日本人女性川に転落

　ピンクのＴシャツに、ピンクのショーパン
ファッションセンスを疑ってしまうような格好です
（中には濡れてもいいように水着を着ています）
おまけにカメラを片手に持っていたら、
友達に、「林家パー子か」と言われた
そんなスタイルで、
ホテルから２時間かけてアユン川に到着した
朝早かったから、車の中では爆睡していた
時折起きて外を見ると、
田んぼが広がっていて、かなり田舎に来た感じだった
そんな田舎の中に流れるアユン川まで、
５００段を超える階段を下りて辿り着いた
ムッチが乗ったボートには、
同じホテルに泊まっていて、
一緒に車で移動してきたロシア人の親子と、ガイドのボボと、
ムッチと、ムッチの友達の５人が乗っていた
ボートが動き出してすぐに激流が目の前に見えた
結構な勢いでボートが進んで行くと思ったら、
大きな岩が迫ってきてボートが進行方向と反対方向に向いて、
後ろ向きの状態でその岩に激突
ボートが９０度近く傾き、
そのままムッチだけが川に転落した
宙を舞ってクルッと後ろ向きに落ちた
ボートに乗る前に、おぼれそうになったら仰向けになって
浮くように言われたのを思い出して、
それを忠実にやっていたけど、
途中で、普通に川底に足がついて立つ事ができる事に気付いた
ただ、ビーチサンダルを履いたままだったので、
それが流されないようにするのに最善の注意を払った
ガイドのボボにオールを差し出されて、
ムッチがそれに捕まり、救助された
ムッチの友達は転落した瞬間、相当ビックリしたらしく、
これは事件になるんじゃないかと、
一瞬悪い予感が頭をよぎったらしい
全然大丈夫だったんだけど・・・
その後も、川に転落はしなかったんだけど、
何度か座っている所からお尻が離れて、
ボート内で後ろにひっくり返ったりしていた
１０分位で川下り終了するのかと思いきや、
めちゃくちゃ長いコースで、
ゴール地点に辿り着くまで１時間位かかったよ
最後には、「泳げる人は泳いでいいよ」
という事だったので、
ムッチは川に飛び込んだ
ライフジャケットを着ていた為、
クロールをするのは難しくて、背泳ぎをした
久しぶりに泳いだ
そうして、アユン川でのラフティングは終了
大自然の激流の中、無事に生きてゴールできたからよかった
初めてのラフティング、めちゃくちゃ楽しかったです