上ないからもうちょい隠せや。
まあ他の番組観るから良いんだけどさ。
俺としてはこういう風潮にカウンターを入れるようなオリジナルアニメみてえなのが出てきてくれればいいな~と思っているよ。
そういえば中国兄貴が伸び盛りらしいじゃないの。良いじゃない。「孫悟空対白骨婦人」みたいなの頼むよ。
少なくとも現状のアニメ界隈がちょっとでも面白い方に変わるんなら喜んで支持しちゃうよ。
■新日本プロレス部門
今回から新設された、個人的な新日本プロレスでのベストバウト。
他の団体の今後入れていきたいけど、現状では新日マット中心で観ているので、新日限定にする。
3位:獣神サンダー・ライガーvsTAKAみちのく(2017年5.17後楽園ホール)
2位:髙橋ヒロムvsドラゴン・リー(2017年2.11エディオンアリーナ大阪)
1位:オカダ・カズチカvsケニー・オメガ(2017年1.4東京ドーム)
3位はBOSJのライガーさんvsTAKAみちのく戦。
第1回の出場者でもあるライガーさんとTAKAの1戦。
鈴木軍ではなく、KAIENTAI代表として挑んだTAKAの心意気な!
そしてバックステージコメントも熱いものがあった。
2位はヒロムvsリー。
壮絶。今年観た試合の中で一番壮絶だった。
オカダvsケニー戦とこのヒロムvsリー戦で危険技に対しての物議がヒートアップしたんじゃないかと思う。
それくらい危ない技が多いけど、それだけに目が離せない激しい試合だった。
手が合う選手なんだなってのがよく分かる良い試合だと思う。
1位は1.4のオカダvsケニー戦。
たまたまテレビについていた「ワールドプロレスリング」を観たらこの試合をやっていたんだ。
そして、魅了されてしまった。プロレスすっげえおもろいと思った。
新日本プロレスの試合を全部観よう。新日本プロレスワールドに入ろうと決意した瞬間だった。
これ観ていなかったら、今年の俺はプロレスをしっかり観ることは無かったと思う。
それくらい重要で凄い試合だった。
■ゲーム部門
5位:アズールレーン(スマートフォン)
4位:ダークソウル2(PS4版)
3位:ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期(PS4版)
2位:NieR:Automata(PS4)
1位:スプラトゥーン2(Switch)
5位はアズレン。中国のビリビリ動画が中心になって配信している中国版の艦これ。
海外艦を多く実装させていたり、スキル要素やマイルーム要素など、艦これでは現在手が届いていない痒い所をしっかりカバーしてくれるゲームだ。
艦これはもはやライフワークと化していて生活の一部と化してしまっているので、面白いとかそういうのとは別のレベルにまで昇華されてしまって久しいが、このゲームも非常に面白いので今後も継続してプレイしていきたい。
4位はダクソ2。1年8カ月近くかけて今年2017年に終わらせることが出来た。
色々辛いトラップや敵がこんもりいて、今回も幾度となく心を折られかけたが無事クリアできた。
現在はブラッドボーンをプレイ中。
ソウルシリーズは非常に面白いので、ダクソシリーズは終了してしまったが今後もこの系譜は続けて行って欲しい。
3位はダンガンロンパ。おそらくこれでダンガンロンパシリーズはひと区切りといったところなんだろう。
ラストのオチもそんな感じになっており、個人的には良い意味での裏切りだと思う。
作り手の苦悩だったり作品への向き合いが良く表現されていたと。
ただ、ファンを拗らせているようなのはああいうオチは受け入れられないんだろうなとも感じた。
俺としてはあの手のオチは大好きなので、どんどんやって欲しいわけだけども。
2位はニーア。これまで苦手だったヨコオタロウ作品だったが、この作品はドストライクだった。
プラチナゲームズ製の爽快な操作感にヨコオタロウワールドがしっかり噛み合った。
シューティング要素はクセだらけだったが、これもこの人の作品の持ち味でもあるので許容範囲だ。
何よりスト―リーが印象的。個人的にここ数年中でプレイしてきたRPG作品の中で頭一つ抜けている。
