2012年10月19日
▲2年ぶりにノーベル賞受賞者が生まれ、久々に明るいニュースだと盛り上がっています。ノーベル医学・生理学賞に、体のさまざまな組織や臓器になるとされる「iPS細胞」を作り出すことに成功した京都大学教授の山中伸弥さんが選ばれました
▲英語の頭文字を取っているそうです(人工多能性幹細胞=Induced pluripotent stem cells)。最初が小文字なのは、iPhoneのように、多くの人に親しみを持ってもらいやすいようにと山中さん自身が考案しました
▲再生医療への切り札と期待が高まっています。治療法のなかった難病に対して、病因・発症メカニズムを研究したり、患者自身の細胞を用いて、薬剤の効果・毒性を評価することが可能となり、全く新しい医学分野を開拓する可能性も秘めています
▲急ぎすぎてはいけないですが、この発見が苦しんでいる人たちの手元に早く届くようになればと思います。「研究者は一日の重みの違いを認識しないといけない」と、山中さんが言っていたのが印象的でした
▲来年4月より実施される「障害者総合支援法」に、難病の方が加わることとなりました。しかし未だに具体的な内容が明らかになっておらず、新たな谷間が生まれるのではないかとの懸念があります。必要な人に必要な支援が届く制度にすべきと思います
▲新しい研究・新しい制度づくりには、お金がかかります。「生存権保障という視点たって、経済と財政のあり方を議論すべきときではないか」と、ある経済学者が指摘しています。政府と国会は、この言葉を受けとめるべきと思います。
※新企画(不定期で通信に登場します)
【今週の短歌】
いつとても
恋しからずはあらねども
秋の夕べは
あやしかりけり
(古今集546)
【今日は何の日】
http://today.hakodate.or.jp/m10.htm
【今日のグルメ情報】
やっぱり餃子はいいですね
http://tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27004346/
【追伸】
は、天満音楽祭の時にたまたま入ったお店の写真です。餃子、よかったです(*^_^*)。天満もだんだん、行きたい店が増えてきました。困ったもんです(^^ゞ。
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