独りX寂しさ

今までに

独りが寂しいと感じたこと

あったかもしれないし

無かったかもしれない



もしかして

それを意識して思い悩むことを　
　

しなかったのかもしれない



つらいから



寂しさと言う感覚は　

一言で言うと

「不十分」と言う意味

その相反する感覚のところの

寂しくないと言う状態は

十分であり

空白が無い とか

満たされている とか



心が　

思うところの感覚に

寂しさを感じるということは

不足している何かがあり

それが

とある存在と言うものだとしたら


それを　

その存在の不在を

知っていると

と言うこと


こうしてまた

空白にいだかれ眠る夜が

静かに訪れようとしている


その空白を

ゆいいつ

今うめられるものは

はかなくとも

この想いと

夢

......

Chris Botti - The look of love

Try to ...

雨の粒が降り続けた夜を過ごし

深い夢と言う旅を彷徨いながらも

あまりの心地よさに

帰るのを拒む

目にみえぬものにいだかれ

星の瞬きは

想いの息づかいのように

その輝やきを不滅のものとなる


やがて

時の流れとともに

燃えるようなあらたな光が

深い眠りと言う

旅の終着駅が近づくのを知らせる

駅は次の旅への流れの架け橋

終わりは始まりへのきっかけ


雨の粒は

一晩かけて

透きとおった光の要素へと

その姿を

変えていこうとしている

......

Chanel and the diamond - Inside CHANEL (Visual/Audio Remix)