朝陽が雲の隙間から溢れ出て、地上に舞い落ちる中、
ワタシは、天使を見たの 。。
けれども、一瞬のことで 。。
あれは、幻だったのかしら?
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青空で風に流れるように踊る、薄紫色の雲だったのかもしれない 。。
地上で可憐に咲く、淡いピンクの小花だったのかもしれない 。。
大空を真っ直ぐに飛ぶ、真っ白な飛行機だったのかもしれない 。。
黄色い花の蜜を求め舞う、モンシロチョウだったのかもしれない 。。
もしかしたらっ!太陽の光と戯れる、タンポポの綿毛だったのかしら?
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優しさに満ち溢れた 。。 この胸の鼓動は、鳴り止まない 。。
ダッテ、ワタシハ、タシカニ、ミタノッ!
あの子が、楽しそうに、羽根を広げて、舞う姿をっ!