「日本会議の全貌‐知られざる巨大組織の実態‐」(俵義文著:花伝社)
安倍政権を支える極右組織である「日本会議」に対して、かねてより警鐘を打ち鳴らしてきた第一人者による詳細な報告書です。
先に「日本会議の研究」を読みましたが、その時に感じた恐ろしさがさらに大きくなった思いです。その狙いをいかに伝えるか、「むすびに代えて」で筆者が指摘するように草の根からの市民運動とメディアの役割は大きいと思います。
続けて2冊読んで思うところは、「日本会議」は、この間の安保法制をめぐる運動の高揚・野党共闘の一定の前進をどのように見ているのでしょうね。まだ漠然とした印象ですが、彼らのスタイルとは違う運動に何かしらのプレッシャーを感じているのではないかなと思います。だからこそ、私たち自身が伝える言葉を持ち運動を広げることがますます重要となっていきます。ふんばりどころですね。
多くの方におすすめの一冊です。
http://booklog.jp/users/na1129jr/archives/1/4763407813
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