音楽やキャラデザインも非常に良い。amazarashiとのコラボは最高だったよ。
ニーア系列の作品は今後も作って行って欲しい。
1位はスプラトゥーン2。
2015年ちくぜんオブザイヤー作品となって前作に負けぬくらい今回も面白い。
サーモンランという協力型の新要素も非常に良い。
文句なし。今年のゲーム部門トップはイカ2だ。
■音楽部門
●アルバム
3位:Dragon Ash「MAJESTIC」
2位:Liam Gallagher「As You Were」
1位:amazarash「地方都市のメメント・モリ」
●楽曲
※公式MVがある楽曲に関しては、動画リンクも入れている。
10位:Dragon Ash「Ode to Joy」
9位:Auvic「Heal Me」
8位:BABYMETAL「KARATE」
7位:NakamuraEmi「Don't」
6位:Liam Gallagher「Wall Of Glass」
5位:The Chainsmokers & Coldplay「Something Just Like This」
4位:ONE OK ROCK「Take what you want(featuring 5 Seconds of Summer)」
3位:原田知世「くちなしの丘」
2位:THE PINBALLS「蝙蝠と聖レオンハルト」
1位:amazarashi「命にふさわしい」
アルバムはドラゴンアッシュ、リアム、amazarashiがトップ3。
ドラゴンアッシュのアルバムは非常に壮大で良かった。
リアムはやっぱりビートルズ愛があるんだなと。
お兄ちゃんさえよければオアシス復活してほしいですね。。
まあお兄ちゃんが嫌がるだろうけども。
1位は今月出たamazarashiの新譜。
「ハルキオンザロード」「悲しみ一つも残さないで」「バケモノ」の3曲の流れが最高ですね。
個人的になんとなくだけど、ハルキオンザロード聴いてるとR&B聴きたくなる。
悲しみ一つも残さないで聴いてるとフォーク聴きたくなる。
バケモノ聴いてるとシューゲイザー聴きたくなる。
あまり関連性はないけど不思議な感じになる。
続いて楽曲。
10位はドラゴンアッシュ。先程言ったように壮大で良い曲。
9位はグリッチポップっていうジャンルを漁っていたら見つけた曲。
グリッチポップの曲は来年もガンガン聴いていきたいな。
8位はベビメタ。正直ベビメタというかアイドルものは好きじゃないのだけど、この曲だけはやたら好きでよく聴いていたな。
というかここはバックバンドが卑怯だよね。全員手練れなんだもの。こういうのを米帝プレイっつうんですよ。
7位は笑うセールスマンの主題歌のやつ。
この人は今年のサマソニでも観たんだよな。
良いミュージシャンだな~と思いました。
6位は弟さん。こういう個人的にはお兄ちゃんの方が好きなんだけど、弟も弟でこういうオーソドックスな曲作ってくれるから侮れない。
5位は実質コールドプレイの曲。でもチェインスモーカーの曲も好きです。
4位はワンオク。ワンオクもそこまで聴いてなくて寧ろ嫌いな部類だったんだけどね。
HONDAのCM観てたら「この曲なんじゃ!?ええ曲やんけ!」と、俺とカミさん2人で盛り上がっちゃったもんな。
良い曲だよ。
3位は原田知世さんね。何かの拍子でふと耳にして、すっげえ印象に残ってたんだよね。
再生数だけならamazarashiに並んでいるんじゃないかっていう位、夜によく聴いた曲。
2位はピンボールズ。相変わらずのカッコ良さ。
新譜アルバムまだ買ってないんだけど絶対買う予定。
1位は今年も来ましたamazarashi。完全に贔屓目になっちゃっている。
でも好きなんだから仕方ない。
自分の人生にリンクしているような部分もあるから、余計感情移入しちゃうんだろう。
「人生辛いことの方が思い出に残っていて、心さえなけりゃ楽なのに」って思う事が多いけど、それでも心があるからこそ生きているって事なんだろうっていう歌なんだよ。
