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ゆず Wonderfulworldプロジェクト ご報告& 悠仁からのメッセージ^^

2009-12-23 | 日記

 Wonderfulworldプロジェクト ゆずからのご報告& 悠仁からのメッセージ

すっかり遅くなってしまいましたが、先日の、幻の名曲?遥かについてですが、
いまだに未収録となっているようですが、今年のライブでは生歌も披露されましたので、
行かれた皆さんは感激だったでしょうね~その関連記事ですが、こんなプロジェクトによって誕生した名曲です^^

二つの記事でのご紹介になりますが、もしかしたら・・・
後になってリンク切れで無くなってしまっている場合がありますので、
内容も転写させていただきますが、サイトに飛んでいただいたほうが見易いかと

ゆずとミスチルの桜井さんのライブ映像と共に、是非ゆずの素晴らしい活動をご覧くださいね

アフリカ大陸にゆずの歌が響く 2009年05月01日

人気デュオ「ゆず」の北川悠仁さんがケニアの孤児施設ティカ・レスキューセンターを訪れ、青年海外協力隊員や施設に暮らす子どもたちと交流した。最後には、子どもたちが日本語で「ゆず」の歌を北川さんにプレゼント。ケニアの大地に「ゆず」の歌が響き渡った。

<絵のお礼に孤児施設を訪問>
アフリカ大陸の東に位置するケニア。面積は日本の1.5倍、人口は3,750万人(2007年)に上り、野生動物に出会えるサファリや、優れたマラソン選手を輩出していることなどで知られている。近年は高い経済成長率を誇る一方で、貧富の差が拡大し、孤児の数も減っていない。

HIV/エイズで親を失った子どもや、親が育児を放棄したり親から虐待を受けたりした子どもは、孤児院やレスキューセンターに保護される。首都ナイロビから北に約50キロのティカ市にあるティカ・レスキューセンターは、そうした孤児を保護する施設で、現在ここで5~18歳の80人近い子どもたちが生活している。

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子どもたちと一緒に将来の夢を絵にする北川さん

JICAはこの施設に、2005年から青年海外協力隊を派遣している。現在活動している谷川武志郎隊員は、職業訓練の一環としてサンダル作りの指導のほか、スポーツ支援や施設内の美化活動、カウンセリングなどを行っている。

2009年3月、ゆずの北川悠仁さんがティカ・レスキューセンターを訪れた。ここに暮らす子どもたちは、2008年、ゆずとJICAが共同で行ったワンダフルワールドプロジェクト(WWP)(注)に、自分の夢を絵にして送ってくれていたのだ。

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ブライアン君に冊子を贈った

以前からストリードチルドレンに関心があり、支援活動にも参加している北川さん。施設を視察し、谷川隊員の活動の説明を聞いた後には、子どもたちと一緒に「将来の夢」をテーマに絵を描いた。子どもたちは、飛行機のパイロット、トラックの運転手、大学教授など、思い思いに夢の絵を描いた。その後北川さんは、WWPのために絵を描いてくれたブライアン君に、彼の絵が入った冊子をプレゼントするとともに、自身がつくった絵本『けばけば』を施設の図書館に寄贈した。

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子どもたちと一緒にゆずの歌を歌う

<子どもたちから歌のプレゼント>
最後にうれしいサプライズが待っていた。子どもたちがゆずの楽曲「友達の唄」を歌い始めたのだ。2つのパートに分かれるところも、まるでゆずが奏でるメロディーのようだった。歌は1曲では終わらず、子どもたちは「またあえる日まで」も振り付きで披露。途中から北川さんも一緒になって歌い、掛け合いの場面では子どもたちと息がピッタリ合っていた。聞けば、谷川隊員がほかの隊員の助けを借りてこの1ヵ月間、子どもたちに日本語の歌詞を指導し、一緒に振り付けを考えたのだという。

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北川さんにとっては思いがけないプレゼントだった

歌のプレゼントにとても感動した北川さんは、「アフリカ大陸で自分の歌が聞けるなんて思っていなかった。原点に戻った気がした」と話し、子どもたちが多くの時間を使ってゆずの歌を練習してくれたことに感謝しつつ、ティカの町を後にした。

