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絵本びと 

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2011年~2012年の私たちの活動と報告

2011年12月24日 | 過去の活動の様子(2019年まで)
<私達の活動と報告>

★東深井小学校、江戸川台小学校の除染について★→2012年2月、東深井小学校も除染対象になることが決まりました!!

流山市は、小中学校の除染計画を発表しました。しかし、東深井小学校の線量は、市内の他の学校とレベルに大差がないにもかかわらず、来年3月までの除染対象の学校に含まれていません。江戸川台小学校に関しては一部の場所のみ除染というかたちでした。
先生方は夏休み以降、お忙しい時間を割いて計測、除染等をして下さっています。先生方の負担を軽減するためにも、私達が、学校内での放射線量の計測や市への提案などで、先生方の御負担を減らすことができればと考えています。

→東深井小学校内の放射線量を詳細に測定し、私達ができる範囲で除染を行う。
※学校側と話し合い、除染はせずに、放射線量測定までになりました。(2012年1月14日現在)詳しくは事務局からのお知らせをご覧ください。
→校庭の表土除去を市へ要望!!(放射性物質の総量を低減)
→特に高い線量が測定された箇所について、市や学校へ報告し、市内全小中学校の除染等のお願いをする。


★森のまちエコセンター(旧清美園)について★→焼却する方向へ(しかし、汚染焼却灰問題は解決されず…)

市内全域から、一日30トンもの行き場のなくなった草木や落ち葉が集められ、山積み状態。放射性物質が付着しているにもかかわらず、飛散防止対策はされていません。

→飛散防止対策を!今後の対策に関する説明を市へ要望


★子供達の健康診断について★→2014年現在、流山市としてはいまだ実施せず…
土埃と共に吸いこみ、食物から摂取することで、子供達の身体には放射性物質が蓄積している可能性があります。原発事故の直後、千葉県はマスクをするよう、県民へ伝えていたと言います。しかし、どれだけの子供達がマスク等の対策をしていたでしょうか。

→希望者のこども達の定期的な検査を市へ要望

古墳公園付近の計測風景です

2011年12月19日 | 過去の活動の様子(2019年まで)

東深井地区公園(古墳公園)の奥
「森のまちエコセンター」の落ち葉置きはこの仕切りの後ろ側です。
屋根などはありませんし、飛散防止もされていません。

早速、計測しています。
計測する前から、アラームが鳴ることも・・・。
(アラーム設定は0.5マイクロシーベルトです)



下記の写真は、森の図書館側の公園、駐車場のあたりです。
奥に貯め池があり、ススキなどがうっそうと生えています。
子供達はその草の中に入って、池に石を投げたりしていました。


そこの場所は1mの高さで0.6マイクロシーベルトを拾うことも。
平均としては、1m高さで0.47マイクロシーベルト。
50cm高さで0.51マイクロシーベルトでした。


野田市の学校の取り組み

2011年12月19日 | 過去の活動の様子(2019年まで)
野田市の取り組みを見てきました。

野田市の福田地区は、東深井からおよそ7キロ程。車で15分くらいの場所にあります。福田地区は放射線量が高いということで、野田市役所はいろいろ取り組んでいるということを野田市役所のHPから知りました。

東深井からも近いので、現在、福田地区の学校の様子はどうなのか見てくることにしました。

福田地区を訪ねたのは12月17日の土曜日です。
この日、野田市立福田中学校は表土除去の作業をしていました。

また野田市役所のHPには下記のことが書いてありました。

8月28日に保護者や地域のご協力により、草刈りのほかに天地返しや土の攪拌等による放射線量を下げる作業を実施後、8月29日に放射線量を測定した結果、屋外プール北側で上から0.29、0.29、0.20、バスケットコート0.23、0.23、0.25、駐車場横0.29、0.25、0.23となったため、立ち入り制限を解除いたしました。


