最近寒くなってきたので、朝店に着くと最初にやるのが灯油ストーブの点火。
以前は入り口から隙間風がスーッと入っていたのですが、寒くなる前に毛のついた隙間テープを戸の周りに貼ったところこれが効果バツグン。いまでは換気扇を回してもほとんど隙間風が入ってきません。
ストーブの熱効率も非常によくなりました。
で、今日もストーブに点火し仕込みを進めていると「カン、カン、カン・・・」とストーブの方から異音が。
なんだ、なんだとストーブに歩み寄ると温風が出ていない。
一度電源を切り、再度点火。しばらく様子を見ているとまた「カン、カン、カン・・・」
「お、お前もか…」思わず絶句してしまいました。
現在の店舗は、10年ほどイタリアンをやっていた方に居抜きで譲っていただいた物件で、内装のほか椅子、テーブル、冷蔵庫、クーラー、ストッカーなど、そのまま引き続き使用し営業しておりました。
しかし10年営業されていた物件なので古い物も多く、昨年は冷蔵庫とクーラー、今年はストッカーと毎年なにかが故障し、その都度修理または買い換えてまいりました。
今年もあと少しだというのに今度はストーブか…
ガックリしつつもクーラーを暖房代わりにし、営業準備を開始。
それと平行して嫁はストーブ屋さんに修理依頼の電話。
「はー。そうですか、そうですか。」
なにやらストーブ屋と話し込む嫁。
話を聞いてみるとその音は故障ではなく、灯油がきていない音だと言われたとのこと。
そんな口頭で伝えた音で症状がわかるもんか?と疑いつつとりあえず営業を開始。
しばらくすると、隣で美容室を営むSさんが「雪の影響でビルの灯油ポンプの調子が悪いらしい」と教えてくれました。
「ほんとに灯油がきていなかったんだ。ストーブ屋すげー」と素直に思いました。
おそらくよくある事例なんでしょうね。灯油切らしたことがなかったのでわかりませんでした。
とりあえずストーブは無事なようです。
来年で15年目を迎えるこのストーブ(94年製!)
もっと長生きしてほしいものです。