カメ子が覗いた日常

超自己満足日記です。あしからず・・・ 

奇跡の脳

2023-02-04 10:40:57 | 日記

ジル・ボルト・テイラー著

奇跡の脳を読破。

 

非常に面白かった。

 

左脳で脳出血を起こした

脳科学者の著者が、

その時の感覚について語った書。

 

脳って本当に不思議。

 

右脳と左脳がバランスよく

機能しているせいで

なめらかに生きているのだが、

実際は二つの脳の役割は随分異なる。

 

左脳は過去、未来の概念、

言葉、数字、身体、

自分と他人など

個として生きていくのに

非常に大切な役割を担っている。

 

危機管理を囁き続けるのも左脳。

 

なので機能不全を起こすと

日常生活がなりたたなくなる。

 

右脳の働きはというと現在。

左脳がDOなら右脳はBE。

 

右脳だけの世界では

体が周りと一体になり

境目がわからなくなるそうだ。

 

左脳の声が聞こえない世界は

ひたすら喜び。

悟りの境地のようで

本の中ではニルバーナとも

呼んでいる。

 

ワンネスの世界を

右脳はすでに知っているそうだ。

 

著者は病気の体験から

脳のスイッチを自ら切り替える事が

できるようになったと。

 

頭のおしゃべりが多くなると

右脳にスイッチを切り替え

平和で安心な世界に戻るのだと。

 

私も感度の良い左脳警報機を

持っているから、

切り替えられたら素敵だなと思う。

 

私の中に

すでに安心安全はあったらしい。

 

*****

 

リエゾン第3話。

自閉症スペクトラム障害のお話。

 

名前だけしかよく知らないのですが、

ドラマの子は

言葉のキャッチボールが苦手。

興味のある事を一方的に

話し続けてしまう。

 

小学校に上がるにあたり

これからどうするかを考える回。

 

ご両親の不安が

手に取るようにわかる。

 

最後、母親の叫びが

胸に響いた。

 

障害を持ったご両親は

こんな風にずっと

祈り続けているんだろうな。

 

「どうかこの子をいじめないで!」

 

命がけで産んだ

大切な大切な我が子。

 

どうか温かい

世の中でありますようにと

祈らざるおえない。

 

*****

 

娘たちの近くにいると

心配しすぎて

いらぬこと言ってしまうから

離れた方がいいと最近思う。

 

親の言葉は暗示のように

刻まれるらしいから

私は今までどれだけ負の暗示を

与え続けてきただろうか・・・

 

逆に愛の暗示も

たくさんしてきたつもりだけどね。

 

親って子供が大切過ぎて

時に害を及ぼしかねないと

自分を見ていて思う今日、この頃。

 

毒親と言う言葉が駆け巡る・・・

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