俺も記憶力は良い方だとは思っておるんだけど、確かに辛いことの方がよく覚えているんだよね。
だからこういう主張は非常に良く分かる。
そういう共感の強さの部分で、今年はamazarashi「命にふさわしい」がトップです。
■2017年ちくぜんオブザイヤー作品
今年も、上記の各部門受賞作品の中から、「今年の1本」的なものである「今年一番自分の心に残った・感動した作品」という名目で大賞(ちくぜんオブザイヤー)も勝手に設定することにした。
もちろん、ただの自己満足であり、大賞を取ったからと言ってこの日記で取り上げられるだけで他に何の恩恵もない。
注目の2017年ちくぜんオブザイヤーは・・・
新日本プロレス部門、オカダ・カズチカvsケニー・オメガ(2017年1.4東京ドーム)に決定した。
いやあ、今年は本当にプロレスの年だったんだよ。
4月くらいに日記で書いたんだけど、今年はプロレスを本格的に観出した。
そのキッカケになった試合がこれなんだよね。
「プロレスすげえ!おもしれえ!もっと観てえ!」って思わせてくれる内容だった。
今年一番印象的だったのがコレ。「1.4のオカダvsケニー戦が凄かった」だもん。
文句なし。今年のオブザイヤーはオカダ・カズチカvsケニー・オメガ(2017年1.4東京ドーム)です。
そんでもって数日後はもう2018年の1.4なんだよね。
今回はオカダvs内藤戦。すげえ楽しみだよ。
以上のような内容だ。
今年も沢山の楽しい作品やイベントに巡り合うことが出来た。
去年は落語、今年はプロレス。アンテナの幅も更なる広がりが出来て嬉しい限りだ。
来年も素晴らしい作品に巡り合えるように、常にアンテナを張って観ていきたいね。
今年触れたすべての素晴らしい作品・イベントに、心からのお礼を。
そして、来年もよく生きて行こうと思う。
昨年までのアワード作品は下記リンク参照。
●過去のちくぜんアワード日記
・2011年ちくぜんアワード
・2012年ちくぜんアワード
・2013年ちくぜんアワード
・2014年ちくぜんアワード
・2015年ちくぜんアワード
・2016年ちくぜんアワード
今年は何と言っても新日本プロレス漬けの1年だった。
2017年の1.4を観てからというもの、新日本プロレスの情報や試合をずっと追いかけ続けた。
反面、色々想う所があってアニメからは距離を置いた1年だったが、それでも面白い作品はあったのは良い事だと思う。
では、今年触れた作品の中で特に心に残った作品を下記に紹介していく。
※あくまで自分が2017年によく触れた作品なので、2017年より前に出た作品も含まれる。
■書籍部門
5位:笹森トモエ『放課後の優等生』
4位:山本崇一朗『からかい上手の高木さん』
3位:ミスター高橋『流血の魔術最強の演技―すべてのプロレスはショーである』
2位:金沢克彦『子殺し 猪木と新日本プロレスの10年戦争』
1位:原作サンドロビッチ・ヤバ子、作画MAAM『ダンベル何キロ持てる?』
まずは5位。エロ本だ。女は読むな。
いやこれは凄いですよ。笹森トモエ凄い。
オスが何したら悦ぶかっていうのを隅々まで刺激してくる描写の連発。
今年のエロ本1位はコイツだね。これで1年戦える。なんかもうそんな感じ。
あとこの人のマスコットキャラ(?)でもあるクワガ太郎シリーズ好きなんだよね。
LINEスタンプも買っちゃったよ。実は第2弾でねえかなって思ってるよ。
それくらい好きだよ。
4位は高木さん。甘酸っぱい100%。
基本からかい倒す高木さんなんだけど、西片がいない時にふと見せるほのかな想いがこれまたもうね。
これ以外の日常系は読まなくてもいいよ。それくらい甘酸っぺえ。
3位はミスター高橋本っていう、所謂プロレス暴露本。
俺みたいなにわか丸出しの新規層は「うわ~!プロレスの裏側ってこうなっとんか!おもしれー!」って思える。
ただまあこの本が出された時代が時代だし、プロレスファンであればあるほどこういうのは良くは思われなかったんだろうなあ。
アメプロ追従の筆者の主張もこれまたどうなのとも思う。
2位はゴング金澤視点で書かれた新日暗黒時代。
