N.A.C.ブログ

N.A.C.では毎週土曜日に復興住宅にてお茶会をしています。一緒に楽しくまったりしませんか?        

兼森くんの一日 6日目

2009年10月31日 | 日記
今日は10月31日。どうやらハロウィンらしいですね。


朝からいわやの自治会さんと11/21のタコ焼きパーティーについてのお話をしてきました。
学生がやることは、たこ焼きをひたすら焼き転がすこと、チケット・看板を作ることです。
がんばっちゃいたいと思います。

みなさんは「たこやきマントマン」をご存じでしょうか?
いや知ってたからといってなにもないんですが


その後はミーティング
先週の振り返りと、この前のいわや秋イベントの総括をしました。
山本さん吉田さんお菓子ありがとー


で、お茶会
今日はいわや

いろいろイベントが被っていたため、学生の人数は5人でした
しかも一人は声かけ後早退
そして男4人に…
男のお茶会をしてきました。

学生少ないねーと言われたり、男しかいなくて残念と言われたり、
麻雀にはまってると話したら麻雀牌もらえることになったり、
政治の難しい話を聞いたり、旅行に行く話を聞いたりと
そんなお茶会でした

今日は新しい方が2人来てくださいました。
一人は今後も来てくれそう
すばらしい

その人は前から2号棟に住んでおられるのですが、同じ2号棟に住んでおられる方の中からも最近ここに来たん?と聞かれてました。
2号棟はそれほど大きな建物ではないのですが、出会わない人もが多いんだなー
まあ確かに僕も同じマンションに住んでる人の顔は思い浮かばないんですが…
だからこそこういう会が大切なんだとおもいました。

ばっちりなじめてたみたいです。ある男性からは猛烈にアタックされてましたが
残念ながらおじさんはだめらしいです。学生のほうがいいそうです

いわやでは机を二列に並べるのですが、今日は1列に集中して座られていました。
なのでもう片方が3人というさみしい状況に
そこは学生が話相手になりましたが
向こう楽しそうだったけどなんの話してたんだろう
もう少し学生がいたらなー

「七つの子」を歌って、体操してお茶会は終わりです


あ、そういえばクリスマス会の担当決まったよ!
12/5 HATクリスマス会担当…堤くん
12/12 いわやクリスマス会担当…南渕くん
ちゃっちゃと引き継ぎしちゃってどんどん準備進めていきましょう
みなさんお手伝いよろしくお願いします


で、その後はHAT組と合流して恒例の「くいなっく」へ

今日はいまだかつてない大盛況で
4人だけでした。
でも男だけじゃないよ
でも席見つけやすいし、話しやすいしいいもんね

新生JR灘駅にできた「さかなや道場」に行ってきました。
オープンセールしてましたしね
魚介類おいしいですね~
日本酒を6杯も飲み比べしちゃいました。
まあ味の違いなんてほとんどわからないですが
うん、よかった
特にほっけよかった
まだ20時なのにみんな酔い酔いです

2件目はおなじみの「一藤(こんな漢字だっけ?)」
ここいつも大黒正宗が売り切れている気がするのですが気のせいでしょうか?
おいしいからいいけど

うっかり人生や将来についても話し合っちゃいました。

だんだん来年の人事の話が多くなってきましたね
悩ましいところです。


今日のMVPは一日中パンプキンの帽子をかぶり続けた関さんに贈りたいと思います。

合宿勉強会~睡眠障害

2009年10月28日 | 勉強会
睡眠障害
(山本、西家、小島、清武)

0.はじめに
睡眠障害とは?…有名なのは不眠症、ですがそれだけではありません。今回は「不眠症」「無呼吸症候群」「ナルコレプシー」「レム睡眠行動障害」の四つについてまとめてみました。

1.どんな病気?
<不眠症>
 眠りにつこうとしてもなかなか眠れなかったり、夜中や早朝に突然目が覚めたり、あるいはなかなか熟睡できないという症状が原因で、体の疲れが取れなかったり、気分が悪い、あるいは集中できないなどの不調があらわれ、昼間の生活や仕事に支障をきたす病気。
<無呼吸症候群>
 睡眠時無呼吸症候群は読んで字のごとく「睡眠時」に「無呼吸」状態になる病気。「無呼吸」とは10秒以上の呼吸停止と定義され、この無呼吸が1時間に5回以上または7時間の睡眠中に30回以上ある方は睡眠時無呼吸症候群と診断される。
<ナルコレプシー>
  ナルコレプシーは、日中、猛烈な眠気に襲われるのが特徴で、居眠り病とも言われる。10歳代から20歳代前半に発症することが多く、前日に十分な睡眠時間をとっても、仕事、運転、会話などの最中に居眠りし、それが10~20分間続く。
<レム睡眠行動障害>
 睡眠中、夢体験と同じ行動をとってしまう病気。近年注目されている病気で、中高年とりわけ高齢の男性に好発し、若者や子どもにはほとんどみられない。健康な人であれば、レム睡眠中には骨格筋が弛緩して動かない。しかし、レム睡眠行動障害ではこの抑制機構が阻害され、夢の中での行動がそのまま現実の行動となる。