野田市役所のHPを見ると、流山市のように5地点ではなく、とにかく測定箇所の多さに驚きました。屋外と屋内合わせて11箇所の判断で、除染作業になったようです。

感想としては、とにかく早いことに驚きました。
除染ができない時は立ち入り禁止措置をとっていたこと、そして測定箇所の多さ。

流山市がすぐに除染できないのならば、立ち入り禁止にするなどはできたと思います。
なんだか市により取り組みに差ができてしまっていて、とても悲しい気持ちになりました。

森エコ付近の計測。新たに10箇所を記録し、地図を更新しました

2011年12月18日 | 過去の活動の様子(2019年まで)
12月10日より「森のまちエコセンター」周辺を計測しています。

森のまちエコセンターの影響はあるのか、東深井地区が他の地域と比較して、放射線量はどれくらいなのか・・・。
それらを比較するために、今回は東深井地区以外の場所も計測しました。

前回計測した箇所は13箇所、今回新たに、森エコ周辺と他地域を含めた10箇所を計測し、地図を更新しました。

新たに計測した箇所は・・・。

*野田市の福田地区(野田市の中で比較的放射線量が高いとされている)
*流通経済高校グランド付近、白くま公園
(柏市で、放射線量が高い柏の葉に近く、また森エコにも近い)
*森エコ周辺


私達は素人なので、森エコが影響しているのかわかりません。
ただ、計測してみて、森エコに近づくと数値があがるのはわかります。

毎月1回、周辺住民には回覧板で森エコのセンター内部の放射線数値は公表されていますが、流山市は周辺の住宅街や、子供達が今も遊んでいる目の前の公園の放射線量も測定した方がよいのではないかと思いました。

私達の会では、今回の結果をもとに、これから市へどう提案していくか、話し合い、行動していきたいと思います。

測定結果はグーグルマップを参照


12月10日より森のまちエコセンター周辺を計測し、地図にしました

2011年12月12日 | 過去の活動の様子(2019年まで)
東深井地区公園、森の図書館の後ろ側に「森のまちエコセンター(旧清美園)」があります。

ここでは、放射線量が高く、焼却することができない枯れ草や落ち葉など(燃やすとさらに線量があがり、焼却灰の保管がまだ決められていないため)が、流山市内全域から集められ、保管されています。

今回のことは、本当に行政も頭を抱えている問題だと思います。
保管するのは仕方ないことだと思います。
しかし、保管するならば飛散防止措置をして欲しいと思います。

代表同士の話し合いでも不安の声は以前からあがっていました。

・飛散防止措置をしなくて、周辺への影響はないのか。
・敷地内の放射線量は回覧板で来るが、周辺の線量値はどうなのか。
・公園では子供達が遊んでいるが、立入禁止措置もない。
(野田市の公園では0.23マイクロシーベルト以上は立入禁止)
・子供達は例年通り、落ち葉を積み重ねもぐったりしている姿も見られる。
・注意を呼び掛けて欲しい。
・公園は選択できるもの。心配していない親には迷惑な話ではないか。


など。

そこで、私達は12月10日より、森のまちエコセンター周辺を計測しています。
(使用している測定器はRADEX1706です)
アラーム設定を0.5マイクロシーベルトにしています。

ざっと測定してみて感じたことは・・・

古墳公園の奥に行けば行くほど放射線の数値が上がっていくということがわかりました。
(落ち葉のせいなのか、森エコのせいなのか、柏よりだからかはわかりません)
13箇所測定しましたが、1mの高さでアラームが鳴ったのは4回です。
特に高いなぁと感じられたのは、森の図書館側の公園(子供達がサッカーをしたり、ワンちゃんのお散歩などに利用するエリア)の池近く、駐車場は高いです。

私達としては、古墳公園で遊ばせるのはいいとは思えません。
ただ、森エコが原因なのかはわかりません。
もう少し測定箇所を増やして、市などへ報告していきます。

とり合えず13箇所だけは地図にしましたので、ご覧ください。
測定結果はグーグルマップを参照