紡ぎ音

モラルハラスメントとの出会いをきっかけに様々なことを迷走中

もうひとつの○印

2007年02月27日 18時45分45秒 | モラルハラスメント


今日のカウンセリングでは「お相手との関係はその後どうですか?」と
訊かれ 数日前に送ったモラへの手紙(メール)の事を話しました。

「よく自分の思いをちゃんと書けましたね 私も心に沁みました」
「アサーティブな表現」そんな風に言って頂いた。

確かに。
このメールでは自分を否定されると自己防衛に入るモラを思い
否定的にならないことだけを念頭において書いたから。
余計な感情は省いて伝えたいことだけをシンプルに伝えようと書いた。

けれど。
↑の姿勢は 私が他人と接する時の基本姿勢というか モラ以外の人との
コミュニケーションのとり方はコレだったのよね。こういうのが本来の私。


モラとの関係において何故これが出来なかったか というと
端的に言えば 互いの傷を刺激しあう関係性しか結べない二人だった
…ってことになるのかな?と思うのです。


出会った頃のモラは本当に優しかったし寛容に思えたし 一緒にいて
心の底から存分に楽しめる相手でした。

どんな要求にもOKを出して笑顔で応えてくれるモラは 私が求めていた
【父性】を十二分に感じさせてくれる 【大きな頼りがいのある背中】
そんな印象の いわば理想的な相手・白馬に乗った王子様(笑)

この時点で私の中のモラにひとつめの大きな○印が打たれました。



ところが 一緒に生活を始めた途端 理想の王子様は徐々にではあるけれど
確実に今のモラぶりを発揮し始めました。

これは本当に予想外。

「私の好きだった彼は何処に消えてしまったんだろ…」と ヘンな話ですが
モラと共に暮らしながらも 【優しかっただけのモラ】を失恋して別れてきた
恋人を想うかのように恋しがっている そんな毎日。
「またあの人の所に戻りたい あの人に会いたい」…みたいにね(苦笑)


モラがモラぶりを発揮する度・その度合いを強めていくにつれ諍いが増えた。
私の人格を否定するモラに 人の人格を否定するような人格について責めた。
互いが互いの人格を責め続け・否定し罵倒し罵る。
それが別居前の大半を占める生活になっていた。


モラとの諍いの中いつも思っていた。

「私は本来こんな他人の人格を否定するような人間じゃない!」
「この人といると私はドンドン嫌な人間になってしまう!」
「こんな人格を否定するようなことを私はしたいんじゃない!」
「こんなことがしたくてこの人と暮らし始めたんじゃない!」


自分が自分でなくなっていくようで ドンドン破壊されていくようで
怖かった。

出口のない閉所に閉じ込められて追い込まれていくような思いと共に
何もかにも破壊してしまいたい衝動にもかられるようになっていった。

「…このままじゃやるかやられるか…だな…きっと」

自分の中にモラに対して殺意まで芽生えた事を実感した時
私はモラから離れることを決め 逃げるように実家へ戻った。

文字にすればそれなりに悲惨な精神状態だったハズだと 今でも思う。
でも…悲惨だけじゃあなかったみたいなのよねぇ…。




モラとの生活を振り返るとき 私はずっと王子様だったモラが恋しい
あの【父性】に包まれる心地よさが手放せないのだと思ってきた。

けれど 一方でそれだけじゃない何かがあるのにも何処かで気づいてもいた。
うまく言葉にはならずにいたのだけれど。


何かにつけ束縛し干渉し 思い通りにならないと人格否定までするモラ。
男尊女卑発言あり不機嫌オーラ撒き散らしてコントロールしようとするモラ。
一方的に責め立てるだけじゃなく 時によっては詫びたり懇願したり泣いてみたり
「こんなに弱りきってます」と弱者に成りすましてまでも私をコントロールする。

コレ↑って 私の父と母そのままなんですよね。両親の合体作(苦笑)
だからこそものすごぉ~くヤなんだけれど 反面どこか安心する空間というか
慣れ親しんだ空間というのか…(-_-;)

被害者の方の中には「二人でいると淋しかった」と言われる方が多いけれど
私には慣れ親しんだ空間な分 当然その淋しさもないどころかむしろ安心という
ヘンてこりんなのにデフォルトだったという歪んだ世界。


その中でのモラとの人格攻撃合戦は 私の凍りついた心・フローズン ニーズ
ってヤツを開放するのに格好の手段・機会だったのかもしれないと思うワケで。

つまり 本当は両親に言いたかった思い・言えずに押し込めてきた感情を
モラという両親の似姿相手に発散してた ということじゃないのかと。

王子様だったモラに大きな○をつけただけのつもりが 無意識レベルではあるけれど
モラであるモラそのものにも○を付けていた自分がいるような気がしているのです。

王子様モラもモラらしいモラも 両方が私のニーズに応えてくれていた。
これが私のこだわっていた「手放しちゃいけないキラキラしたもの」の正体なんだろな。

…所詮 チャイルドVSチャイルドだったワケか…。
私は今もチャイルドをモラに人質にとられたままの気分でいるのはこういうこと。



…ってな話をして カウンセラーさん曰く「その通りだと私も思います」と。


でだ。ひととおり流れとして話をする・言葉にすることが出来て初めて
チャイルド癒し・育てなおしが私には必要なワケで…と再確認し 
あまり良い感情は湧かないながらも「やっぱり通らなきゃいけない道なんだなぁ」
と納得した今日のカウンセリング。(やっとスタートかぃ)



…長っ。しかも ややこしいし (^_^;)