2.どんな症状?
<不眠症> 寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、熟睡感が得られない など
<無呼吸症候群> 体重増加を原因とする大きないびき など
<ナルコレプシー>
 (1) 日中の過剰な眠気、繰り返す居眠り、睡眠発作
  (2) 情動脱力発作… 笑ったり怒ったりした時に体の力が抜ける
  (3) 入眠時幻覚・睡眠麻痺… 金縛りにあう
  (4) 夜間熟眠障害… 寝つきはいいが熟睡できない
  (5) 自動症… 無意識に物事を実行
  (6) その他  頭重、頭痛、肥満、多汗症、糖尿病が合併することが多い
→(1)と(2)を繰り返すとナルコレプシーと診断。
<レム睡眠行動障害> レム睡眠期に叫ぶ、泣く、笑う、寝言を言う、殴る、蹴るなどの行動、立ち上がって動き回る、一晩中いびきをかく、など。高齢者の0.3%はこの病気であると言われる。

3.それぞれの原因
<不眠症>いくつかのパターンがあります。
 ・生理学的不眠…時差ぼけ、交代制勤務など睡眠に関連した生活習慣が不適切なことにより起こる不眠。
 ・心理学的不眠…親しい人の死や、悩みによる精神的ストレスで起こる不眠。
 ・薬理学的不眠…カフェインやアルコールなどを含む食品、治療のために飲んでいる薬によって起こる不眠。
 ・身体的疾患に伴う不眠…さまざまな身体の病気や、その病気による症状が原因で起こる不眠。
 ・精神疾患に伴う不眠…うつ病、不安障害、統合失調症などの精神疾患が原因となる不眠。
<無呼吸症候群> 空気の通り道(気道)が閉塞することによって起こります。
・首周りの脂肪沈着 ・扁桃肥大 ・舌が気道へ落ち込む ・舌が大きい
・鼻が曲がっている  などがその原因としてあげられます。
<ナルコレプシー>いまのところ、発病の原因不明です。
・遺伝的要因とストレスなどの環境要因
・頭部外傷、手術、睡眠不足の連続など大きな身体的ストレス
などが原因として考えられています。
<レム睡眠行動障害>いくつか考えられています。
・神経疾患、中枢神経疾患などを原因とした二次性のもの
・アルコール、睡眠不足、ストレスなどの生活習慣

4.治療法
<不眠症>
 基本的には生活習慣を正すことが大事。特別に薬を使うとかいうわけではない。後述の厚生労働省により作成された「睡眠障害対処の12の指針」を参照して、気をつけること。
<無呼吸症候群>
 比較的軽度のいびきの場合は家庭でのちょっとした工夫や日常生活の改善で治ることもある。例えば横向きに眠る、枕を低くする、アルコールを控える、減量・ダイエットする、睡眠薬や筋弛緩薬をやめる点鼻薬を使う、など。 防止対策でもいびきが改善しなかったり、無呼吸症を併発していたりするなどの際には、より効果の高い専門治療が必要となる。 
 現在治療として確立しているものは負担の少ないマウスピースから鼻マスク治療、外科手術など。
<ナルコレプシー>
根治療法はなく、睡眠をコントロールして病気と付き合っていく必要がある。●薬物療法として、眠気止めの薬や幻覚防止のための抗うつ剤の服用。●生活指導として、規則正しい生活をする。●昼間に2時間毎に10~20分の昼寝をとり、飲酒や睡眠薬の服用を避け、 適切な睡眠をとる。以上を根気よく行うことで症状を緩和することができる。
<レム睡眠行動障害>
 抗てんかん薬の一種であるクロナゼパムやレム睡眠を軽減させる睡眠薬が効果的であると言われている。特にクロナゼパムは、服用を始めてから1週間程で、約8割の患者が改善されているという報告がされており、その治療法が合えば徐々に異常な行動が減少していくと思われる。