社内政治のようなものに振り回されながらも自己を主張していったレスラーたちの悲哀が印象的だった。
特に永田さんの苦労が凄い沁みる。
あと、俺はプロレスにガッツリ触れるまではアントニオ猪木という人間はマット界では完全無欠の存在のように思っていたんだけど、色々振り回すような事してたんだな~と思った。
1位は筋トレマンガ。
内容は人形遊び的な域なんだけど、今年からジムに通い始めた俺にとってはクリティカルな作品に昇華された。
絵柄が好みって言うのが一番大きくて、家で出来るトレーニングもある程度紹介されているのも助かる。
■アニメ部門
3位:笑ゥせぇるすまんNEW
2位:キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series
1位:昭和元禄落語心中 -助六再び篇-
冒頭でも書いたように、今年はアニメと距離を置いた1年だった。
飽きたというのもあるけど、一番の理由は「もうついていけねえ」と思った事だ。
悪い意味でアニオタ根性丸出しの3Dアニメがチヤホヤされだしたり、異世界で無双するもんが露骨に出てきだしたり。
俺の嗜好とは乖離したという印象が強い。
それでも良いなと引っ掛かったのが上記のような作品。
と言っても全部原作効果が強い。原作ありきで観ていたようなもんだ。
なので、アニメが良かったわけじゃなくて「原作が良いから当たり前よね」という域の話だ。
今年の流れからして、来年以降はあのガイジフレンズ並の低予算3Dを、2匹目のドジョウ根性で狙ったのが跋扈するわけだろ。
そういえば監督の続投ダメだったらしいじゃんアレ。どうするんだろう。約束された爆死か。
まあ監督も監督で勝手に内情をフライングでツイートするとかいうクソっぷりなわけですけども。
良いよ俺あいつら大嫌いだし、信者共々四散してくれりゃ言う事ないね。
あと異世界で自分よりレベルの低い奴から崇められるタイプ。ザ・現代のアニオタみたいなの。あの気持ち悪いやつ。
ああいうのが乱発されるんだろ。勘弁してくれよ。
スマホのやつとか凄かったな。そこまで自分たちのやってる事に自信がないんかおまえらはと言いたくなるレベルだぞ。
何がキツイかって、自分の凄さを表現するのに自分達よりレベルが低い存在を作って賞賛させるところね。
成長要素皆無だったもの。ただただ美少女に「アニメマニヤ様すごい!抱いて!」だもん。酷いわこんなん。
そんでもって敵対する奴にはヤケに容赦ねえんだよ。もう普段どんな扱い受けてるかってのは透けて見えるよね。
自分達に自信がないといえば、元旦のテレビ番組一覧観てたら「ニッポンよ!セカイを倒せ!」だの「スカッとジャパン」だの、ホルホル番組連発なのな。
あの手の番組に思うのはね、別に「自国スゲエ!」って言うのは良いんだけどさ。それを何で外人さんに言わせるわけ?主に白人様に。
コンプレックス丸出しやん。同じ自国民として恥ずかしい事この上ないからもうちょい隠せや。
まあ他の番組観るから良いんだけどさ。
俺としてはこういう風潮にカウンターを入れるようなオリジナルアニメみてえなのが出てきてくれればいいな~と思っているよ。
そういえば中国兄貴が伸び盛りらしいじゃないの。良いじゃない。「孫悟空対白骨婦人」みたいなの頼むよ。
少なくとも現状のアニメ界隈がちょっとでも面白い方に変わるんなら喜んで支持しちゃうよ。
■新日本プロレス部門
今回から新設された、個人的な新日本プロレスでのベストバウト。
他の団体の今後入れていきたいけど、現状では新日マット中心で観ているので、新日限定にする。
3位:獣神サンダー・ライガーvsTAKAみちのく(2017年5.17後楽園ホール)
2位:髙橋ヒロムvsドラゴン・リー(2017年2.11エディオンアリーナ大阪)
1位:オカダ・カズチカvsケニー・オメガ(2017年1.4東京ドーム)
3位はBOSJのライガーさんvsTAKAみちのく戦。
第1回の出場者でもあるライガーさんとTAKAの1戦。
鈴木軍ではなく、KAIENTAI代表として挑んだTAKAの心意気な!
