(有)中村薬局

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カジュアルオーガニック

2016年02月23日 08時35分36秒 | 健康
 日本の医学、特に癌(がん)研究の歴史を知りたく調べていましたら
吉田富三先生に出会いました。

吉田先生は、福島出身で東大卒の俊才です。その信念にも敬服です。

「がん細胞に起こることは、人間社会にも必ず起こる」
顕微鏡を覗きながら詳細に細胞を観察した人でもあります。

「顕微鏡を考える道具とした最初の思想家」

吉田先生は、日本医師会の歴史に名を遺した「武見太郎」と会長選挙で戦った人でも有名です。医療と国語の現状と未来を憂いたからです。

 今年(2016年)は診療報酬改正が行われますが、吉田先生の時代は国民皆保険の黎明期でもありました。
 
「我が国の臨床医は、すべて保険診療しかできないと考えて論を進めている事である。我が国の医療保険法は、そこまで臨床医を束縛していない。自由診療を希望する医師は、いつでも自由診療をすることができる。現にこの時点で、日医会長の武見太郎は、東京・銀座で自由診療を開業していた。すなわち、わが国で保険診療を行っている医師たちは、保険診療を行うに当たって、「個人の自由が制限されることを承知して、自ら申請して」保険診療を行っているのであって、何人からも保険診療を強要されていはいないし、また、いつでも保険診療を止める事もできるのである。」  ~「流動する癌細胞(吉田富三伝)」 講談社 P301~

 私は薬剤師ですが、この一文にハットしました。
診療報酬の点数改定の度に、その点数に合わせて保険診療をする医療従事者が、短期間で業務内容を変えるからです。これは患者さん本位よりも保険診療に合わせた医療行為?なのかと疑われても仕方の無い事です。

 そして、今後、長寿社会での介護医療も注目されますが、予防医学が自己責任の元、重要視されると考えています。

 病気や老化は仕方のない事でしょうか?
 予防は可能なのでしょうか?

実際私の両親では医療保険や介護保険のお世話に殆どなっていません。それが理想でありゴールに思うんです。
 医療従事者が実践すれば良いだけの話しです。

両親が最期まで健康で頭もしっかりしていて経済的にも充実している事。
私たちもその年代になります。子供たちにも家族にも迷惑や負担を掛けない様に今からしなければならない事。

 それで、薬剤師として
カジュアルオーガニックの分野にチャレンジしています。国内最大級の売り場面積を誇るお店です。

 札幌市中央区南18条西16丁目2-20 Gufo伏見1階(駐車場完備)
  マカリイズマーケット   011-212-1421
  http://www.maccali-inc.com/macclismarket.html


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