小耳症ですが。

ナホと息子、ハクは小耳症です。

合唱

2007-10-16 | 小耳症
今日、小学生の合唱を聞く機会がありました。
練習の成果あってキレイなハーモニー。

私も小中学校の頃、合唱や合奏が好きでした。
しかし、練習には苦労もありました。

私にとって音を聞くということは
かなりの集中力を必要とします。
何となく聞いていたのでは
内容が理解できないのです。

合唱や合奏の場合、
自分の出す音を聞くことももちろん大事ですが
それ以上に自分以外のパートの人の音を聞く
ということが重要ですよね。

ひとつしかない私の耳では
自分に近い自分の音ばかりが聞こえて
全体を聞くというのがとても難しいのです。

まあ、耳がふたつあっても
考える脳は皆ひとつですから
合唱、合奏は難しいのは一緒かもしれないですが。

とくに楽器やパートの配置によって
一番左端に配置されてしまったりすると
本当に苦労したなあとふと思い出しました。
普段、耳に関して配慮などされず
他の人とほとんど変わりなく生活していたので
まさか左端で私が困っているなどと
先生も友達も気づいてはいなかったでしょう。

負けず嫌いの私も
場所を換わりたいとも言えず。。。