そしてバックステージコメントも熱いものがあった。
「(ライガーさんが)衰えたかと思ったけど、全然強えじゃねえかよ」TAKAみちのく @takam777 が5.17試合後、対戦相手のライガーに感謝!?5.22も #njpwworld で生中継全編無料▷https://t.co/3ewgscsVSS#njpw #njbosj pic.twitter.com/5JT4r8D3wa
— njpwworld (@njpwworld) 2017年5月22日
2位はヒロムvsリー。
壮絶。今年観た試合の中で一番壮絶だった。
オカダvsケニー戦とこのヒロムvsリー戦で危険技に対しての物議がヒートアップしたんじゃないかと思う。
それくらい危ない技が多いけど、それだけに目が離せない激しい試合だった。
手が合う選手なんだなってのがよく分かる良い試合だと思う。
1位は1.4のオカダvsケニー戦。
たまたまテレビについていた「ワールドプロレスリング」を観たらこの試合をやっていたんだ。
そして、魅了されてしまった。プロレスすっげえおもろいと思った。
新日本プロレスの試合を全部観よう。新日本プロレスワールドに入ろうと決意した瞬間だった。
これ観ていなかったら、今年の俺はプロレスをしっかり観ることは無かったと思う。
それくらい重要で凄い試合だった。
■ゲーム部門
5位:アズールレーン(スマートフォン)
4位:ダークソウル2(PS4版)
3位:ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期(PS4版)
2位:NieR:Automata(PS4)
1位:スプラトゥーン2(Switch)
5位はアズレン。中国のビリビリ動画が中心になって配信している中国版の艦これ。
海外艦を多く実装させていたり、スキル要素やマイルーム要素など、艦これでは現在手が届いていない痒い所をしっかりカバーしてくれるゲームだ。
艦これはもはやライフワークと化していて生活の一部と化してしまっているので、面白いとかそういうのとは別のレベルにまで昇華されてしまって久しいが、このゲームも非常に面白いので今後も継続してプレイしていきたい。
4位はダクソ2。1年8カ月近くかけて今年2017年に終わらせることが出来た。
色々辛いトラップや敵がこんもりいて、今回も幾度となく心を折られかけたが無事クリアできた。
現在はブラッドボーンをプレイ中。
ソウルシリーズは非常に面白いので、ダクソシリーズは終了してしまったが今後もこの系譜は続けて行って欲しい。
3位はダンガンロンパ。おそらくこれでダンガンロンパシリーズはひと区切りといったところなんだろう。
ラストのオチもそんな感じになっており、個人的には良い意味での裏切りだと思う。
作り手の苦悩だったり作品への向き合いが良く表現されていたと。
ただ、ファンを拗らせているようなのはああいうオチは受け入れられないんだろうなとも感じた。
俺としてはあの手のオチは大好きなので、どんどんやって欲しいわけだけども。
2位はニーア。これまで苦手だったヨコオタロウ作品だったが、この作品はドストライクだった。
プラチナゲームズ製の爽快な操作感にヨコオタロウワールドがしっかり噛み合った。
シューティング要素はクセだらけだったが、これもこの人の作品の持ち味でもあるので許容範囲だ。
何よりスト―リーが印象的。個人的にここ数年中でプレイしてきたRPG作品の中で頭一つ抜けている。
音楽やキャラデザインも非常に良い。amazarashiとのコラボは最高だったよ。
ニーア系列の作品は今後も作って行って欲しい。
1位はスプラトゥーン2。
2015年ちくぜんオブザイヤー作品となって前作に負けぬくらい今回も面白い。
サーモンランという協力型の新要素も非常に良い。
文句なし。今年のゲーム部門トップはイカ2だ。
■音楽部門
●アルバム
3位:Dragon Ash「MAJESTIC」
2位:Liam Gallagher「As You Were」
1位:amazarash「地方都市のメメント・モリ」
●楽曲
※公式MVがある楽曲に関しては、動画リンクも入れている。
10位:Dragon Ash「Ode to Joy」
9位:Auvic「Heal Me」
8位:BABYMETAL「KARATE」
7位:NakamuraEmi「Don't」
6位:Liam Gallagher「Wall Of Glass」
5位:The Chainsmokers & Coldplay「Something Just Like This」
