○○強化月間

あけまして、おめでとうございます。

春夏冬

2008-09-30 | Weblog
来月は神無月。英語で言うとOctober。
読書の秋、食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋。
とにかくなんにでも「秋」と付けておけば、いいような気がしてきた。

「秋」強化月間・・・・。



『日本全国酒飲み音頭』では、9月は「台風」で10月は「運動会」で酒が飲めるぞ。(実際に台風が接近している今、とてもそんな浮かれ気分にはならない。まぁ、酒飲みの歌だし。)
ちなみに長崎では「カステラ」で酒が飲めるぞ、らしい。


最近、「奇食の館」というサイトを偶然見つけた。これは、「食欲」ではなく、「芸術」の秋だと思う。

サルミアッキがすごそうだった。
私が食べたことがあるのは、「ベジマイト」だけだった。あれはすごかった。当時の私は子供だった。クラッカーに塗られたそれをチョコレートと勘違いして、何の警戒もせずに口に入れてしまった。
裏切られたような気持ちだった。

「お前のことをチョコレートだと信じていたのに・・・。」

あれ以降、未知の物体を食べるときは、警戒するようになった。
特に大人が笑いながら、差し出してくるものは異常に警戒して。
(大人は汚いよ!)




でも、もし自分が逆の立場なら、同じように笑いながらベタベタに塗りたくって差し出すだろう。


グルメ漫画として一番のお薦めは、うえやまとちの『クッキングパパ』。(ドラマは一味がしゃべりすぎてて、いまいちだったけど。漫画は面白いよ。)
『美味しんぼ』もおもしろいけど、実際に作って、食べて楽しめるのは、『クッキングパパ』かな。食欲の秋だからこそ、目だけでなく舌でも楽しまないと。

妖怪のことではない。

2008-09-25 | Weblog
「秋の日は釣瓶落とし」なんていうが、日が暮れるのが早くなった。

今日もあっという間に暗くなってしまった。
刃の切っ先が見えなくなったので、そのまま放置してしまった。
雨が降り出したというのに。錆びないといいな。

「十五才 学校Ⅳ」を見ようと思っていたが、見逃した。
他にすることがあって見逃してしまったわけではない。一回表に第一打者でバッターボックスに立ったような、余裕のある感じの見逃し。前に一回途中からみたことがあったせいかもしれない。

ゆずの「シャララン」だったかな?ゆずの歌の中でも特に気に入っているので、見逃したあと、非常に聞きたくなったので、youtubeで探してみたが見つからない。(ミカンがみっかんないよ)

丹波さんの演技も見たかったな。
逃した魚は大きい。

語彙が・・・。 

2008-09-24 | Weblog
山田洋次監督の『学校Ⅲ』をみた。
「感動した。」という言葉は少し前の首相が連発していたせいか、なんだか安っぽい言葉のように聞こえる。元々は、めったに使わない言葉だった気がする。

この映画の感想は「切ない」や「悲しい」ではない。「おもしろい」「つらい」も違う気がするし、「共感できる」というには私は若すぎるだろう。将来が「不安になる」なんていうのは感想として後ろ向きすぎるし、映画の一部分しか見ていないみたいだ。

こういう複雑な思いは、言葉で表すのが難しい。
こういう複雑な感情は、言葉で表すことは不可能なのかもしれない。

といあえずは、このモヤモヤを「感動した」という言葉で、書いて残しておく。


マンガやわ~(京風)  ついカッとなってやった。今は反省している。

2008-09-19 | Weblog
『よつばと!』についてだったが、わざと小難しく、曲解して解説お届けって感じだった。

最初はよかった。シンプルに「かわいい」だとか、「作者わかってる」だとか、「背景が細かくていい」なんて褒めていた。



だけど途中からなんかおかしくなってきた。

「よつばは家族ではなくペット感覚」とか「十年後には理解されない」とか。

「こんなのは現実にはいない」「ギャップで切なくなる」なんてことも言っていた。おっさんたち、自分の日頃の鬱憤を漫画の批評にかぶせるな。つまんない漫画だと誤解する人が出る。

「五巻のカバーをめくったら、よつばがいないことで、現実にはいないことを表してる」なんて目茶苦茶なことも言っていた。変に意識しすぎ。「表紙を開け!よつばはじっとしていられないから、表紙からページ(先)に行っちゃてるんだよ。」と、声を大にして、激論したくなった。

漫画と現実は違うものなんだから、混同せず、もっとシンプルに読まないと、楽しめないのに。

夢と現実を区別できないのは、今の若い世代に限ったことではなかったようだ。

ジーザス・クライスト・スーパースター

2008-09-19 | Weblog
ロックミュージカルってかっこいい。(良い


最初っから最後まで歌にダンス!
始めは、バスから私服の役者たちが小道具や十字架などを降ろす準備のシーンから始まったので、どうなる事かと思った。

衣装は現代風、色眼鏡なんて当たり前だのクラッカー。
兵隊がマシンガン持って、ユダが戦車に追われ、空には戦闘機。
一歩間違えたらただのギャグにしかならないトンでも素材が、あそこまでかっこよくなるなんて。
イッツクール、アーメンハレルヤー。

それだけでもすごいのに、イエスを神や救世主といったものではなく、どちらかというと、ただの人間として描き、最後のユダが「誤解しないでくれ、ただ知りたいだけなんだ。」と、磔になる直前のジーザスに繰り返し問いかける場面は、妄信ではない信仰のようなものを感じ取れた。『ベンハー』のキリストよりもなんかしっくりくる。