モラへの手紙

2007年02月27日 18時40分45秒 | モラルハラスメント


今の心境を書きますね。

別居開始後 互いに今後の二人の関係について真剣に考えてきたことに違いはないと思っています。

出来ることなら貴方と平穏な日々を重ねて過ごして行きたいと願っていたのも本心でありました。

けれど 問題の根本が貴方のモラハラという行為にある以上 それを貴方に克服して頂く以外に一緒に暮らす夢は実現不可能であることも これまた現実です。

「自分は変わった」
「変わった自分を貴方の目で見て判断して欲しい」

上記のような貴方の言葉に期待する部分もありましたが 特に私の帰京以来 何度か貴方と会い・会話する中で幾度となく私は以前と同じ事で傷ついた という状況です。


モラハラという行為に関しては 貴方サイドの問題なので 本来 私には何も手助け出来ることはありません。

それを承知の上で 私自身 「それでも何か…」の気持ちを完全には拭うことが出来ずに 貴方へ私なりのメッセージを送ってきたつもりでした。

これは 今思うと 貴方自身の問題なのに 貴方にしか解決出来ない問題なのに 「それでも何か手助けを…」などど とても傲慢な態度だったかもしれないし 現状を省みれば単なるおせっかいだったに過ぎないのかもと反省したりもしています。


ただ ひとつだけ自己弁護のように言い訳させて頂けるなら 私はやはり貴方とこの先の人生を楽しく過ごしていきたかったんです。

貴方の元で暮らすことを決めた気持ち・夢や希望は 私の中でそんなに簡単な決意ではありませんでしたから。

結果的には そんな私の思い入れで押し付けがましい親切を貴方に送り続けていたことになるのかもしれませんね。


貴方が貴方なりに努力してくれていることは理解しているつもりです。

でも 私もまた 貴方との生活の中で確かについた心の傷が残っています。


貴方と会う度 また 今までのメールのやりとりの中で「貴方は何も変わってない!」と責める事を繰り返してきてしまったのは 貴方が本当に【何も】変わってないということではなく 貴方は確かに努力してくれているし変わった部分もあるのに 私に残ったままの心の傷が【貴方の変わらないままの部分】に触れる度 血を噴出すかのような痛みに晒され 結果 自分の痛みに耐えかねて「貴方は変わってない!」と叫ぶしか・・・

「もうこれ以上私の傷に塩を塗らないで!」という心の叫びを抑えきれない状況だったのだとご理解いただけたら と思っています。


貴方の努力を認めていないわけではありません。

それでも尚 貴方の【変わらない部分】に触れただけで血潮が飛び散る私の心の傷が大きいこともご理解頂きたいです。

貴方の会いましょうという提案やメールにも返事をしないのはドクドク流れる血を感じる私がいるからです。

自分の流れる血を止めることもせずに貴方に向き合うことは 自虐的過ぎもするし 痛みを抱えた私は きっと必要以上に貴方を責めることで自分の身を守ろうと動くことになると思います。

自分の身を守る為に必要以上に防御的になり 結果 貴方を責める行為は 努力している貴方にとっても屈辱的であるでしょうし 貴方の努力を認めながらも変わらない部分だけを執拗に責め続ける行為しか出来ない私自身も耐え難い苦悩が伴います。

これらが以前貴方にお話した メールに返信をしない=「自分に無理をしない」ということの心情です。


程よい距離感が保てない状況では 私たちは互いに無用に傷つけあう関係性しか結べないのだと感じています。



とはいえ もうすぐ別々に暮らし始めて1年が経とうとしている今 何の展望もないまま時間を過ごしてはいけないことも自覚しております。

貴方には貴方の時間軸があるでしょうし 私には私の時間軸があります。
それが同じタイミングである必要もない …というか 互いのそれぞれのタイミングがあるのは仕方がないこと。

こうして曖昧なまま過ごしている時間にタイムリミットがあるのなら 貴方にも そして私にも 同じ重さの分の権利と義務を負っているのだと考えています。


貴方はいつも「貴女はどう考えているのか」「貴女の真意は何か」と気にされていますが 貴方にも私と同じように イヤだと思えば・終わらせたいと望めば いつでもこの関係を終わらせるだけの権利があるんですよ。
私の意思や真意とはまったく関係なく です。

貴方が何か行動を起こそうとするたびに 「貴女がこうならこうする」というような私の想いひとつで貴方の行動も変わるような問いかけのされ方は はっきり言ってものすごく負担です。

貴方には貴方の思い通りにこの先を選択する自由があります。
私の真意を計らずとも 貴方の思うとおりに決定されてください。


生活費(貴方曰く【お手当て】ですね)については 私も生活している以上 約束通りにお支払い頂きたいのは山々です。

ただ 無いというものに関し 貴方から幾らなら出せるという具体案の提示もない今 何とも返答のしようがないというのが正直なところです。

また 転職等につきましても 別居して何のフォローも出来ない状態の今 働くのは貴方であり それがどのようなものでも貴方にか背負うことが出来ない状況を思えば 私には何も申し上げることはありません。
貴方のお好きなように 貴方の良いと思う方向でお動きくださいとしか・・・。


貴方のご期待に沿う返答ではないかもしれませんが
今の私に書ける精一杯の返信です。

                              枯葉





寒っ…。

2007年02月26日 20時31分23秒 | 徒然


今頃になってみょ~に寒々しい日々が続いている東京です。
道内育ちの私には 【東京の冬は寒い】の一言。

暖房の入り方が違いますしねぇ~。
むこうは外は寒いが一歩建物という中に入ればポカポカですから。
それに比べ 東京はいつも足元が寒く 冷え性の私にはキツイです(涙)
あとは風が違うかなぁ~…空っ風ってヤツですね。


そんなこんないいながらも季節は春に近づき 花粉症の皆様におかれましては 
さぞかしお辛い季節なのでは そんな事を思う今日この頃です。



さてと…今日 自助グループにて私の受けているカウンセリングの状況について
話をしてきたのですが 同じような経緯を皆さん辿っておられるようで。
フムフム…と興味深くお聞きしておりました。


私の現状といえば 4回受けたカウンセリングのうち3回までは素直に
…というか もっているだろう【傷】を何気に突かれる度に
感情の伴わない涙を流していたのですが 前にも書いたようにコレ不快。