4.問題点など
<不眠症>
・睡眠薬の危険性
 昔に比べて睡眠薬による悪影響はほとんどないという風に言われるようになりましたが、それでも多量に服用したり、用法を間違ったりすれば身体に異常をきたすことがあります。その他、用法・用量を守っていても、睡眠薬の服用により午前中に眠気が起こったり、頭がボーっとしたりすることもあります。物忘れや、ふらつきといった症状もまれにみられます。実際に、不眠症の患者の中でも、睡眠薬を服用してもなかなか効果がなくて、多量に服用してしまう例もあります。このように、必ずしも薬の安全が保障されているわけではありません。
・ひとりでかかえこまないように
 不眠症を治すためには、生活習慣を正すことが大事ですが、身体的、精神的なストレスによる不眠症はなかなか一人では解決できません。しかもそれらの問題を解決するためにはかなりの時間がかかります。
そのため、上で挙げたような「睡眠障害対処の12の指針」だけでは十分な対処法になっているとはいえません。不眠症を抱える人が、その身近な人々によって少しでも話を聞いてもらえたり、ケアしてもらえたりするような新たな環境づくりが今後求められるべきです。
<無呼吸症候群>
・診断をうけない人々
 無呼吸自体で、死んでしまうことはない。むしろ、無呼吸がつづくことで体に負荷がかかり生活習慣病(高血圧や心疾患など)になることや、記憶に新しい新幹線のオーバーラン事件に代表される、昼間の眠気による事故(交通事故、労災事故)に関係するため、ご本人だけでなく社会的にも問題となる。この疾患はなにも特殊な疾患ではない。有病率は人口の4%と言われており、日本には200万人いると言われている。しかし、なかなか気がつきにくい、いびきをかく程度で受診するなんて恥ずかしいと言う理由などで、まだまだ治療を受けている方が少ないのが現状。
<ナルコレプシー>
・試験中・運転中(危険!!)・商談中などに居眠り。
学校や職場など社会生活において居眠りによる失敗を繰り返して自信を失うなど、情動脱力発作を避けるため人との接触を避ける生活を長年続けているうちに消極的、受動的、内向的となり、注意力の持続、物事への好奇心や執着などが苦手となり、仕事や対人関係のはりあいもだんだん失われがちになる。(ナルコレプトイド性格変化)
<レム睡眠行動障害>
・似た病との違い
 レム睡眠行動障害(RBD)を認知症の夜間せん妄と誤って診断され、間違った治療法を受けたことによって悪化したケースもある。また、場合によってレム睡眠行動障害(RBD)は、パーキソン病や認知症の初期段階の症状が現れることもあり、診断には注意が必要な病気。家族などからは夢遊病と間違われることも。夢遊病やせん妄は夕方から夜にかけて出やすく、覚醒させうることが困難で、行動中の記憶はほとんどない。レム睡眠行動障害の場合、朝方に出やすく、本人に夢の内容を確認するとそれと同じ行動をしている場合が多い。また異常行動をしている際に肩をゆするなどして覚醒させることも比較的容易。


5.終わりに
 色々な睡眠障害がありますが、自分や家族で「これは重大な病気なんじゃないか」「この病気は○○だ!」と決めつけたり勘違いしたりしないようにしましょう。医師に相談することや、生活習慣を正しくするなどの対処をとって、睡眠障害とうまくつきあっていけたらいいですね。

付録:「睡眠障害対処の12の指針」
1睡眠時間は人それぞれ、日中の眠気で困らなければ十分
2刺激物を避け、寝る前には自分なりのリラックス法(軽い読書、音楽、ぬるめの入浴、香りなど)
3眠たくなってから床に就く、就寝時間にこだわりすぎない
4同じ時間に毎日起床
5光の利用でよい睡眠(夜の照明や朝の日光)
6規則正しい三度の食事、規則的な運動習慣
7昼寝をするなら、15時前の20~30分
8眠りが浅いときは、むしろ積極的に遅寝・早起きに
9睡眠中の激しいいびき・呼吸停止・足のふるえ・むずむず感には要注意
10十分眠っても日中の眠気が強い時は専門医に(仕事や学業に支障がでるとき)
11睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと
12睡眠薬は医師の指示で正しく使えば安全

参考文献
http://kowalski.lolipop.jp/suimin/rbd.html http://www.suiminproblem.com/
http://sleep.ogaru.net/remu.html http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/saisin/20070420ik0a.htm http://www2s.biglobe.ne.jp/~narukohp/3100.html


合宿勉強会~アルツハイマー型認知症

2009年10月25日 | 勉強会
アルツハイマー型認知症
               鈴木千歩、南渕崇、林野和也、河谷健、入福啓介
1.アルツハイマー型認知症とは
 アルツハイマー型認知症は、認知機能低下、人格の変化を主な症状とする認知症の一種である。日本では、認知症のうちでも脳血管性認知症、レビー小体病と並んで最も多いタイプである。
アルツハイマー型認知症には、以下の2つのタイプがある。
・家族性アルツハイマー病
完全な常染色体優性のメンデル型の遺伝パターンを示すもの。遺伝性アルツハイマー病ともよばれる。
・アルツハイマー型老年認知症
アルツハイマー型認知症の中でほとんどを占める。老年期(60歳以上)に発症するもの。

