垂れ猫
干し猫
キッカーのエビさんが言いました
「ねえ ラルゴさん
あなた わたしがお嫌いですか?」
「なんでだい?」
「イルカさんとはよく遊ぶのに
わたしとはちっとも遊ばないじゃないですか」
「わたしが赤いからお嫌なのですか?
ラルゴさんはブルーがお好きなのですか?
イルカさんはブルーですものね」
「そんなことはないよ」
「だって 今 隠し持ってる洗濯ばさみだって
ブルーじゃないですか」
「どうしてそんなにブルーにこだわるんだい?」
「そんなコト どうでもいいじゃないか」
「では わたしとも 遊んでくださいよ」
と エビさんが言いました
すると ラルゴが言いました
「だってさ こいつ ハサミないだろ」
「ケリケリしたとき ハサミが顔に当たらなくていいんだ」
(エビさんはハサミがぶらぶら揺れますものね)
やっぱり イルカさんのほうがいいようです
(ラルゴは小心者です エビさんのはさみが苦手なのです笑)
我が家にある秘密基地
ラルゴ専用で 玄関ホールのこの場所です
玄関まわりとは思えないほど
何やらごちゃごちゃしています
説明書きしますと
このようになっています
ここに
ラルゴの秘密基地があります
角度を変えてみると
ほら
お顔が見えますか?
少し近づいてみます
ラルゴ専用 独占部屋
椅子を踏み台にしてその場所へ
おこもりします
ラックの三段部分と二段部分に
キャリーケースを収納しドアだけ外して
普段は毛布やタオル等敷いています
非常時にすぐに出せるよう玄関脇のこの場所に
ラルゴとリリコのキャリーケースを置いたの事が始まりです
家は崖崩れや浸水の心配はない場所にありますが
火事や地震は地形を選ばずやってきます
万が一
一刻も早く家から逃げないといけない場合に備えて
という考えだったのですが
いつの間にか ラルゴの秘密基地になっています
部屋に姿がない時 ここを覗けば
このようにしています
ここは誰も来ないから
ゆっくり休めるのさ
大抵 三段部分にいますが
時々 二段部分に移っている時もあります
ダメッ!
険しい顔のラルゴ
その理由は
全体像を見ると分かります
キッカー二つ抱え込み
右前足は攻撃の構え
ダメッ!
絶対に譲らない
こんな状況でキッカーを取ろうとしようものなら
爪で引っかかれるか
噛みつかれるか
そんな無謀なことは いたしません
長年の付き合いで こっちがケガすることは分かってますから
ラルちゃん
悪行の相が出てますよ
そんなのカンケーないッ!
これはッ 俺のものッ
どの角度から撮っても
険しい表情
あえて言うなら前足の位置が変わった?
後ろ姿
イルカさんもエビさんも独占です
季節と共に猫の姿勢が変わってゆく
一気に秋になったこの頃です
暑い時
頭は床にくっついている
暑さが引くと
頭がだんだんと持ち上がる
そして
10月になると 籠猫になる
それをサインに 猫グッズも入れ替えを行います
冬用のベッドを出して
配置を変えたり と
人間でいう衣替えのようなものです