2002年に結成された「全国社会的ひきこもり支援連絡会議」と全国実践交流会現地実行委員会が主催です。午後1時半に開会、はじめの会の後、5つのテーマに分かれての実践交流会がありました(③精神障がい・発達障がいの若者支援に参加)。実践交流会は、障害福祉サービスを提供している支援者から、事例が報告されました。研究者・臨床心理関係・家族・発達障害の当事者等、幅広く参加されていて、それぞれの立場からの意見が出されて、とても興味深く聞くことが出来ました。助言者からは、支援上で大切にするべきことと同時に、支援を豊かにする上で必要な施策のあり方、今の国の動きをきちんとみていくこと等の話しがありました
帰宅してから、配布された冊子にある「若者支援実践の今後の展望≠ミきもり支援から出発して広範な若者支援へ=vという文章を読みました。
最初に支援連絡会議の結成に至る経過と以降の活動と到達、そして若者が置かれている現状の特徴についてが書かれています。そして次にこれからの方向性に関しての提起が書かれています。
【提案】
「全国社会的ひきこもり支援連絡会議」から「全国若者支援連絡会議」への名称変更
・「ひきこもり支援」から「総合的若者支援」へ
提案理由1…複合化した社会的課題がひきこもり状態の背景にあること
提案理由2…若者支援はひきもりを含む総合的支援の場として展開される必要があること
・社会的ひきこもり支援者全国実践交流会の名称変更と今後の取り組みの方向について
提案理由1…若者、家族は支援の対象でなく、支援を共に築き上げる主体であること
提案理由2…本会は、今後ともひきもり実践と深くかかわっていくということ
障害福祉実践や施策、今後の運動を考える上で、当事者主体ということを最近よく考えますが、参加してまた文章も読んで刺激を受けました。ひきこもり支援をおこなっている人たちとも共同していくことを、大切に考えおこなっていきたいと思います。
交流会は、受付や案内係等若いスタッフが活躍している姿も印象的でしたよ。
交流会は明日まで。明日は都合により11時半過ぎまでの参加となりますが、集中して話しをきこうと思います。
※写真は、実践交流会助言者であった青木道忠さんの最新刊です。
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