2.症状
 ①前段階
 ・知的能力低下に先立つ2~3年前から、軽度の人格変化が起こる(例: 頑固になった、
  自己中心的、人柄に繊細さがなくなった)
・不安・抑うつ症状が出る
 ・睡眠障害が出る
 ・不穏、幻視妄想を認めることが多い
 ②第一期症状
 ・健忘症状・・・ものごとを忘れる
 ・多動・・・徘徊を繰り返すようになる
 ・空間的見当識障害・・・道に迷う
③第二期症状
 ・高度の知的障害、巣症状(失語、失行、失認)
 ・錐体外路症状(筋固縮)・・・パーキンソン病と間違われることもある
④第三期症状
 ・高度な認知症の末期で、しばしば痙攣、失禁が認められる
 ・拒食・過食、反復運動、錯語、反響言語、語間代(例: ナゴヤエキ、エキ、エキ)
   がみられる

3.原因
 はっきりとしたことは分かっていない。脳の神経細胞の減少、脳の萎縮、脳への老人斑・神経原線維変化の出現を特徴とする。脳の中にβアミロイドと呼ばれるタンパク質がたまり出すことが原因の一つとされていて、βアミロイドが脳全体に蓄積することで健全な神経細胞を変化・脱落させて、脳の働きを低下させ、脳萎縮を進行させると言われている。

4.特徴
 アルツハイマー病の特徴として大脳の後半部(側頭葉、頭頂葉、後頭葉)の萎縮が次第に進むことが挙げられる。まず、脳の側頭葉と呼ばれる部分の海馬の脳神経細胞が減るところからはじまる。海馬は短期記憶をつかさどる場所である。その部分が損傷を受けるので、病気の初期段階のうちは「今さっきの記憶」が思い出せなくなる。脳組織の変化としては、「アミロイド」と呼ばれるたんぱく質の沈着(アミロイド斑とか老人斑という)と非常に溶けにくい「タウたんぱく」からできる神経原線維が出現する。老人斑は認知症でなくても出現することがあるが、アルツハイマー病では比較的早期から側頭葉を中心にこの沈着が認められ、その程度も強い。そして、脳の後半部に高度の萎縮がみられるようになる。こうした変化とともに、正常な神経細胞が徐々に脱落し、認知症障害の状態になっていく。
 アルツハイマー病にみられる神経組織の変性は、実際に認知症の症状が現れるかなり前から始まっており、発病中の全期間の中頃から症状がはっきりしてくる、極めて長い経過をとる進行性の病気である。症状の出現はいつからかははっきりせず、その後は徐々に痴呆が進み、最後は全身衰弱や肺炎などの感染症で死亡する場合がほとんどである。その間、歩行障害や、筋肉が固くなる、失禁などの身体症状を伴うことがあり、一方、時間や場所を正しく認識する「見当識」が次第に崩壊し、幻覚や妄想が現れたりするが、本人はその病識がなく、無欲状態やうつ状態、もしくは多動、いらつき、不安、だれに対しても強い敵意を抱くなどの精神症状を伴うことがしばしばある。こうして社会的行動と個人の習慣も次第に崩壊していく。

5.予防
○食習慣
・生活習慣病は発症の危険度を引き上げる。ならないことが重要。
→バランスの良い食事(偏食しない)
塩分や脂肪を摂取しすぎない
・魚(EPA・DHAなどの脂肪酸)、野菜果物(ビタミンE・ビタミンC・βカロテンなど)、赤
 ワイン(ポリフェノール)の摂取などが発症を抑える。
○運動習慣(有酸素運動)
・高血圧やコレステロールのレベルが下がり、脳血流量が増すため、予防につながる。
・1回20分以上の、ちょっと汗ばむ程度の運動(有酸素運動)を週に2回以上。
○知的生活習慣
・不活発な生活を続けると脳の老化が進んでしまう。
・テレビ・ラジオの視聴、トランプ・チェスなどのゲームをする、文章を読む、楽器の演 
 奏、ダンスなども効果的。
○たばこ
・能動喫煙も受動喫煙も避けるべし。
○会話
○転倒注意
・強い頭部の打撲は発症を約5年~7年早める。
・アルツハイマーの危険因子として一番に挙げられるのが、頭部の外傷。
 →○運動習慣

●アルツハイマーを予防するための10ヶ条というものが掲げられている。
第1条は、「塩分と動物性脂肪を控えたバランスの良い食事を」
第2条は、「適度に運動を行い、足腰を丈夫に」
第3条は、「深酒とたばこはやめて、規則正しい生活を」
第4条は、「生活習慣病の予防、早期発見、治療を」
第5条は、「転倒に気をつける(頭の打撲はぼけ招く)」
第6条は、「興味と好奇心をもつように」
第7条は、「考えをまとめて表現する習慣を」
第8条は、「こまやかな気配りをした良い付き合いを」
第9条は、「いつも若々しく、おしゃれ心を忘れずに」
第10条は、「くよくよしないで明るい気分で生活を」