「…へ?なんで泣いてるの私???」
頭と心がバラバラで気持ち悪いことこのうえなし。

で 4回目のカウンセリングでは 同じように突かれた瞬間
「あ。今日はココかぁ。コレがプロから見て泣き所なのねぇ~…」
なんて感じで どこか一歩下がって客観視してる自分を発見。

↑コレって無意識な行動なんですよね。
泣くのがイヤ …っていうか 頭と心がバラバラにされる不快感から
「触らないで!」の無意識な反応なんだと思うんですわ。


経験者の方の話によれば 信頼関係が出来上がるとそれも乗り越え
言いたい事を言い・泣きたいだけ泣き 怒りを出せるようになる
らしいのですがね…「信頼関係ねぇ…」と途方にくれる…。

カウンセラーさんにも「心と心の交流がしたい」などと言われたのだけれど
う~~む…いやぁ~なんていうの?カウンセリングという場に行き
初対面の他人に自分の内情をツラツラ話すこと自体が私にとっては非常に
センセーショナルなイベントなワケですね すでに。

で「心と心の交流」とか言われても…いえね 理屈はわかるし 自分で
必要だと思って自ら始めたカウンセリングですから その必要性は重々感じています。

でも…ね…。


お仲間は「カウンセラーをお兄さんとか叔父さんとか思ってみたら?」と
言ってくれたけれど 兄や叔父だとしても私は自分を晒すことはないだろなぁ。

…ってか 元々ないのよね 自分を晒す場面が。なかったし。
いや だからこそのカウンセリングなんだけど。

…いかん。堂々巡りだ(苦笑)



私が唯一【自分を晒す】のを躊躇わなかったのはモラ相手のみ。ハイ。
このへんのカラクリも頭の中ではなんとなく解決済み。

あとはサッサとモラに握られたままの【人質】を取り戻さなきゃなぁ…。


自分が思ってた以上に難儀しそーな予感…。
明日はどんなカウンセリングとなることやら…はぁ~っ。





チャイルドの傷

2007年02月20日 23時56分24秒 | AC?共依存?母と私


今日はカウンセリングに行って来ました。4回目になるのかな?


最初に 先週よりのモラとのやり取りについてザッと話をしました。

お金の件も絡んでいる事なのでどうしたものかと思っていましたが

「これ以上あのモラ相手に何をどう話せばいいのかわからない」
「何をどう伝えたところで何も伝わらないどころか攻撃されるだけ」
「モラ自身の問題なのにいつも巻き込まれる形に持っていかれるのは不愉快」
「これ以上意味無く巻き込まれるだけならお金は要らない」

というように 私の中で結論が出ていたので 放置のままでいいんじゃないかという話で終わりました。放っておけばおいたで またうるさく絡んでくるのも
わかっているので気が重いんですけどね…。

カウンセラーさん曰く モラは共依存だそうで。
この共依存という言葉が出た時には 私のことを言われているのかと思い
「私は共依存でしょうか?」と質問したら「違います お相手です」とのお返事。

ホッとはしたものの…モラって共依存なんて可愛いモンかぁ?ちゃうやろ。
(あくまで心の中で思ったことだけど)

まぁ~自分の問題解決の為に通っているワケで 今更どうにもならないモラの事に
貴重な時間を割くものもったいなくてスルーしましたけど (^_^;)



今 私の子供時代の話を始めているのですが 結構大きなポイントが出てきたので
そのお話を。幼児期の性的体験なのでフラバが心配な方はスルーお願いします。


以前 記事に書いた私のインナーチャイルドですが 歳の頃なら4~5歳。
で その頃に何か大きな出来事がなかったか?と思い起こすと ちょうどその時期に 当時 中学生か高校生位の男の人に性的いたずらをされた という記憶がありました。

「ありました」というのは その頃に何かあったか?と聞かれれば「あぁ~そういえば」程度が私の認識で ずっと心に残るような大きな傷ではなかったからなんですね。

当時の私は幼すぎて何が起こったのかもまったく認識出来ていなかったし
いたずらとはいえ未遂状態(といえばいいのかな)なので痛みが伴ったわけでもなく。

わけもわからず家に帰り そこで起こった事を母に話したら 話も終わらないうちに思いっきり平手で殴られ怒られ…その日の夜に母が父にコソコソ話をし 父がとても嫌悪感を持った表情で私を見てたことを思い出しました。

翌日には病院に連れていかれたのですが その時も異常にコソコソと行動していた
父と母が思い浮かびます。

自分に何が起こったのかはわからないまま 何かとんでもなく悪いことをしでかしたんだという大きな罪悪感だけは感じていました。
そして その後TVのニュースで女の子の誘拐や暴行された等の話題が出る度にドキドキして 何とか母の気を逸らそうと必死で話かけた時期がかなり長くあったのも事実です。


ひとしきり話を終えた後 カウンセラーさんは「…とても辛い体験をしましたね」と。
でも 言われた私本人は「…そうですかぁ」程度の感情しか湧かない。


「いやとても大きな辛い体験なんですよ 行為そのものよりもその後の親の仕打ちがね」

カウンセラーさんのその言葉に突然涙が湧き出てきた…。




この突然湧き出る涙。

ココ最近 カウンセリングでも自助グループででも 子供時代を遡って話す度
幾度と無く経験してきたんだけれど 話していて「悲しい・淋しい」の感情があって
その感情と共に溢れるわけじゃあないのよね…。

何の感情もないの。話してる時には。
何の感情もないのに涙だけが本当に不意に勝手に出てくる。

これが多分 傷なんだろうと思うのだけれど それだってあくまで頭の中の理解で
どこを探しても感情は出てこないのですわ…。

コレ…結構ヤなモンです。
泣きたい感情はないのに泣けてくるって 要するに頭と心がバラバラ状態な感じで
自分のバランスがガタガタ状態な気持ち悪さが拭えません。



性的体験時の親からの仕打ちそのものがとても大きな【喪失】体験なのだけれど
その他にも思い当たることはないかと聞かれ 幼稚園を途中でやめたことが浮かぶ。
でもこれは何故行きたくなかったのかが どう考えても未だもって私自身にもわからないんですよね。