ネットで調べたら、公開にあたって爆破に放火の騒ぎがあったらしい。なんか、映画の中の民衆と変わんないことをやっている。

最後にバスで帰って行く時に、残された十字架が夕日の丘に建っているのを見て、終わり、エンドロールでは、無音。
あれだけ華やかで、騒がしいほどだったのが、この落差で、一気に現実に引き戻される。


重たい内容を爽快に見ることができる。ロックンロールはものすごい力を持っているのかもしれない。

・おそらく、巨大化はしない。たとえ配管工であったとしても。

2008-09-18 | Weblog
うちの庭にキノコを見つけた。
このこと自体は別に珍しいことではない。傘の開いた普通のものや、丸状のキノコだったり、白かったり、茶色かったりとさまざまなキノコが、いつのまにか生えていたりする。

今回は何気ない気持ちで、焼いてみた。

今回生えていたのは、白で椎茸ぐらいのサイズのキノコだった。

そう、焚き火の中に、味付けもせず、放り込んだ。

ひょっとしたら、食べられるのではないだろうか?などと全く考えていなかったと言い切るとしたら、それはウソになる。ナマコみたいなのを初めて食べようと考えた人と、同じような気持ちかもしれない。
好奇心というやつだ。

だがそんな期待も一瞬で吹き飛んだ。
「白」かったキノコが火の中で「青」に変わったからだ。
上がる煙の色は「黄色」で、さらに焼くと「緑」っぽくなった。
これを食ったらおそらく死ぬという、動物としての、DNAに刻み込まれた本能という直感。

そのまま、消し炭にしてやったさ。

息をのむのではなく、息を止めて読む。

2008-09-17 | Weblog
マンガ夜話に出てきたので書いてみる。

ある日、週刊ヤングジャンプを立ち読んでいて、ぶつかって来た衝撃。
エアマスターも谷仮面も読んだことがなかたので、柴田ヨクサルという漫画家を全く知らなかった。

あまり上手とは言えない絵だが、ド迫力がある。

 『ハチワンダイバー』


その時はまだ一巻も出ていなくて、話も途中からなのだが、猛烈に続きが読みたいと思った。
真剣の世界。もがく主人公。ギャグのセンス。非常に面白い。
何よりもスピード感が読んでいて心地いい。


主人公がダイブする時になぜか、一緒に息を止めてしまう。

真剣師同士のやり取りは時に理解できないものがある。
だがこの漫画は理解するのではなく感じるもの。
読むのではなく、まさに、「潜る」感じ。

単行本はアッという間に読んでしまうが、それは絵が大きくてセリフが少ないからだけではない。
主人公の将棋と同じように秒単位で読んでしまうからだと思う。
読んでいる感覚は格闘漫画の『バキ』に近い。おとなしく座って指すのではなく、全身運動でどつき合う。




この漫画、どんなに潜っても、これからの展開が全く読めない。
続きが読みたい。

かんそう

2008-09-17 | Weblog
15日に見た『ベン・ハー』は戦車競争のシーンがすごかった。
『ジョジョの奇妙な冒険第二部』の戦車レースはこれに影響を受けてるのではないだろうか?

私はキリスト教徒ではないからなのか、キリストの登場に対して特に何も感じなかった。メル・ギブソン監督の『パッション』のほうがインパクトが強かった。

16日に見た『アニー』。突然歌いだし、急に踊りだし、勧善懲悪、単純明快。
いまだに「トゥモロー・トゥモロー」が頭にこびりついて離れない。
赤毛のチリチリ、そばかす、もじゃもじゃの犬。キャラクターの個性も強い。
ミュージカルはアメリカ最高の発明!
突然踊りだすあのテンションは自分にはない。むしろ対極?

漫画でいうならば、『ハヤテのごとく!』とか。

今朝見た夢についての考察

2008-09-12 | Weblog
「漫画を何十冊も買った。」
ここまではいい夢。


「そのほとんどが、同じ巻(同じ本)。

 間違って同じ巻ばかり!」

何ともむごい夢だった。
まさに悪夢。

ちなみに、田辺イエロウの『結界師』13巻と18巻。なんで?
黒芒楼の妖怪のせい?邪煉のせい?恨むなら良守を恨んで~。


フロイト先生ならきっと、ものすごい解説するんだろうな。


まだ、寝ぼけている自覚がある。
まさか、これも夢?
「胡蝶の夢」?

イヌネコなのにトラウマ

2008-09-11 | Weblog
せっかくだから、猫についてもう少し書いてみる。
(死んだ奴との感動的な思い出などではない。住み着いてる奴らとのだ。)

子供の頃から犬とは相性が悪いらしい。
なぜか、吠えられ、追いかけられ、押し倒され、引っ掻かれるなどした結果、猫派に強制加入。
(犬にしかわからない、匂いや音を発生させていたのだろうか?)

だからといって、猫に好かれているわけではない。

 例えば、いまだに、家族にからかわれるエピソード。

それは、二~三歳の時のこと。
離れにいる祖父母にどーなつを持って行っていたら、十数匹の猫に囲まれた。
殺気だっている。(飢餓?)
当時の私は、半泣きになっていた。(今は全然平気なんだけれども)


純粋で、無垢で、そしてなにより、無力だった私は、幼い頭をフル活用して思いついた逃亡手段を即実行した。

ドーナツを投げた。

おとりに跳びかかる猫たち。
馬鹿め!
してやったり!と思った。

しかし、恐怖から解放されて気づいた。
肝心のドーナツがなくなってる。

泣いて謝ったら、笑って許してもらえたのだけど。





その後も、奴らとの戦いの日々は続く。