6.治療法
・とにかく早期発見・早期治療が重要。
・現在は病気の進行を遅らせる薬しかない。
・進行を遅らせる有効な方法は「情緒の安定」。優しく応対し、決して誤りを責めたり怒ったりしない。“呆けているのではないか?”とか、出来ないことを責めて怒るのはアルツハイマー余計に進行させることになり、むしろ逆効果である。
・一番悪いのは、特別待遇をして何もさせないこと。
・散歩などによる昼夜リズムの改善、なじみのある写真や記念品をそばに置き安心感を与える回想法や、昔のテレビ番組を見るテレビ回想法など、薬物以外の介入が不眠や不安などに有効な場合もある。
・介護保険やデイケアなど社会資源の利用も有用である。しかしながら、この症状がひどくなると、デイケアの施設にいる事自体が困難になる為(本人はどうして自分がここにいるのか状況が分からなくなってしまう故に、施設職員の制止を振り切って、施設から危険な方法で脱走を試みたりする事がある)、難しい問題である。
・国立長寿医療センター研究所(田平武所長、大府市)と名古屋大鍋島俊隆教授(医療薬学)などのチームはアルツハイマー病の原因物質であるアミロイドを脳から取り除く新ワクチンの開発を進めている。マウスでの実験では、副作用なしに、発症後でもアミロイドが除去されて認知能力が戻ることが確かめられたと言う。今後、小人数の患者を対象にした臨床試験を開始するとのことで成果が期待される。(2007/3)

7.若年性アルツハイマー
 若年性アルツハイマーとは64歳以下の人に起こるアルツハイマー病で、40代から50代の中高年で多く症状が起こる。若ければ18歳から発症することもある。
若年性アルツハイマーの初期症状として、次のような症状が見られる。
・根気が続かない
・疲れやすくなる
・頭痛やめまい、不安感などを感じる
・仕事の能率や量が悪くなる
・全体の状況を把握できなくなり、細部にこだわるようになる
・不眠、うつ状態
 若年性アルツハイマーの原因としては一般に高齢者に起こるアルツハイマーと同じで、β(ベータ)アミロイドの蓄積による脳の萎縮から起こると言われているが、頭部損傷などの事故による後遺症でおこることもある。若年性アルツハイマーは遺伝によるものが多いので、家族にアルツハイマーのいる人は注意が必要である。

参考資料
 「All About 健康・医療」
http://allabout.co.jp/health/healthfood/closeup/CU20020913/index.htm
 「アルツハイマーの予防」
http://pharmacy.client.jp/altzhimer4.html
 「ためしてガッテン」
http://cgi2.nhk.or.jp/gatten/archive/program.cgi?p_id=P20080903
 「Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%84%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%BC
「アルツハイマー病(認知症)総合サイト 若年性アルツハイマーとは」
http://skbro5.blog32.fc2.com/blog-entry-11.html
「若年性アルツハイマー|もの忘れドック-武田病院画像診断センター」
http://monowasure.jp/demantia/young.html

合宿勉強会~リウマチ

2009年10月25日 | 勉強会
リウマチ
日野、臺、古角、柏木、後藤

(1) リウマチとは
▼関節、骨、筋肉、じん帯、腱などに痛みが生じる200種類以上の病気の総称
→「リウマチ熱」「痛風」「筋肉リウマチ」「強直性脊椎炎」などが挙げられるが、
「関節リウマチ」が最も代表的

▼患者:日本全人口の0.3~0.4%と言われている
女性が男性の3~4倍(女性ホルモンが関係?)
20~60歳の広い年齢層で発病するが、ピークは40~60代

(2) 症状 (関節リウマチ)
初期→中期→後期と進行していく

初期
・症状
〈手〉(特に朝起きた時)…しびれる、力が入らない、こわばる、むくむ、手首がピリッと痛む
  〈身体〉…背中・肩・首筋が凝る、体がだるい、便秘がつづく、疲れやすい、食欲不振
  ・日常生活での支障
   雑巾が絞れない、包丁が握れない、物を落とす

 中期
 ・症状
  違和感:小さな関節→大きな関節へと拡大(手首・足首・肘・膝・股関節など)
炎症:関節の痛み、熱、腫れ、むくみ
 ・日常生活での支障
  正座ができない、衣服の着脱が困難、靴に足が入らない、全身に違和感

 後期
 ・症状
  関節が破壊され、変形する。手足がうまく動かず、思うような動作ができなくなる
 ・日常生活での支障
  歩行障害など、一人での生活が困難

〈特徴〉
・ 症状は左右対称に現れる(始めは片側だけでも、いずれ両側に出てくる)
・  〃 全身に流れるように広がっていく(リウマチはギリシア語で「流れる」の意)
・  〃 ①梅雨・台風・寒冷時 ②湿気 ③過労の時 ④風邪など ⑤精神的ストレス
などにより悪化する
・ 朝のこわばりが1時間以上続く
・ 皮下結節ができる(肘、膝などの皮膚の下に痛みのないしこりができる)
・ その他、上強膜炎、肺浸潤、血管炎などを伴うことがある
  