後から聞いた話だが、「またあえる日まで」は、北川さんがストリートチルドレンの支援活動を始めるきっかけとなった曲だという。それをケニアの子どもたちが歌ってくれたことは、単なる偶然ではない気がした。北川さんとともにティカ・レスキューセンターを訪問し、親が見つかること、進学してもっと勉強ができるようになること、手に職をつけて自立できるようになることなど、子どもたちに明るい未来が訪れるようにと、改めて願った1日となった。

JICAケニア事務所 川村 康予


(注)開発途上国の子どもたちに自分の夢の絵を描いてもらうプロジェクト。各国から青年海外協力隊員はじめ関係者が集めた絵は、2008年に行われたゆずの全国ツアーのコンサート会場で展示された。

アフリカと日本に響き渡ったゆずの歌 2009年05月29日

「ゆず」として、世の中の問題に向き合ってみたい―― 一つの曲作りからスタートした「Wonderful World Project(ワンダフルワールドプロジェクト)」が、予想以上の広がりを見せている。そして今、音楽に乗せた人気フォークデュオ「ゆず」の思いが、アフリカと日本の子どもたちの心に刻み込まれている。

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アフリカで作った新曲「はるか」を初披露するゆずの二人

<世界平和の願いを込めて>
“夕焼け染まる風に吹かれて立ち止まる
同じ地球(ほし)のどこかで この空を君も見ていますか?”

アフリカで生まれた楽曲「はるか」。アコースティックギターの優しい音色と、心地よい二人の声が心に染みる。まぶたを閉じると浮かんでくるのは、赤茶けた大地、人々の涙、子どもたちの笑顔。「ケニアで出会ったみんなとの思い出をつむいだ曲です」(北川悠仁さん)。

2008年春に「Wonderful World Project」がスタートしてから1年半余りのこの4月、東京都立川市立上砂川小学校で「はるか」が初披露された。目の前で奏でられる生の歌声に、600人に上る子どもたちはくぎ付けになった。

これまで数々の名曲を世に送り出し、多くのファンを魅了してきた「ゆず」の北川悠仁さんと岩沢厚治さん。デビュー11年目を迎えた昨年、「ワンダフルワールド」を発表した。

JICAをはじめとする国際協力分野の関係者に、開発途上国で起きている紛争や貧困などさまざまな問題について取材を重ね、出来上がった一曲だ。そして、「少しでも世の中に役立てば」と思い、楽曲の印税とツアーグッズの売り上げの一部を使ってアフリカの大地に緑を植える「Wonderful World Project」を開始。植樹を選んだのは、自分たちの音楽に欠かせない木製のアコースティックギターに感謝の気持ちを表したかったから。環境への恩返しこそ、「ゆずとして」取り組む意味があった。

<ゆずとJICAの初コラボ>
そのころJICAでは、世界10カ国の子どもたちが描いた「将来の夢の絵」が1冊の絵本としてまとめられていた。その絵は、2005年4月に入構したJICAの職員たちが、1年目の海外研修で途上国に赴任している間、地方の学校や村などで活動する青年海外協力隊員らを通じて集めたものだった。その名も「こども夢プロジェクト」。「出発前に同期34人で話し合い、『業務以外に何か面白いことはできないか』という声が上がったのが始まりでした」と、活動を中心的に行った堀勝治郎職員は言う。

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ゆずのコンサート「YUZU ARENA TOUR 2008 WONDERFUL WORLD」では、世界から集められた子どもたちの「夢の絵」が飾られた

集められた560枚の「夢の絵」は、堀職員らの母校の文化祭やJICAボランティアの募集説明会などで展示された。また、「絵を描いてくれた子どもたちにお返しがしたい」という当初の目的を果たすため、これを絵本にして子どもたちへ贈った。届けたのは、堀職員の2年後輩に当たる2007年度の新入職員だった。

そんな折、JICAとの親交も深い、歌人の田中章義さんを通じて、思いがけない話が舞い込んできた。ゆずさんと何かコラボレーションできないだろうか――。田中さんのサポートもあって夢のような話はとんとん拍子に進み、ついにゆずの二人と会うことになった堀職員。そして「コンサート会場に世界中の子どもたちの夢の絵を展示できないか」と二人から驚くべき提案が。自分たちが集めた絵がこんな形で広がっていくとは、考えてもいなかった。

