事務局長通信

2018大阪府交渉4日目を終えて

2018大阪府交渉4日目が終わりました。19時からの交渉実行委員会を終え帰宅しました。正式なまとめは交渉記録を精査してからになりますが、夜の会議では現段階でのまとめや感想を出し合いました。

今回の要望内容を大きくまとめると、教育・福祉・医療・街づくり等になります。切実な実態や基本的な考え方を問う要望に関するやりとりで、改めて考えさせられることが多くありました。

交渉には、行政と障害当事者・家族・関係者の立場の違いはあたり前のこととしながら、やりとりを通じて実態を共有しそれぞれの立ち位置から改善する施策を作り上げることに目的があります。

全体を通じていろいろな声に耳を傾けて行こうとの府職員の姿勢は感じる場面が多くありましたが、制度の枠組みからの回答が多く府としての考えはあまり出されなかったと思います。最終的な権限の多くは市町村に降ろされているわけですが、現実的に市町村格差が広がる中で広域行政としての役割はどこにあるのか、府にもっと考えて実施して欲しいと思います。

また私たちの要望の出し方ももっと精査して一番思いが伝わる表現はどうあるべきか、府の立ち位置も把握しながら工夫をすることをやらないといけないなと思いました。

今日(7月18日)は一日司会をしました。要望内容や参加者の発言を踏まえてのやりとりを整理できているか、いつも試行錯誤というかまだまだやなと思うばかりです。進行へのご意見をぜひお寄せください。

一日の司会はさすがに疲れました。引き続き頑張ります。


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