今日、NHKの「あさイチ」を見ていたら、「阪神淡路大震災 19年目の今」と題して特集が組まれて、「しあわせ運べるように」が紹介されていました。
(NHKホームページ→http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2014/01/16/01.html)
早いもので、阪神淡路大震災から19年が経ったのですね。。
建物が倒壊し、火災で街全体が火に包まれ、高速道路が崩れ落ちた映像が今でも記憶の中に焼き付いています。
被災者の方々が悲しみに暮れ、復興の想像さえつかないような状況でした。
そんな中、自らも被災者となった神戸の小学校教諭・臼井 真先生が、震災から約2週間後、生まれ育った街の変わり果てた姿をテレビニュースで見て衝撃を受け、体の奥底から沸き上がる歌詞、天から舞い降りてきたメロディーを書き留め、わずか10分で「しあわせ運べるように」という曲が出来上がったということです。
この曲は、神戸復興を願うシンボル曲として、神戸で大切に歌い継がれており、東日本の被災地でも、また、世界的にもペルシャ語、中国語、英語、フランス語などに翻訳され、世界中の被災地で歌われる希望の歌になっています。
MEG-CDでも、この「しあわせ運べるように」を発売しております。
合唱は、NHK全国学校音楽コンクール3年連続全国大会出場し、「こども音楽コンクール」文部科学大臣奨励賞を受賞した「神戸市立住吉小学校合唱部」。
オーケストラは、全国からトップクラスの演奏技術を持つジュニア演奏家で構成された「スーパーキッズ・オーケストラ」。阪神淡路大震災の復興のシンボルと してオープンした「兵庫県立芸術文化センター」の事業として実施されているオーケストラで、世界的に活躍する指揮者・佐渡裕氏が指導をしています。
ピアノは、ピアニストで東京音楽大学講師を務める川上昌裕氏。ピアニスト辻井伸行氏を12年間指導し、才能を開花させた恩師でもあります。ロシアの現代作曲家カプースチンと親交を持ち、カプースチンの演奏者、研究者として、世界的に第一人者として知られています。
明日で阪神淡路大震災から19年。東日本大震災からもうすぐ3年。
希望を持って、前向きに強く生きていこうと、改めて想いを強くさせてくれる名曲です。
MEG-CDホームページ→http://meg-cd.jp/artist/shiawase/index.html
(試聴もできます。)