(3) 病因 (リウマチ全般)
未確定だが、以下の要因が考えられる。
▼代謝異常  …代謝機能の異常により、尿酸やカルシウムなどの物質が関節に付着して痛みや炎症を起こす。
▼細菌・ウイルス感染 …関節に細菌やウイルスが入りこみ、炎症や免疫異常を起こす。
▼骨・軟骨の変形 …老化やケガがきっかけで関節の軟骨が変形→骨が変形して痛みを感じる。
▼免疫異常 …体内の防衛機能に異常が発生し、自分の体内を攻撃、関節に炎症が起きて痛みが生じる。関節リウマチ患者に多い。


(4) 治療法 (関節リウマチ)
初期段階の場合は完治する人もいるが、症状が進行するほど完治は難しくなる。
また、関節リウマチは原因が特定できていないため、効果的な治療方法は未だ確立されていない。
そのため、現在の関節リウマチ治療は以下に重点を置いて行っている。

①関節の痛みを緩和する ③関節の変形を予防し、動かせる範囲を維持する
②リウマチ活動性や関節の炎症を抑える ④破壊された関節の働きを再建する

▼薬物療法(①・②)
・初期段階から使用される主要な治療法。
・「抗リウマチ薬」「ステロイド」「非ステロイド系消炎鎮痛剤」などによって
疾患の進行を抑えたり、痛みを和らげたりする。
・しかし、ステロイドは服用すると骨粗鬆症になりやすいなど、副作用が問題。
 ・今後、新薬の研究・開発が期待される。

▼リハビリテーション(③・④)
「リウマチ体操」など

▼手術療法(③・④)
薬物療法でも関節障害が防げず、日常生活に支障をきたす場合、手術が必要となる。


(5) 注意点など
▼リウマチの早期発見 …初期症状は気づきにくいが、早期治療なら完治可能!
▼薬の副作用 …リウマチの薬は副作用が強い。
特に高齢者は副作用が出やすいので注意が必要。
▼動作が鈍くなる …患者は激痛に耐えながら一生懸命生活している。


  心がけたいこと
・食生活 …骨粗鬆症を防ぐためにも、バランスのとれた食事を。
・安静 …関節が痛むときは無理をせず安静に。十分な睡眠もとろう。
・適度な運動 …じっとしていると骨がもろくなるので、体を動かすことも大事。
(※転びやすいので、散歩の時などは足元に注意!杖を使うのも◎)
・保温 …関節痛に冷えは大敵!夏でも衣服やサポーターなどで工夫を。
(※ただし、関節が熱を持っているときは冷やす)
・ストレスをためない …精神的ストレスは症状が悪化する原因に…。
☆リウマチ患者には周りの理解と協力が必要です

〈参考資料〉
・ リウマチ情報センター http://www.rheuma-net.or.jp/rheuma/index.html
・ リウマチの症状と特徴 http://ryumati.yaiueo.com
・ リウマチと友に リウマチとつきあう生活 http://www.amm55.com/

合宿勉強会~白内障・緑内障

2009年10月25日 | 勉強会
白内障・緑内障の原因と治療法     担当:近藤、小川、堤、松本、岡田

<白内障と緑内障についてのはしがき> 担当:岡田
白内障と緑内障はともに目の病気である。白内障と緑内障は名称が似ているが別の病気であり、白内障と緑内障と同時にかかる可能性もある。近年では白内障と緑内障の同時治療もできるようになってきた。高齢者に多い病気である。


<白内障の原因> 担当:近藤
白内障とは、水晶体が白く濁る病気である
【症状】
 ①かすんで見える
 ②明るいところがまぶしくて見にくい
 ③調整しても眼鏡があわない
 ④ぼやけて二重、三重に見える
 ⑤視力が低下する 

【水晶体が白く濁る原因】
①加齢による水晶体タンパクの変成。(老人性白内障)
→60歳代で70%、70歳代で90%、80歳代でほぼ100%の人に白内障による視力低下が認められる。
②眼の外傷、アトピー、糖尿病、放射線や赤外線照射、ステロイド投与。
③ぶどう膜炎などの眼の病気の後の続発性白内障、遺伝、網膜剥離手術・硝子体手術・緑内障手術の後に進行する。
④生まれつき水晶体に濁りがある。(先天白内障)

