膵臓癌に負けるな!

膵臓癌を発症した父の闘病記と自分自身の思いを綴ってます。

湯の山温泉旅行(9/22~24)

2007-09-27 20:01:53 | これまでの経緯
2007年9月22日(土)
今日は嫁が子ども会などの用事で目一杯だったので、
夕方に実家へと出発し18時半頃到着。
父に久々に会ったが、9月頭に会った時よりちょっと痩せるてる事にビックリ。
微熱もあるようだった。

母に聞くと、帰ってくる息子一家のためにガスレンジの前で一生懸命料理を
作ってくれていたらしい。
『そんなに無理しなくても良いのに・・・』
と父の体調が心配だった。

また、体調がすぐれないのでTS-1の服用も中止したとか。
しかし、抗がん剤で体調が悪くなる事を思えば、ここらで少し小休止するのも良いかも。
やはり体力維持・増強が基本なので無理はして欲しくない。
でも癌の進行を考えれば休薬も心配だし・・・

難しい選択だよ、ホンとに(--;

2007年9月23日(日)
父の微熱も下がり、今日は楽しみにしていた湯の山温泉旅行!
片道2時間程度とはいうものの、退院後初の遠出なので心配も尽きないのは事実。
しかし、昨日までの暑さが嘘のように涼しい日になってくれたので一安心。
途中に立ち寄った関ドライブインでは、こちらが心配になるほど父は昼食を摂っていた(^^;

ホテルに到着後小休止してからホテルでお勧めの『蒼の滝』へお出かけ。
駐車場から滝まで400mほどの距離だったが、病み上がりの父にはキツかったかみたい。
途中休息をとる姿を見ると悲しく感じたのは事実だが、
滝について喜ぶ姿を見てホッとした。

ホテルでの晩御飯は結局減量はしてくれなかったので普通食。
でも、こちらの心配をよそに父はほとんど平らげてくれた(苦笑)
環境を変えた事で気分転換になったのか、
こちらが冷や冷やする程に父は行動的で、とても病人には見えなかった。

2007年9月24日(月)
心配していた下痢も軽度なもので済んだようで一安心だったが、
朝、父を見ると黄疸が出ているよう・・・・
急激な運動や過食の影響なのか。
膵臓と肝臓の病状に一抹の不安を感じる。
昨夜の入浴の際、母は気がついていたようだ。

しかし本人はいたって元気そう。
朝食もバクバク食べていたし、体調も良さそうな感じである。

帰りは自分の体調も優れない事もあり、四日市駅まで両親を送迎。
満足そうな父の顔を見て、『また旅行を企画しよう!」と自分も思い電車を見送ったが、走り去る電車を見てると何故か目柱が熱くなってきた。

昨日の朝の母との話では、主治医の話では病状は改善しておらず余命についても変わりないという。
それを聞いてしまったので、今回の旅行では100%楽しむ事が出来なかったのは事実。
病状が少しでも回復しているのだと思っていたのでショックを引きずっていた。

神様。

病気は小康状態のままで良いので、このままの状態でいさせて下さい・・・・