科名:バショウ科、 別名:オウギバショウ(扇芭蕉)、リョウジンボク(旅人木)、 開花期:5月~9月、 分類:常緑性中高木、 茎は木質化し、葉はバナナに似た長楕円形でゴクラクチョウカに似た花を咲かせます。 実は熟すと裂け青い膜で覆われたコバルトブルーの美しい種が顔を出します。 タビビトノキの蜜を好むエリマキキツネザルが送粉者として知られています。 花の苞をつかみ、むしり取って取り出し、こじ開けて鼻を突っ込み蜜を飲むそうです。 花を覆う苞をこじ開けられるのはマダガスカルではキツネザルしか居ない事から互いに適応しながら進化した(共進化)とされています。 (説明プレートを引用)
樹高は約20m、名前の由来は葉柄に雨水を溜め旅行者の飲用水供給源として利用されたとも、 また高木は葉が東西方向へ扇状に広がりコンパスの役割を果たすとも言われていますが、確かな定説ではないそうです。
撮影:千葉市・三陽メディア、フラワーミュージアム