参考:白内障.com
http://www.hakunaishou.com/common_images/logo.gif






<白内障の治療法> 担当:小川
【薬物治療】
白内障の症状が進行している時は、白内障の「内服薬」を用いるが、薬物では水晶体の濁りを消すことはできないため、元に戻すことはできない。
薬物では「白内障の症状の進行を遅らせる」程度しか期待することができない。
【手術による治療】
白内障の治療は手術による治療が一般的である。白内障の手術では、目から濁った水晶体を取り出して、人工の眼内レンズを代わりに入れる。 手術は局所麻酔を使用し、数十分で終わる。痛みはほとんどないので、体にも負担はない。
ただし、人工水晶体の欠点はピントを合わせる力がなく、設定したピント以外はぼやけて見える。
※白内障になって、白濁した水晶体を手術しからもう安心と思っていると、つぎに 緑内障を起こしたり、別の目の病気を発生させたりすることがよくある。食生活に注意して、必要とされる栄養素を積極的に摂取すると効果的である。
【白内障の予防法】
白内障は抗酸化物質を含む食品、 そして酸化物を除去できる食品などを積極的に食べることが重要になる。 食生活を見直し、サプリメント等を上手に活用して、 積極的に白内障の対策をする必要がある。

<緑内障の原因>担当:堤
緑内障という名前は、房水(眼球内の水分の一種)がなにかの原因で過剰に溜まったときに、角膜がむくんで瞳が青っぽく見えることに由来する。
しかし実際多くの患者がかかる慢性緑内障では、瞳の色はもちろん、痛みや充血といった症状が全くなしに進行し、視力の低下も病気の最終段階まで現われない。このため、患者自身が病気であることをなかなか認識できず、治療開始が遅れることが多々ある。
さらに、慢性緑内障の唯一の自覚症状は、視野の一部に見えない所ができるというものだが、ふだんは二つの眼で見ているために互いの視野でカバーされ、これも意外に気付かない。そのため、緑内障だとわかっているのに不自由はないからと治療を受けない人もいるくらいである。
緑内障は、視神経乳頭が眼球内側から押し潰されることで(医学的には陥凹〈かんおう〉という)、正常に機能する視神経が減少する病気である。つまり緑内障は、眼圧と視神経乳頭の強さのバランスが崩れることで、視神経の障害が進む病気である。


【視神経の障害が進む原因】
① 前房内の房水が隅角(ぐうかく)からうまく排出されず、眼球内の圧力が高くなること。
② 眼圧は正常であっても、視神経乳頭の構造が相対的に弱い(眼圧に対する感受性が強過ぎる)場合。

【緑内障におけるタイプ】→詳しくは次項で
(1)開放隅角緑内障
(2)閉塞隅角緑内障
(3)正常眼圧緑内障
(4)続発緑内障
※緑内障発作
【緑内障にかかる可能性の高い人】
次に当てはまる人も緑内障にかかる可能性があるので、一度検査を受けてみる方が良い。
緑内障においては自覚症状がほとんどないので、早期発見が大切になる。
・血縁者に緑内障の人がいる。
・強度の近視
・低血圧
・頭痛持ち
・冷え性
近視はその程度が高いほど、緑内障になるリスクが高いといわれる。また、低血圧・頭痛・冷え性の方は、血流が悪いと考えられ、この血流の悪さが、視神経にダメージを与える要因になりうると考えられる。

<緑内障の治療> 担当:松本
緑内障は、放置していると少しずつ進行し、最悪の場合は失明に至る病気である。残念ながら傷ついた視神経は元には戻らない。現在では治療法の進歩によって、非常に高い確率で、視覚障害の進行を防ぐことができるが、それには「早期に発見し適切な治療を続けていれば」という条件が付く。
緑内障は、いくつかのタイプに分けて診断され、治療方法の選択にも関係する。

(1)開放隅角緑内障
・ 房水の流出口「隅角〈ぐうかく〉」は十分広いが、その排水部分(線維柱帯)が目詰まりして、房水が流れにくくなって眼圧が上がる。
・ 視神経乳頭の構造が相対的に弱く、眼圧は高くなくても視神経の障害が進むことがある。
・ 多くは40歳以上で発病。高齢になるほど多い。
・ 病気の途中まで全く自覚症状はない。病気の途中から、視野の一部に見えない所が出始める。
・ 眼底検査を受けて視神経乳頭の陥凹を早期発見し、視野に変化が起こる前に治療を始めることが大切。

(2)閉塞隅角緑内障
・ 隅角が狭まり、房水の流出抵抗が高くなって眼圧が上昇する。
・ 40歳以上の女性に多く(男性の3~4倍)、遠視気味の人がなりやすい。
・ 開放隅角緑内障より眼圧は高くなりやすく、緑内障発作(※下記参照)が起きることもある。
・ 眼圧を下げ、視神経の障害の進行を抑え、発作を予防する。発作時には速やかに眼科を受診。

(3)正常眼圧緑内障
・ 日本人の緑内障患者の6割近くを占める(緑内障の発病頻度は40歳以上の人口の5.0パーセントで、そのうち正常眼圧緑内障が3.6パーセント)。
・ 眼圧は正常だが、視神経乳頭の陥凹が進む。
・ 視神経の循環障害(血流が悪くなること)などにより、視神経乳頭の構造が、眼圧に比べ相対的に弱くなっていることが原因と考えられている。