4位:ONE OK ROCK「Take what you want(featuring 5 Seconds of Summer)」
3位:原田知世「くちなしの丘」
2位:THE PINBALLS「蝙蝠と聖レオンハルト」
1位:amazarashi「命にふさわしい」
アルバムはドラゴンアッシュ、リアム、amazarashiがトップ3。
ドラゴンアッシュのアルバムは非常に壮大で良かった。
リアムはやっぱりビートルズ愛があるんだなと。
お兄ちゃんさえよければオアシス復活してほしいですね。。
まあお兄ちゃんが嫌がるだろうけども。
1位は今月出たamazarashiの新譜。
「ハルキオンザロード」「悲しみ一つも残さないで」「バケモノ」の3曲の流れが最高ですね。
個人的になんとなくだけど、ハルキオンザロード聴いてるとR&B聴きたくなる。
悲しみ一つも残さないで聴いてるとフォーク聴きたくなる。
バケモノ聴いてるとシューゲイザー聴きたくなる。
あまり関連性はないけど不思議な感じになる。
続いて楽曲。
10位はドラゴンアッシュ。先程言ったように壮大で良い曲。
9位はグリッチポップっていうジャンルを漁っていたら見つけた曲。
グリッチポップの曲は来年もガンガン聴いていきたいな。
8位はベビメタ。正直ベビメタというかアイドルものは好きじゃないのだけど、この曲だけはやたら好きでよく聴いていたな。
というかここはバックバンドが卑怯だよね。全員手練れなんだもの。こういうのを米帝プレイっつうんですよ。
7位は笑うセールスマンの主題歌のやつ。
この人は今年のサマソニでも観たんだよな。
良いミュージシャンだな~と思いました。
6位は弟さん。こういう個人的にはお兄ちゃんの方が好きなんだけど、弟も弟でこういうオーソドックスな曲作ってくれるから侮れない。
5位は実質コールドプレイの曲。でもチェインスモーカーの曲も好きです。
4位はワンオク。ワンオクもそこまで聴いてなくて寧ろ嫌いな部類だったんだけどね。
HONDAのCM観てたら「この曲なんじゃ!?ええ曲やんけ!」と、俺とカミさん2人で盛り上がっちゃったもんな。
良い曲だよ。
3位は原田知世さんね。何かの拍子でふと耳にして、すっげえ印象に残ってたんだよね。
再生数だけならamazarashiに並んでいるんじゃないかっていう位、夜によく聴いた曲。
2位はピンボールズ。相変わらずのカッコ良さ。
新譜アルバムまだ買ってないんだけど絶対買う予定。
1位は今年も来ましたamazarashi。完全に贔屓目になっちゃっている。
でも好きなんだから仕方ない。
自分の人生にリンクしているような部分もあるから、余計感情移入しちゃうんだろう。
「人生辛いことの方が思い出に残っていて、心さえなけりゃ楽なのに」って思う事が多いけど、それでも心があるからこそ生きているって事なんだろうっていう歌なんだよ。
俺も記憶力は良い方だとは思っておるんだけど、確かに辛いことの方がよく覚えているんだよね。
だからこういう主張は非常に良く分かる。
そういう共感の強さの部分で、今年はamazarashi「命にふさわしい」がトップです。
■2017年ちくぜんオブザイヤー作品
今年も、上記の各部門受賞作品の中から、「今年の1本」的なものである「今年一番自分の心に残った・感動した作品」という名目で大賞(ちくぜんオブザイヤー)も勝手に設定することにした。
もちろん、ただの自己満足であり、大賞を取ったからと言ってこの日記で取り上げられるだけで他に何の恩恵もない。
注目の2017年ちくぜんオブザイヤーは・・・
新日本プロレス部門、オカダ・カズチカvsケニー・オメガ(2017年1.4東京ドーム)に決定した。
いやあ、今年は本当にプロレスの年だったんだよ。
4月くらいに日記で書いたんだけど、今年はプロレスを本格的に観出した。
そのキッカケになった試合がこれなんだよね。
「プロレスすげえ!おもしれえ!もっと観てえ!」って思わせてくれる内容だった。
今年一番印象的だったのがコレ。「1.4のオカダvsケニー戦が凄かった」だもん。
文句なし。今年のオブザイヤーはオカダ・カズチカvsケニー・オメガ(2017年1.4東京ドーム)です。
そんでもって数日後はもう2018年の1.4なんだよね。
今回はオカダvs内藤戦。すげえ楽しみだよ。
以上のような内容だ。
今年も沢山の楽しい作品やイベントに巡り合うことが出来た。
去年は落語、今年はプロレス。アンテナの幅も更なる広がりが出来て嬉しい限りだ。
来年も素晴らしい作品に巡り合えるように、常にアンテナを張って観ていきたいね。
今年触れたすべての素晴らしい作品・イベントに、心からのお礼を。
そして、来年もよく生きて行こうと思う。