しかし、自分たちで集めた絵は10ヵ国分。とても「世界中から集めた」とはいえなかった。そこでまたも活躍したのが海外研修中だった2007年度の新入職員。彼らを中心に、世界各地で夢の絵の収集が始まった。そのときすでに、コンサートまで2ヵ月を切っていた。世界中から十分な数が集まるか、不安もあった。しかし、そんな心配をぬぐい去るかのごとく、わずか1ヵ月足らずで合計26ヵ国からたくさんの絵が寄せられた。その数なんと2,000枚。想像以上の数だった。

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村上隆氏が主宰するアートフェスティバル「GEISAI」でもゆずのブース内で展示されるなど、多くの人たちの目に触れた「夢の絵」

こうして集められた絵は、ゆずのコンサート会場の入口正面に飾られたほか、「ワンダフルワールド」のバック映像やプロモーションビデオの中でも流された。「本当にうれしかった」と振り返る堀職員。ゆずとのコラボレーションによって大きな広がりを見せた「こども夢プロジェクト」の終着点に、達成感を得た瞬間だった。

<「夢の絵」の作者に会いに>
しかし、これで終わりではなかった。2009年春、プロジェクトを代表して北川さんは、アフリカ・ケニアに向かった。目的は、自らの手で植樹をすること。そして、「夢の絵」を描いた子どもたちに会うことだ。

「夢の絵」を描いた一人、ブライアン君は、首都ナイロビから北に約50キロ、ティカ市にある孤児施設で暮らしていた。HIV/エイズで親を失ったり、親から虐待を受けたりした子どもたちの保護施設で、青年海外協力隊が運営面をサポートしている。「牧師になりたい」という将来の夢を描いたブライアン君との対面に、あふれんばかりの笑顔を見せる北川さん。以前からストリートチルドレンへの関心が高かった北川さんにとって、この時の感慨はひとしおだったことだろう。北川さんは「アサンテ(ありがとう)」の言葉とともに、「夢の絵」の絵本をブライアン君に手渡した。

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ゆずの曲を披露する子どもたちの歌声に聞き入る北川さん

そして施設を後にしようというとき、子どもたちからのサプライズが待っていた。なんと、ゆずの「友達の唄」の大合唱が始まったのだ。施設で活動中の谷川武志朗隊員の提案で、歌の練習に励んだ子どもたち。2曲目の「またあえる日まで」では振り付けまで披露してくれた。まさかのうれしいプレゼントに感激を隠せない北川さんは、子どもたちと一緒になって歌い踊った。

<「ありがとう」が言いたくて>
ケニアでは、達成感、無力感、自分の甘さ、音楽の力など、さまざまな思いが頭をめぐったという北川さん。初めてのアフリカ、はるか遠いアフリカ。「行く前は不安もあった」という。しかし、そんな彼を勇気付けたのは、出発前日に見た1本のビデオ。モニターに映っていたのは、「ワンダフルワールド」を歌う上砂川小学校の子どもたちの姿だった。

同校は、JICAの勝亦菜穂子職員が出前講座を行った小学校。それがきっかけとなって昨年、4年生(当時)が総合的な学習の時間に、「ワンダフルワールド」をテーマに世界の問題などを学んだ。最後の学習発表会では「ワンダフルワールド」を合唱。そのビデオが、JICAを通じてゆずの元に届けられていた。「勇気を与えてくれた子どもたちに、ありがとうが言いたくて。帰ってきたら、絶対に上砂川小学校で歌いたいと思っていました」(北川さん)

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ゆずの曲を披露する子どもたちの歌声に聞き入る北川さん

こうして、上砂川小学校の体育館で行われたゆずのミニライブ。「ワンダフルワールド」に続き、ケニアで産声を上げた「はるか」も初披露された。静かに始まるローテンポな曲を聞きながら、子どもたちは遠いアフリカへ思いをはせる――そんなひと時となったはずだ。

約1年半にもわたったゆずの「Wonderful World Project」。音楽に乗せた二人の思いは、アフリカ、そして日本の子どもたちの心に深く刻み込まれた。

 


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