帰り際 別件で「今の私の一番の問題は何でしょう?」と訊ねたら「う~ん」と
しばし考えておられたけれど DVの件は自分でちゃんと対処出来ていて問題ないし
共依存でもないし 子供時代の問題を考えればACということになるかのかなぁ…と。

…そか。やっぱそこが一番のネックなんだねぇ 私は。
予想はしてたけれど イマイチ自分で選別しきれてなかったので 他の二つに関してはそんなに問題じゃないとわかっただけでも良かったのかな。



…それにしても…子供時代の話をするのって辛いわけじゃないけど…なんていうの…?おもぉ~~~いのよねぇ…気分が。

他にもボチボチ話があったのですが 何とも自分の中で漠然としていてまとまりません。





ついでに感じたこと

2007年02月18日 02時14分48秒 | モラルハラスメント


…詰まるところ 私はモラ自身に「別れる!」と言わせたいんだろなぁ。

私から言い出せば それ即ち【裏切り】=【敵】とみなされ
半端じゃないだろう最終攻撃にさらされるだろうから。


でも モラは決して自分からは決められないだろうね。
自分で言い出してしまえば最後 その責任は自分で背負わなきゃいけない。
「俺は一生懸命頑張ったのに枯葉が裏切ったっ!」とは言えなくなっちゃもんねぇ。

ん?でも…これもある意味関係ない?

自分に都合よく脳内変換するモラだもの。
自分で言い出したことだって 少し時間が経てば事実の所在はお構いなしに
「枯葉が裏切ったっ!」に完結するだけか(苦笑)



う~~~~~ん…でも…やっぱ悔しいしなぁ~~~~…!


「最後くらいは自分で責任とれよ!」

と思う(望んでるのか?)気持ちが消えないし。



なんだかんだ言って…私は未だにモラ発言動にやられてるもんなぁ…。
モラとのやり取りの際沸き起こる感情の生々しさに自分で呆れ 激しく自己嫌悪に陥る。



「…もういい加減にしろよ 私」
「もう充分だろうに…」





相変わらずのモラれ方

2007年02月18日 00時41分07秒 | モラルハラスメント


せっかく穏やかな日々が続いてると書いたばかりなのに
いや 実感するほど穏やかに私が暮らしていたから と言うべきか?
久々のモラ攻撃を受けて 終日悶々イライラと過ごしてしまった本日。


モラる原因は 直接的には金銭問題。

私の帰京以来 何かにつけ金銭問題に触れていたモラ。

私のマンションは幾らで借りてるのかだの バイトに出てるのかだの
「生活が大変だろうに」なんて一見優しげな言葉を選びながらも
私の生活レベルを量り 自分の方が生活が切迫してるようだ=損してる
そんなところに落ち着いたのだろう。

以来 「今まで通りにお金を渡せなくなったらどうするのか」と
繰り返し口にし 匂わせてもいた。
で 「今月の給料が少ないので相談があるから会いたい」と連絡が入った。


この「会いたい」も 先週末のデート以来「今週末 会いたい」と毎日メールが
来ていた上での話しで 私は一度も返事をせずに無視してたわけで。

「お金の問題なら飛びついてくるとでも思って切り札的にきたか」
「近いうちにお金のことは言い出すと思ってたけどこのタイミングは汚いだろ」

なんだか相変わらずのモラの思考回路に嫌気がさし
「楽しそうな話でもないようだし メールで送ってくださいますか」と返事をした。


途端に噛み付いてきた。

本人曰く 「噛み付いたんじゃない云々かんぬん」


…コイツ…私のこと舐めてる。
伊達に悩んでもきてないしあがいてきたワケじゃない。
今更 モラの反応の仕方のパターンが読めないはずがないのにこの口ぶり!

…いや…モラにとっては相も変わらず「俺はそんな人間じゃないっ!」って
否認しただけなんだけれどね。


私に渡しているお金は【お手当て】だと言ってみたり 自分で決めた生活費の件も
モラの頭の中では「オマエに言われるままに渡してるお金」になってるうえに
「俺が一番大変」「大変な俺におまえが言う言葉がどんなに俺を傷つけてると思うのか」
なんて【自分が被害者】という構図に脳内変換されている。


さすがに思わず大声で笑ってしまったのよね 私…。
なんだか妙~~~に乾いた笑いが起こってしまって。

勿論 モラは激キレして「もうケリつけるっ!」と騒ぎ始めたわよ。



「…また始まった…アンタ 私が帰京してから何度目よ そのセリフ」

「いやもう無理だっ!人立てて話す!誰かいるか 間に入る人はっ!」

「…それって 私を脅してるつもりで言ってるワケ?」

「いや違う!脅しなんて俺はしない!本当にそう思うから言ってるんだ!」
「脅すなんて人を卑怯な人間のように決め付けて言うなっ!!!」

「わかった。それでいいのね?」

「あぁ!!!」


…もういいや…面倒くさい上にアホらしい…。


「貴方は私が自分の思い通りに動かないといつも最後にはそう切り出しては撤回する」
「貴方が本気だと言うならそれで受け止めます」
「そのかわり二度と撤回したり謝ったりは無しにしてください それでいいですね?」



一瞬の沈黙の後 モラはまたお金の話をし始めた。


「…またかよ」の脱力感と無性に腹がたってきた。

「あのぉ で 要するにこの電話の用件は何でしょうか?」
「貴方は先ほど もうケリをつけると言い切りましたよね?」
「その件についてのみお話したいのですが それ以外の件については私には無用ですから」