(4)続発緑内障他
・ なにかの病気が元にあり、その影響で起きる緑内障。ステロイド剤の長期使用や、糖尿病などによる網膜の病気が原因で起きることが多い。
・ 先天的な原因による緑内障もある。

※緑内障発作について
 閉塞隅角緑内障の人に起きることがある急性の緑内障である。隅角と虹彩〈こうさい〉が癒着〈ゆちゃく〉して、房水の流れが全く途絶えたときに起こり、眼圧が急激に上昇する。慢性緑内障と異なり、頭痛や眼痛、視力低下、吐き気など、多くの自覚症状が現われる。すぐに眼圧を下げるため、房水の流れを変える手術を受ける必要がある。


【緑内障の検査方法】
緑内障の初期では自覚症状は全くなく、視野の異常もある程度進行するまで本人は自覚できないので、検査で病状を確認する必要がある。

(1)眼圧測定 
角膜に空気やセンサーを当てて眼球の固さ(眼圧)を測定。正常値は10~21mmHgだが、最近では、眼圧が低くても視神経に障害を起こし、 視野が狭くなってくる正常眼圧緑内障が多いことがわかってきた。そのため、緑内障の場合21mmHg未満なら問題ないというわけではなく、視神経乳頭の陥凹の進行が停止するレベルまで下げるように治療する。眼圧は季節や時間帯などによって変動し、緑内障の人は変動の幅が大きいことも知られている。

(2)隅角検査 
眼圧が高いとわかったときに、その原因を調べる検査で、隅角の状態を調べ、隅角が十分に広ければ開放隅角緑内障、狭ければ閉塞隅角緑内障である。

眼底検査 視神経乳頭の陥凹を、直接確認する検査です。視神経乳頭の変化は視野の異常よりも先に現われますので、緑内障の早期発見、とくに眼圧に変化が現われない正常眼圧緑内障の診断に、威力を発揮する。

(3)視野検査 
自覚症状を確かめる検査である。緑内障による視野異常の進行パターンは、だいたい一定しているので、視野検査により、病気の進行段階を把握することができる。



【緑内障の治療法】
(1)薬で眼圧コントロール
 急性緑内障の治療では、手術が第一に選択されますが、患者さんの大多数を占める慢性緑内障で視野異常が進行していない場合は、まず薬による治療から始める。大きく分けて6種類の緑内障治療薬があり、緑内障のタイプ、眼圧の高さ、視野異常の重症度などにあわせて処方される。まず初めは、1種類の点眼薬から始め、効果がない場合は薬を変更したり、2種類、3種類の薬を併せて使用したりすることもある。
それでも効果がない場合は、内服薬を使うこともあるが、副作用が出やすいので長期間は使用しにくい。
 薬の作用
・房水の産生を抑える
・隅角での房水流出を促す
・隅角以外からの房水流出を増やす
・瞳孔を縮めて隅角を広げる
・循環を改善し視神経の働きを助ける

薬の効果が不十分な場合
 薬では眼圧が十分に下がらない、視野異常の進行が止まらない場合は、レーザー治療や手術治療が行わる。しかし、手術を行ったからといって、視野が回復するわけではない。あくまでも緑内障を進行させないための方法である。

(2)レーザー治療 
レーザー光を当てて房水の産生機能を抑え、房水の排水口である線維柱帯の目詰まりを減らし、隅角から房水が流れやすくなるようにします。外来で短時間のうちに安全にできる。しかし、充分な治療効果が出る場合と出ない場合がある。また、手術後眼圧が下がっても、だんだんその効果がなくなってくることもある。

(3)手術治療 
目詰まりを起こした排水口を部分的に取り除いたり、切り込みを入れたりして、房水の流出経路を新たに設ける手術である。1~2週間の入院が必要である。
手術後に若干視力が下がることがあるが、眼圧は十分に下げることができる。

最近、緑内障手術と白内障手術を同時に行うケースが増えてきた。これは、緑内障が起きている年代の人は大抵、白内障もあるからである。通常の緑内障手術では、術後に白内障が進んで視力が下がることがあるが、同時手術では視力も改善する。

生涯にわたる治療が必要
 薬やレーザー治療で眼圧がある程度下がったとしても、それだけで治療が成功しているとはいえない。定期的に視野検査を受け、常に視野異常が進行していないことを確認して、初めて治療が成功しているといえる。また眼圧は治療により一旦下がっても、治療を中断すれば、また高くなる。その意味でこの病気は、一生涯にわたる管理が必要な病気といえる。


参考資料
http://www.skk-health.net/me/10/index.html
http://www.ryokunaishou.com/glaucoma_07/index.html
http://www.bausch.co.jp/eye/r110404.html