「Lodgeなかのうち」の四季折々

越後湯沢の四季の様子とLodgeの3人が遊びながら?頑張っている様子です。

小説”雪国”

2010-11-14 11:23:11 | 日記
国境の長いトンネルを抜けると雪国であったで始まる川端康成先生の小説雪国。その中で島村が湯沢村を散歩しその光景を描いた一説がある
「大名が通った頃からであろうと思われる、古風な作りの家が多い。廂が深い。二階の窓障子は高さ一尺ぐらいしかなくて長細い。軒端に萱の簾を垂れている。土ハの上に糸薄を植えた垣があった。糸薄は桑染め色の花盛りであった。その細い葉が一株すつ美しく噴水のような形に拡がっていた。・・・小豆を打っているのは葉子だった」この小説を読んでこれは家だとここの奥さんは思ったそうです。今は道路も拡がり家も建て直し糸薄も庭に植え替えられました写真がその糸薄今年は少し時期が遅かった去年は綺麗でした桑染め色が皆さんも湯沢に来たら観て島村の気持ちを味わってみては。