私の言葉を遮るようにモラは勝手に何かをしゃべり続けている。

「いやですからね…もうケリつけたいと言う貴方の気持ちに従いたいのですが?」

「…話の状況によってはケリをつけるという意味だっ!」


…くだらない。バカみたい。何やってんだ?私…。
自分の中に沸き起こった自分への怒りをモラ相手にぶつけてしまった。


「いえ あのですねぇ 貴方は脅しでもなんでもなく決めたと言いましたよね?」

またも私の問いかけは無視して関係ない話を始めるモラに完全にキレた。


「ちょっといい加減にして!貴方 ケリつけるって言ったよね?!」

「…ああ!!!言った!言ったよっ!言いましたっ!だからどうすれって言うんだっ!!!」



この後もなんだかモラは半ば怒鳴り声で何かいろんな事を言い続けてたけれど 私は電話を切った。
その後 携帯の電源も切りPCも閉じた。

さっき見たら これまた相も変わらずモラからの謝罪メールが入っていた。



…なんか…書いててくだらなすぎてバカバカしくて吐き気がしそう。
自分自身にね。

…何やってんだろ 私。



傲慢と感謝 & 結構それなりに幸せな気分♪

2007年02月15日 17時29分31秒 | 徒然


不安にまみれた一人暮らしの立ち上がりではあったものの
ここのところ妙に落ち着いたペースで日々が過ぎていく。

何がどう大きく変わったワケでもないけれど
不安に駆られむやみに自分を追いたて責めることをやめたせいなのか。


「行く先を決めなくちゃ!」と意気込んでいたものの
ヘンな力が入ってる時ってロクな思考回路にならないことも経験したので
カウンセリングや自助グループに参加しつつも 今意識して頑張ってるのは
これくらいで 後は極力何も考えずに 「…こんな事してるご身分かよ…」と
自分にツッコミを入れつつも 終日 DVD三昧で過ごしたり好きな音楽を聴いて
ボォ~っとしてみたり。そんな日々。



昨日は電車に乗って少し離れた商店街へ散策に出かけてみた。
当初 一人で行くつもりだったのだけれど 自助のお仲間が行ってみたいと言うので
んじゃご一緒しましょ♪と連れ立った。
思った以上に楽しめて そんな自分が少し意外でもあったりした。


今日 ある人に「昔はどんなことして遊んでたの?」と聞かれ 話の成り行き上
独身時代から現在までを思い返すことになったのだけれど どの時代にも
私の傍には誰かがいてくれてたんだとあらためて思うに至り 新鮮な驚き。

「どんな時でもどんな場所でもちゃんと良い人間関係を結んでこれたのネ☆」
と 質問した彼女が言ってくれた言葉にハッ!とした。


私は基本 自分から誰かに近寄って行くことがない。
どちらかというと 大勢の中の一人としてジッと存在するタイプ。
「あの人と仲良くなりたい!」とも積極的には思わない。

でも そんな傲慢な姿勢で存在してるにも関わらず いつでも
「仲良くしましょ♪」と声にし または態度で友好的に歩み寄ってくれる人が常にいた。

私はといえば その中から自分に合いそうな人を選ぶ …というような 
あくまで傲慢な姿勢で過ごしてきたのだと今になって気づいたワケで。

そんな選別をするような私に対し 付き合ってくれてた友人たちはどの人たちも
皆揃って結構いいヤツばかりだし それぞれ楽しい時間を共有してくれていた。

「…なんか私って…すんごくラッキー且つ恵まれたヤツ???」


ありがたいことだよねぇ…コレって。



今も日々の中にはいろんな出来事がある。
モラにも会ったし そこでの気づきや思いもあるし カウンセリングで思うことや
何かと思うこと・考える事は多々あれど それだって以前は心に溜まり淀んでいる
ことが多かったのに比べ 最近はなんだかそれがない。
…いや 少ない・気にならない程度かな?

溜まるというよりはサラサラと流れて過ぎていく感覚…だろうか。
良いことなのか悪いことなのかわからないけれど 無理がなくなったのは確か。


一人暮らしに慣れたから?
モラにとりあえず攻撃されてないから?
当面 期限って強迫観念をはずして過ごそうと思えるようになったから?


どれが理由なのかはわからないけれど なんだかとても自然に時間が流れていく。
一人でいてもたいした困らないし 思うほど孤独じゃないし結構楽しめるし。


なんとなぁ~~く平和でゆったりしてて結構幸せ♪







ここ最近は

2007年02月11日 03時42分25秒 | 徒然


長年の夜更かしからの脱却を目指し努力しておりましたが
今日は久々の夜更かしを自分に赦してみました。


夜更かし脱却…。
日付が変わる前に床につくなんて何年ぶり???
・・・多分 もう十何年ぶり・・・になるのかなぁ・・・。
就寝3時頃 睡眠サイクル1クールあればOK!ってな日々を繰り返してきた。



…シワも増えるワケか (^_^;)


でも この誰も起きてないような この深夜のこの時間。
これが私を支えてきたのも確か。
この時間があったからこそ…なんとか生き延びてこれたのかも
…人には大げさに聞こえるだろうと思いつつも そう思う。



で…ふと思う。


誰も起きてなんかいないだろう時間帯  
つまり 誰の存在も感じない空間でしか私は自由になれずにいたのかも???




