腐幸日記

アニヲタ腐女子ノート
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マルカの長い旅・原子炉時限爆弾

2011-06-26 22:23:29 | 読書
「原子炉時限爆弾」
…怖すぎてちびちびと読んでましたw
科学の知識のない私にもわかりやすーい
原発の構造の説明・危険性が書いてあってですねえ…。
これは みんな読もうぜ!って感じですねー。
日本の国の地盤がいかに脆弱かこんこんと説明。
ことこまかに地球の歴史からの話も取り上げられていました。
予言の書みたいな感じですねー。
人間、利権しか考えなくなったらおわりだわー…。
著者の痛烈な批判がところどころに冴えてます。
「私はいいが…子供たちは」
という思いが終章ににじみ出ていて、
そこは私も同感です。
…私もイイ年ですからいいんですけど…
これからの子供たちのことを思うと…



「マルカの長い旅」
ポルフィの原作かと思ったwww
<違います^^;
1943年のラヴォツネ(当時ポーランド領:現在はウクライナ)
からハンガリーまでユダヤ人狩りから逃れるために、
母親と娘二人で逃亡するが、
末娘のマルカは病気のために家族とはぐれてしまい、
再会するまでのお話。
ゲットーの様子や、ユダヤ人の逃がし屋の様子が細かく描写されてます。
えーこれ高校の課題図書なんー?;
司書の方が並べてたのをひったくってきたので、
おそらく新刊一発目で借りちゃった大人がここに;

景色の表現が美的センスあります。
「ガラスのような水」とか。
と思ったら著者のミリヤムさんは、
芸術大学をでてらっしゃっるんですね(゜o゜;)
ちなみに実在の女性をモデルにされたそうです。
ううーん…受難の時代でしたね。

思えば第二次大戦中のドイツの本…
けっこう…何冊か読んでるなあ…^^;
読む本ごとに切り口が違うので興味深いです。


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