榊原奈緒子のブログ

声優・俳優の活動、いくつかの趣味、料理、愛犬との日々を綴ります。

「パレードを待ちながら」ありがとうございました✨

2022-11-06 12:45:29 | 日記




キンダースペース公演
「パレードを待ちながら」

無事、全8公演を終える事が出来ました✨
ご観劇下さいました皆様、ご検討下さった皆様、ありがとうございました☺️

今回、防衛大学校の広ーいステージに向けて芝居を作ってゆき→
その後、短期間で💦アトリエの小さな空間に合わせて作り直す、という、初めての経験を致しました。
また、一部アンダーキャストにて一公演、という、初の試みも。
終わってみれば、もう11月😱
暑い夏から始まった稽古が、遥か遠い日に思われます。長かった…!!
とにかく初めて尽くしの経験が出来ました。

初演は5年前⁉︎ 大先輩メンバーの中で、とにかく必死に、只々、一生懸命表現しようとしていたと思います。
今回は、力を抜いて軽やかに楽しく…、
初演をご覧いただ方々から、印象が変わった、と言っていただき、ホッ😆

稽古が進むにつれ、当時見つけられなかった事が、後から後から見つかりました。ジャネットという役のほとんどのシーンは表の顔、周りに見せない内の顔のシーンがほんの少しだけだからこそ、その落差から、この人の人生が浮かび上がる。
今回、その落差を、特にアトリエ公演では意識しました。それがもう一つうまくいかなかった💦際立たせられなかった回もあったと思いますが😓

また衣裳においても、
初演は、生真面目さに特化し、地味で固めな衣裳でしたが、
花形職業ラジオニュースキャスターの妻という華やかな生活、パーティーや演説や…人前で目立つ活動の日々、何でもユーモアたっぷりに楽しめる人。
ということから、
英国王室を意識した、カラフルで華やかな衣裳→
終戦に向け、衣裳も地味で固い物になってゆく、という流れにしてみました。
楽しいシーンは、小道具を沢山使って、思い切り楽しく!(これは作るのが大変でしたー💦 防衛大とアトリエでは少し違った物に💦)

防衛大での公演は、1200人以上のお客様に向け、横長に広ーいステージで、マイクをつけて上演。
大きな表現、分かりやすい見せ方、に。
その後、小さなアトリエ空間に向けて作り直そうとした時、身体の感覚、距離感、声のボリューム、初めかなり戸惑いました。
表情も、呼吸も、全てが間近で見えるアトリエ空間。繊細に濃く凝縮してゆく作業を4日間余り…。

それは、本番が始まってからも。
毎回毎回、新たに見つかる事が!
これだったのか、と一喜!そして、掴めたと思っていた事が溢れたりして、一憂。
毎公演、ひたすら、楽な身体と楽な呼吸で、よい集中!を心掛け。(やはりこれが、芝居には本当に影響します💦)

夏からの日々が突然終わり、身体もビックリ。これはいつもの事ながら、不思議な気持ちでリセット中です。ふーー。

そしてそして、スタッフに入って頑張ってくれた方々に、心から感謝です✨
稽古開始から本番まで、ずっと共に歩んだきた音響オペレーターはじめ、防衛大ステージでの転換キャスト、防衛大で一緒に泊まり込んだスタッフ、アトリエ公演での強行スケジュールでの照明作り、大道具作業から、進行、受付周りまで、少ない劇団員が協力し合っての事でした。
この作品は、ベテラン女性劇団員が皆出演者だったため、男性先輩劇団員の存在が本当に心強く、若手劇団員の頑張りが非常に頼もしく…😂

初めての試みであったアンダーキャストに入った岡田は、全ての稽古に参加し、防衛大ステージ転換キャスト、短い稽古時間でのアトリエアンダーキャスト公演、その他にも気付く事にどんどん進んで。
大変だったと思うけど、得る物はすごく大きかったのじゃないかと😊
劇団の中で、一層大きな存在になりました✨

今年入団の松井は、先輩ばかりの中、やはり大変だったのだと思いますが、
人生的には大人の女同士😆💦気の合う共演者として楽しくやってこられました。
これから益々劇団の力になっていってくれると✨

アトリエは、休む間もなく、
ワークユニット中間発表公演のセットに飾り替えられ、稽古が再開しています。
11月18日〜20日、宜しくお願いします✨

「パレードを待ちながら」の配信は、只今準備中です。改めてお知らせさせていただきます☺️










#パレードを待ちながら #キンダースペース #原田一樹 #ジョンマレル #吉原豊司 #カナダ演劇

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ママ先生とその夫」舞台写真✨ | トップ | 「パレードを待ちながら」舞... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