私には人生の宝物かもと思える友人が二人いる。
これって少ないのかどうなのかはわからないけれど この二人との出会いには
無宗教の私でも もし神様が存在するならば心から「ありがとう!」と言いたい。

特に今は少し距離のあるところに住む彼女には本当に学ぶことが多い。

彼女 常に【素】である。
喜怒哀楽に無理もないし容赦もない。

頭をポカっ!と殴られたこともあった。
夜更けまで説教もされた。
「二度とウチには来るなっ!」と怒鳴られたことも(苦笑)

彼女の言葉に何度傷ついたかしれない。
でも同じ位 いや もっともっとたくさんの支えをもらった。

そしてそんな彼女も 突然泣きながら電話をかけてくることもあるのだ。
本当に喜怒哀楽に実に忠実(笑)



【素】である彼女のスタンスは 私のように人に対し心の奥底で壁を作ってる人間
にはとても不思議でもあったけれど…とても安心出来るものでもあって。

怒っていても泣いてても楽しんでる時も どんな時にも自然体だから壁がない。
まったくもって無防備なのよね。友人と認証した相手には。


私はといえば きっと壁作っていたままだったろうなぁ…。
いや それだって他の人には見せられない部分を存分に見せることが出来る
そんな私も受け止めてくれるヤツだと思えた・信じられたからこそ 
多分…一番本音を吐き出せる友人なのだと思う。

この友人とは3年間近くに存在してたにも関わらず 友人として蜜に関わったのは1年だけ。

「…もっと早くにこうなっていたら もっともっといろんな楽しみがあったのにね…」

と 離れる時に語り合ったけれど 互いにどこか妙~に慎重に人を見てしまう故

「でも私たちはきっとこうなる為にはこの時間が必要だったんだね」

と笑いあったのもまたいい思い出 でもある。



それでも互いに友人認定して…かれこれ10年は過ぎてることになるのか。
うぉ~~~。時間の流れは本当に速い!



【素】のままで存在してくれる彼女を羨ましいとも思い ありがたいとも思い
そして【素】であることの素晴らしさをこんな私に教えてくれることに
…本当に感謝だよ。



彼女はこのブログの存在知らないけど言っちゃおう! 


ありがとう♪




10ヶ月ぶりにあの部屋へ

2007年02月09日 23時06分40秒 | 徒然


帰京して以来初めて 夫と住んでいた部屋へ行ってきました。

実家に帰るときには貴重品だけを持っての帰省だったので
着替えやらなにやらを取りに戻りたいと思ってはいたものの
ど~しても足が向かずにいたのだけれど。

「嫌だ」の気持ちより「なくて不便極まりない」気持ちの方が大きくなったので
「よっこらしょ」の気分で出かけました。


あの部屋に戻ってどんな気持ちになるのか それがとても怖かったというのも
ずっと心に引っかかっていたのですが 必要に迫られて行動したせいか
実際にあの部屋に戻っても ヘンな心の揺れはなかったわ。意外なほど。

それよりも10ヶ月もあそこにいなかった事・事実の方がピンとこない。
今もまだ普通にそこに住んでるような感覚…だったなぁ。
…これってどういう感情なんだろ?


帰りのタクシーの運転手さんに
「…すごい荷物ですねぇ~お引越しじゃあないですよねぇ?」なんて訊かれて
「いえ 夜逃げです!」と答えておきました(苦笑)

あぁ~そうそう!
荷物を作り部屋を出る際 鍵がキッチリはまってしまってどうにも抜けなくて
もうデカイ荷物足元に置いたまま焦りまくりましたぁ~!
鍵挿したまま帰ろうかと思ったほど。大モラに会わなくて良かったわ。ったく。



話は変わって昨日のこと。


ACの自助で会った方と長々話をしてたのですが 話の途中で
その昔 逆モラしてたということがわかり 興味津々でいろぉ~んな事
訊いちゃいました。あ…ちなみにこの方 すでに克服されていらっしゃいます。

その方は「あくまで私の場合は」と前置きの上で話してくれたのですが
我がモラが彼女と同じようであるならば 私の感じてたモラはビンゴなのだろうと。

当事者(過去だけど)から話を聞けるってなかなかないだろうし
克服された方だけにちゃんと自分を省みることが出来る・客観的に描写出来る方の
お話は もうムチャクチャわかり易かったです。



で…この連休のモラからデートのお誘いに どう返事しようかと思案中~…。





デートのお誘いに思ったこと

2007年02月07日 18時15分27秒 | モラルハラスメント
 

二日程前にモラに会ってきた。夜に1時間程。

「面倒な話で言い合いするばかりじゃなく 楽しい時間も必要だと思うから」
モラの言い分は↑のようなものだったと思う。

楽しい話って何なんだ?この状況で二人にとって楽しい話…?

モラいわく 誘って歩きたいところがたくさんある こんなところにこんなものがあった あんなところにはこれがあった だから今度一緒に行こうよ♪ってなデートのお誘いをしたい

…ってなことらしい。
はぁ…なるほど…そうですか。


「…相変わらずだな」



会って話をしてみれば 自分の現状のシンドさをツラツラと並べ始めた。
「大変ねぇ~頑張ってるねぇ~」と声が掛からないと「貴女は今後をどう考えてるのか」と またお決まりのセリフが始まり 私が受けているカウンセリングの件や 突然 断り無く帰京した件やここにいるつもりの期間の話やら とにかく探りに入る。


どうして貴方は私の事にそんなに立ち入りたがるのか。
自分はこう考えているけれどそれについて貴女はどう思う?と訊かれた事には答えようもあるけれど 貴方のように自分の考えは隠して人のことにズケズケと立ち入るようなやり方は不愉快。

と言ってみた。


一瞬考え込んだ後「…いや…申し訳ない こんな話をしたくて来てもらったんじゃないのに」「自分の伝えたいことがどうしても上手く伝えられない自分に問題があると思う」 とモラ。



結局ね モラが私に会いたいのは依存・甘えたい欲求なんだと感じているのよね。
まぁ~確かにあの”甘ちゃんモラ”にとっては 仕事をしていることも経済的な事も 私との関係もさることながら父親との関係も そしてカウンセリングなんかを通して自分を振り返ることも その何もかもが大きなストレスであり”モラなりには”ギリギリで頑張っているわけで。

一番モラの心に巣くっているのは【不安】なんだろうなぁ。

人の境界線なんてお構いなしに踏み込んでくるのも 自分の思い通りに人を動かそうとしたり 精神的にプレッシャーをかけて繰ろうとしたりするのも相変わらずだけれど どの行為にしても最終的に奥底に見えるのは【不安】に尽きる気がするのよね。



