本番に発揮される真の実力とは「実力×精神力」である。
精神力は次の三つの因子によって構成されており、この三力が高いレベルで揃ったときに、本番における最高のパフォーマンスが発揮できる。
静力「どのくらい平静でリラックスできているか」
熱力「どのくらいやる気、情熱に満ちているか」
鋭力「どのくらい鋭敏で集中力があるか」
精神力は誰でもそのときの最高値を発揮することが可能である。年齢やキャリアに関係ない。そしてベストパフォーマンスをする成功経験を重ねると、精神力の総量も上がり、人は大きく成長していく。
精神力のエネルギー源は「気」のエネルギー。
気には精神三力に対応する種類と貯蔵庫がある。
静力「重性の気」 → 下丹田(へそと恥骨の中間地点)股や足を通って体に入る
熱力「熱性の気」 → 中丹田(胸の中心)わきの下から取り入れられる
鋭力「天性の気」 → 上丹田(前頭部)天から下りてくる
「精神力強化呼吸法」
基礎トレーニング①センターを作る
・坐骨モゾモゾ座り
・大腰筋を鍛える(腰モゾモゾ体操、すそプラプラ体操、ひざコゾコゾ体操)
基礎トレーニング②体をゆるめる
・手首や肩(手首プラプラ体操、肩こりギュードサー体操)
・腰から上(腕支え腰モゾモゾ体操、壁もたれ腰モゾモゾ体操)
※必ず基礎トレーニングを十分に行ってからだをゆるめておかないと悪い丹田ができる
静力トレーニング「下丹田呼吸法」
①まず、鼻吸主口呼息(鼻から息を吸い、口を主に鼻も少し使って息を吐く)を行う。
②いきなり腹・腰に息を吸い込む。
③いったん息を止めて、一間置く。
④できるだけ腹・腰に息を残しながら、ゆったりと息を吐いていく。すべて吐ききってしまわずに、一割残す。
※②~④を3回繰り返す
熱力トレーニング「中丹田呼吸法」
①まず、鼻吸主口呼息を行う。
②いきなり腹・腰に息を吸い込む。
③息を胸・わき・背中に引き上げる。
④できるだけ胸・わき・背中に息を残しながら、ゆったりと息を吐いていき、吐き切る。
※②~④を3回繰り返す
鋭力トレーニング「上丹田呼吸法」
①まず、鼻吸主口呼息を行う。
②いきなり腹・腰に息を吸い込む。
③このとき、前頭部に頭上から下りてくるラインをイメージしながら息を吸い込む。
④いったん息を止めて一間置き、ゆったりと吐き切る。
※②~④を3回繰り返す
精神力はいくらでも作り出すことができる。ストレスによって最も消耗しやすいのは静力だが、作り出すのも容易である。熱力も胸やわきを手のひらでよくさするだけでも簡単に作り出すことができる。精神三力のバランスをとることが大切である。
☆本番に強くなる!奇跡の「ゆる呼吸」
高岡英夫/世界文化社
精神力は次の三つの因子によって構成されており、この三力が高いレベルで揃ったときに、本番における最高のパフォーマンスが発揮できる。
静力「どのくらい平静でリラックスできているか」
熱力「どのくらいやる気、情熱に満ちているか」
鋭力「どのくらい鋭敏で集中力があるか」
精神力は誰でもそのときの最高値を発揮することが可能である。年齢やキャリアに関係ない。そしてベストパフォーマンスをする成功経験を重ねると、精神力の総量も上がり、人は大きく成長していく。
精神力のエネルギー源は「気」のエネルギー。
気には精神三力に対応する種類と貯蔵庫がある。
静力「重性の気」 → 下丹田(へそと恥骨の中間地点)股や足を通って体に入る
熱力「熱性の気」 → 中丹田(胸の中心)わきの下から取り入れられる
鋭力「天性の気」 → 上丹田(前頭部)天から下りてくる
「精神力強化呼吸法」
基礎トレーニング①センターを作る
・坐骨モゾモゾ座り
・大腰筋を鍛える(腰モゾモゾ体操、すそプラプラ体操、ひざコゾコゾ体操)
基礎トレーニング②体をゆるめる
・手首や肩(手首プラプラ体操、肩こりギュードサー体操)
・腰から上(腕支え腰モゾモゾ体操、壁もたれ腰モゾモゾ体操)
※必ず基礎トレーニングを十分に行ってからだをゆるめておかないと悪い丹田ができる
静力トレーニング「下丹田呼吸法」
①まず、鼻吸主口呼息(鼻から息を吸い、口を主に鼻も少し使って息を吐く)を行う。
②いきなり腹・腰に息を吸い込む。
③いったん息を止めて、一間置く。
④できるだけ腹・腰に息を残しながら、ゆったりと息を吐いていく。すべて吐ききってしまわずに、一割残す。
※②~④を3回繰り返す
熱力トレーニング「中丹田呼吸法」
①まず、鼻吸主口呼息を行う。
②いきなり腹・腰に息を吸い込む。
③息を胸・わき・背中に引き上げる。
④できるだけ胸・わき・背中に息を残しながら、ゆったりと息を吐いていき、吐き切る。
※②~④を3回繰り返す
鋭力トレーニング「上丹田呼吸法」
①まず、鼻吸主口呼息を行う。
②いきなり腹・腰に息を吸い込む。
③このとき、前頭部に頭上から下りてくるラインをイメージしながら息を吸い込む。
④いったん息を止めて一間置き、ゆったりと吐き切る。
※②~④を3回繰り返す
精神力はいくらでも作り出すことができる。ストレスによって最も消耗しやすいのは静力だが、作り出すのも容易である。熱力も胸やわきを手のひらでよくさするだけでも簡単に作り出すことができる。精神三力のバランスをとることが大切である。
☆本番に強くなる!奇跡の「ゆる呼吸」
高岡英夫/世界文化社