お仕事がらみで、けいはんな記念公園内にある相楽木綿伝承館に行きました。
「相楽木綿」は「さがなかもめん 」とよみます。
公園で綿花を栽培して収穫し、伝承館で種を取り除き、ふわふわにしてから糸に紡いでいくそうです。糸を染めに出したあとは、奈良晒を織る「大和機(やまとばた)で、織り上げていかれます。
藍染部分は伝統的な手染をされている職人さんに依頼しているそうです。
織り上げるのも、糸がピンと張らない織り機なので、とても難しそうです。
相楽木綿は、その技法も柄も、京都と奈良がミヤコであった時代の文化を融合しており、京都と奈良の間にある山城地域ならではの伝統文化です。
たまたま相楽木綿のお座布団を注文をされた方がいらっしゃって、出来上がったお座布団が置いてありました。
なんともいえない独特の風合いが、とても素敵です。
欲しい・・・でも当然ながらお高いです。
私のお気に入りの絣の模様のお座布団だと15000円以上はするみたいです。
買えるようになるまで、まだまだ働かなきゃ、と思います。
もしくは、相楽木綿伝承館で相楽木綿の作り方を教えてもらいにいこうかな???
初級中級上級専門・・・とコースがあり、技法を教えてくれるそうです。
詳細は下記をご覧ください。↓
相楽木綿伝承館のホームページより
けいはんな記念公園では、かつて南山城地域の特産品であった綿を、風土景観の再現として栽培してきました。
相楽木綿(明治から昭和10年代に木津川市相楽地区でつくられていた木綿)の復元・伝承活動に取り組んできた相楽木綿の会と連携することによって、栽培から綿繰、織、製品に至るまでを展示し、相楽の綿の歴史・風土・文化を紹介させていただいています。
どうぞお気軽にお立ち寄りください。
■開館時間:10時~17時 ※体験の最終受付15時
■開館日:毎週日・月・木・金(8/12(月)~18(日)はお盆休み、12/21(土)~2/28(金)は冬期休館)
■場所:水景園観月楼地階
■料金:庭園入園料 ※一部体験プログラムは有料
■備考:体験は要予約(連絡先:080-6186-9233)
相楽木綿の会 京都府ホームページ
http://www.pref.kyoto.jp/chiiki-collabo/1246868573687.html