私達が長い間住んでいた横浜市のとある区は、建物が密集した地域で、家の前はバス通り。
ひっきりなしに横行するバスや車やバイク。通行人の声。
騒音は当たり前でした。
夜は車やバイクの爆音で起こされる事も度々。
もちろん空気も悪い。
娘の学校や病院が近くて便利とは言え、とても心安らぐ環境とは言えませんでした。
(横浜市の全てがこんな環境と言う訳では無いのですが…。)
毎年野尻湖にあるディブさんのキャビンへ行く事が唯一の楽しみで、
野尻湖滞在を終えて帰る時は、何とも言えない寂しい気持ち。。。
「帰りたくない」と後ろ髪引かれる思いで上信越道を横浜へ向けて走っていました。
横浜へ着くと、翌日からまた忙しい日常が始まり、長野移住への気持ちが諦めの心境になる事も。。。
「長野へ住むなんて無理なんじゃないか」
「移住するなんて夢のまた夢だ…」
そう思って落ち込んでしまう事もしばしばありました。
先日、千曲市へ行った日の夕刻、国道から上信越道が見えました。
オットと2人山の中腹に見えたその道をしばらく眺めていました。
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今私達が住んでいる場所は自然があり静かな環境にあります。
周りに建物は無く
夜は爆音に悩まされる事も無い。(たまに蛙の合唱が聞こえる位かな?)
空気は美味しいし、
朝は鳥の声で目覚め
窓を開けたら浅間山が見える。
何て贅沢な環境なんだろう…と泣きそうになります。
移住に至るまでのプロセスは人それぞれ。
私達はそれを果たすのに何年もかかったけれど、
今は毎日毎日「長野へ来て良かったなぁ…。」としみじみ思いながらここでの暮らしを楽しんでいます。
※三月に撮った浅間山
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