昨日も「明日会いませんか?」とPCメールが入った。
返事をせずにいたら 夜遅くになり携帯に同じくメールが届いた。
無視してたら深夜にPCメールが来た。
私はすべて無視した形になり 返事は出していない。

今までだったら「なんで返事くらいしないんだっ!」とキレてたモラ。
ついこの間も同じようなことでキレていたが今回はキレたにしても私にはぶつけて来なかった。


…これってどうよ。


少しは変わったとか彼なりに努力してる ってことになるのかしらん?
う~~ん確かにね。確かに以前とは違う方法もあるんだって【知った】って事かもしれない。

でもこれだって散々私が”イヤだ”という表明をし続けて 言葉だけじゃなく態度(無視などの)で表し続けてきた結果 「こういうことをすると嫌われるらしい」程度の認識で理解じゃない。

「どうして嫌われるのか 何がイヤなのか」まではわからないと思う。
それが証拠に余裕がなくなると従来どおりの方法で押し通そうとするし。





モラハラという概念を知って 被害者・加害者という立場にいると知ったけれど
私は最初から そして未だにこの被害者・加害者という言葉にも立場にもしっくり来ないでいる。

被害者だなんて自分が惨めに思えてヤだ!っていうのも確かにあるんだけれど
加害者がいての被害者 被害者がいての加害者なのよね?



初めてモラルハラスメントという言葉に出会い 脳天かち割られたかのような衝撃を受けた私だったけれど 同じ時期にモラに対し言った自分の言葉を思い出した。

「どうやら私と貴方は被害者と加害者ってことになってしまうらしいけれど 貴方は私以外の人にこんな仕打ちをする人じゃない だったら私がいなきゃ何も問題なく家族と仲良く暮らせるただの人に戻れるじゃない 私も被害者じゃなくなる それがいいんじゃない?二人にとって」
 
 
 
 
確かにモラハラ行為は通常思考(あくまで一般的なって意味ね)の範囲から大きく外れていて その行為によってこうむる精神的被害も大きい。
私も確かに被害は受けている。

でもこれだって もし相手が私でなければ もしモラハラ行為を同じように受けても「はぁ?だからなに?」ってな具合に流せてすり抜けていけるような人が相手ならば 相手が被害をこうむらないような人ならば そこに加害も被害もないわけで。


まぁ~モラ人たちは モラ行為を鼻にもひっかけないような自尊心の高い人間は
好まないだろうから 被害者となるような人ばかり選び抜き 結果 誰と暮らそうと一生加害者でい続けてしまうことになるんだろうなぁ~とは思うけれどね。



で その【モラハラ行為】も被害者が受ける傷の大きさに比して 加害者にあるのは所詮【生き癖】かぃ…ってなことも思うのよね。特に我がモラに対しては。


この【生き癖】レベルに至ってはもうしゃぁ~ないじゃん?とつくづく。
だって同じように私にもあるもんね【生き癖】
誰のせいでもなく それしか教えてもらえなかった・知らなかった・そうやって育ってしまった。


モラハラ行為に関しては 被害も受けるし心も痛いんで「ヤだ!」と否定・批判対象にもなるけれど ことそういう人格を持ったモラ自身に関しては もうこれはひとつの個性なのだろうと思うのよ。

モラハラ行為をしてしまう人格を持ったひとつの個性・パーソナリティーであるならば 「貴方のここがおかしい!」「ここが許せない」「ここを直して欲しい」 …つまり「貴方に変わって欲しい」ってな願望もどうなんだろ。と。

いや 元々人は変えられないのは承知の上で考えてみるのだけれどね。


会話によって互いにすり合わせて歩み寄るのが妥当な夫婦の在り方だとしても
【話してもわからない・理解出来ない人格を持った個性】に対しては そんなすり合わせ行為さえ モラが私に行う人格否定や「俺の思うとおりに動いて欲しい」という欲求と何ら変わりないんじゃないのか?

そんな思いも湧いてくる。



未だに 私は彼自身を嫌ってもいないし憎んでもない。
むしろきっとまだ好きなのかもしれないな。
でもでも あの個性は私には受け止められないよなぁ…。



【別離】という結論だけじゃ動けないってあがきまわってきたけれど…
最終的には最初に感じたところに戻っていくのかもしれないなぁ~…。 





…なぁ~~~んて悠長に書いてられるのはモラハラ攻撃受けてない状況だからなのも確か。


モラは【敵か味方か】ってな極端な思考回路しか知らないのは 経験済み。
これで本当に関係清算となれば 一気に敵対心丸出しで攻撃してくるのもわかってるし。

その態勢に入った時の攻撃の仕方は理解不能の思考回路に乗っ取ってる分メチャクチャで十二分にこっちの神経参らせるだけの力があるし。


思えば この最後の攻撃に「神経やられまくり 立ち直れなくなりそうだ」の怖さから自分の心の建て直しやら状況の把握などを繰り返してきた時間だったことになるんだろうか。今日まで。もしかしたら。…わからないけれど。





カウンセリング

2007年02月05日 17時12分36秒 | 徒然


今日は2度目のカウンセリングを受けてきました。
初回はシステムの話と私の現状をサラっと説明するだけで終わり
今回はジェノグラム(家族構成)を訊かれました。


時間は50分(実質60分になってしまう)なので”触り”だけ話しても時間が足りない
そんな感じなのですが 途中 何度かやはり涙が出てきてしまいました。

カウンセラーさんいわく「失感情ですね」とのことで かなり感情を抑圧してきた
そうしなきゃ生きてこれなかったんでしょうね とも。

「思いっきり泣いたことありますか?」
「我慢してきたって思いは自分で感じてきましたか?」
「何をすると気分がスッキリしますか?」
「何をしている時に一番幸せを感じますか?」


