ノスタル爺のひとりごと

日々のできごとや感じたことをしゃべくっています。
お出かけで撮りためた写真を展示したり時々旅日記です。

クマガイソウ

2020-05-11 | おもいつき
友人からクマガイソウの写真が届いた
一見奇妙な花だが希少植物、絶滅危惧種らしい
クマガイソウもアツモリソウもなんか同じ形状をしてるよね

クマガイソウ

アツモリソウ

「熊谷直実」と「平敦盛」は源平、一の谷の戦い、須磨の浦での悲哀の一場面で知られている
武士たちが後ろからの攻撃を防ぐためにつけていたのが母衣(ほろ)でこれが花のイメージと重なる


熊谷次郎直実は熊谷駅前でその雄姿を見せている
関東は源氏の地盤だったから各地に御家人たちが暮らしていたんだね


そして地域に伝わる「直実節」
かつては小中学校の運動会の集団演技で全校で踊ったとか…

それでは私も一曲 「♪直実節」

秩父の峰の雪白く 名も荒川の風寒し
ここ武蔵野の大里は 関東一の旗頭
直実公のふるさとぞ

一の谷の軍破れ 討たれし平家の公達あわれ
暁寒き須磨の嵐に 聞こえしはこれが青葉の笛

源平須磨の戦いに 花も恥らう薄化粧
智勇兼備の将なれば 敦盛の首討ちかねて
無常の嵐胸を打つ

人生うたた五十年 夢まぼろしに似たるかな
今は栄位も何かせん あまねく人を救わんと
その名も熊谷蓮生房

流れて早き年月に 武蔵野山河変わるとも
坂東武者の精神(こころね)は われらが胸に今もなお
生きてぞ通う直実節

おそまつでした(笑)
う~ん、改めて歌詞を見直してみると以前はあまり興味がなかったが
源平合戦の戦いや時代背景も理解するとこの歌詞はなかなかの悲しいドラマだね

しかも我が町にはもう一人源平の戦いのヒーローがいる
その名は「畠山重忠」
一ノ谷の戦いの「鵯越(ひよどりごえ)の逆落とし」で愛馬・三日月を背負って鵯越の崖を降りたという
畠山重忠は、「馬をけがさせてはいけないから」と、三日月を背中に乗せたとか…


「平家物語」のあまりにも有名な冒頭…
学生時代は古典は苦手だったけど今読み返すとなかなかいい

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす
奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし
猛き者も遂にはほろびぬ
偏ひとへに風の前の塵におなじ

今回はクマガイソウから源平の戦いに思いを馳せてみました(笑)
のんびり史跡めぐりでもしてみるかな




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