いろいろと訊かれるんだけれどどこれにもパキッ!と返事が出ない。


「思いっきり泣いたこと…ないと思います」

「泣いたらスッキリするじゃないですか」

「スッキリ?…しません。泣くこと・感情をそのまま顕にすることが怖いです」

「しばらくは”泣き”にココに来てもらわなきゃならないかもですね(笑)」
(ここのニュアンスは少し違っていたかもです。強要的な感じではなかったのは確か)

「…え…泣きに…ですか?」

「はい。感情を出すことを練習した方がいいと思います」



と まぁ~こんなやり取りが繰り返されるワケですが
現時点ではどれもこれもすでに頭の中では理解してること・自覚していることなワケで。

3ヶ月という短期決戦を思えば このブログ自体を見てもらった方が何かと話は早いか?
なんて事も思うのですが 頭の中だけの理解を対面で【言葉】にする事に意味があるのかも
とも思ったりしています。


感情を抑圧してきた それが生きる術だった 抑圧してきた分出すのも下手。



こうしてブログに書き綴ってはいるものの 実はかなり【書く】事もシンドイ作業でもある。

以前 「作文が苦手・大キライだった」と書いたことがあるのだけれど これは今思うと
【感情の抑圧】が根底にあったのだと思う。


感情の抑圧は親との関係性から生じたものだけれど 作文って親が見るものだったのよね。
作文に自分の思いなんて書いちゃうと親に知れるワケで。それが一番イヤだったのかも。

何を見られるからイヤというわけではなく 口答えは勿論 自分の意思を告げようとすれば
「おまえがおかしい・ひねくれてる・わがままだ」なんて事を言われ続けていたから
例えどんな心情であろうと親に知られるのがイヤで仕方がなかったんだと思うのよね。今更ながら。

で 作文に関しては異様に苦手意識や嫌悪感があるのよね。きっと。
んでもって ブログ=書くことも潜在意識レベルでシンドイ作業に繋がっているのかもしれないなぁ。



…あ 話が逸れてしまった。

で カウンセリングでの対話は頭の中の理解をもうひとつ確かな形にしてそこに置く作業のような
確認作業と共に棚卸し作業?…上手く言えないけれどそんな感じだろうか。
文字ではなく対話で気づく新たな発見「…あぁ…こんなこともあった こんな事も思ってた」
そんなのもありで この先どうなるのかはわからないけれど これはこれで有意義なのかも
…そんな感触。


でもね~~~~~~~っ。
お高いのよ!これがっ!!!
50分で12000円。

心が軽くなるのはいいことよ。うん。
でもね お財布もドンドン軽くなるのは違う意味で泣けるぅ~~~っ





私の弱点

2007年02月01日 00時14分51秒 | AC?共依存?母と私


モラと完全決別できずにいる問題点は自分にあると思っている。
どんなに頭の中で理解できていることも 所詮頭の中でのこと。
心がどうしても納得しない・理解しようとしていないことも自覚している。


モラに出会い惹かれたのは【父性】を感じたからだと 今なら思う。
あの頃のモラは私の要求をすべて受け止めてくれた。
私が何を言っても何をしてもどんな問題にも「大丈夫!」と支え担いでくれていた。


そして…共に暮らし始めるまでのモラはいつもニコニコ笑顔をくれた。
笑顔…「君といるのが嬉しい」の感情一杯に笑顔をくれた。

「君といるのが嬉しい」の笑顔は 私の存在を喜んでもらえる嬉しさや
私の存在を喜んでくれている人といられる喜びや幸福感を私に与えてくれた。



インナーチャイルドを探していた時にみた私のチャイルド。
見えてくるのは(とはいえ 中断したので数回だが)いつも同じ光景だった。 


梯子のようなところにつかまって 梯子の2~3段登ったところから横を見ている。
嬉しそうでもなく悲しそうでもなく何の表情もなく。
彼女の視線の先はなにやら賑やか。談笑なのか喧騒なのかはわからない。

何の表情もないまましばし横を眺めた後 これまた表情ひとつ変えることなく
ポン!と梯子から下りスタスタと消えていく。横にある賑やかさは変わりなく続いている。

彼女の気持ちが今ならなんとなく想像できる。


両親どちらにも抱きしめられたりはモチロン 抱っこされたり励まされたり慰められたり
何かを手助けしてもらったり不安を共有してもらったことも…甘えたという記憶がまったくない。

甘えた記憶がないこと・甘えられる状況になかった事を淋しいとは感じたこともなかった。
これは未だに同じで「…淋しかった」とはまったく感じられていない。



でもこうして振り返ってみれば 私が求めていたのは【父性】だったらしいし
モラに限らず もしこの先誰かと縁あったとして 相手に求めるものは何か?と問われれば
やはり父性なのかもしれない。


いい歳をして恥ずかしい限りだが 私は夫との関係において対等という関係以上に
甘えさせて欲しい欲求の方が断然大きい。

一緒に同じ目線で無邪気に楽しんで笑いこけて そして最後には頭のひとつも撫ぜて欲しい。
フニャ~っと甘えてもたれかかった時に黙って包み込んで抱きしめて欲しい。



モラはこれが何の嫌味もなくごく自然にできる人だった。
逆に 私のそんな甘えた部分を「オマエは可愛いな」と嬉しそうに受け止めてくれる人だった。

今まで誰一人として私をこんなふうに甘えさせてくれた人は存在しなかったのに…。

いつでもしっかりもので 決して弱音を吐くことのないお姉ちゃんをしてきてしまった私は
今でもモラ以外の人の前で心から無邪気になれることがない。

二人の関係がこうなってしまった今でも モラは私の子供の部分を変わりなく受け止めて
(そこにある心情は理解できないだろうけれど)くれるだろし 私もまた 何の警戒心なく
無邪気にはなれることに変わりはない。



モラが私に求めるものが3歳児の要求だとして 私もまた相手に求めるものは
3歳児並のものだということか…。