「むさしのっ子」たちの日々徒然

むさしの幼稚園での出来事を気ままに紹介しているブログです。

先々…

2011年11月02日 | Weblog
秋めいてきましたね
あっという間に冬になり、春が来て、月日が過ぎていってしまうように思う昨今

秋の風景の中を、キラキラと子ども達が元気に活動しているような…
そんな、様々な日々が流れているのに、更新が滞っていて申し訳なく思っています

さて
もう何年も前から、「幼保一体化」のお話、ず~っと続いていますね。最近、ようやく「認定こども園」制度が始まり、25年度からは「新システム」なるものの制度設計が、混沌としつつも、ものすごいスピードで進められようとしています。

市内で唯一の「認定こども園」である当園。先月、保護者の方々をはじめ、来年度入園を希望される皆様にはお伝えしたのですが、「今後、どういう方向なんですか?」など多方面からも時折聞かれますので、少々ご紹介してみることにしました。



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制度設計を踏まえ、「幼保のかかわりがどうあるべきか?」独自で考えているものをまとめたものです。


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所轄からの要望を受け、提案したものをまとめた資料です。


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様々な子育て教育施設がある中、「どうすれば、すべての子ども達、そして、子育て家庭が、より充実した就学前教育・保育を受けられるのか?」雑然と考えてみた一例です。

※ちなみに、ここにあるいずれのものも個人的な考えで、凄いスピードでざっと記してみたものです。語弊や誤りもあったりするでしょうし、書き足りないことも多々あったり。また、考え方も随時変化していったりと…。大まかにざっと、「おおよそどんな感じなのかな~?」程度で目を通していただけたらと思っています



さてさて。もう何年も何年も、様々な現状と制度の狭間に目を向け、各地の事例なども参考にし、こんな資料も山のようになってしまっていますが、さて、今後は?実際は?どうなるのでしょうか???

制度に関しては、私たち業界のものもわかりません。しかしながら、昨今議論されている新システム会議の内容に関しては、実情を捉えられつつ、理想的な内容なる一面も考慮されていると感じます。

ただし、各区市町村行政に委ねられる部分も多々あり、その背景には、様々な事情が重なるため、何がどう計画され実行されていくかも見えず、困難な現実があるように思われます。
現場でも、助成が単年度であるものが多く、来年度はどうなるのか見えないまま計画を進めなければならない点など、充実を目指すも、とても難しい現状があったりもします。



幼稚園あり、保育所等施設あり、大規模あり、小規模あり。そこには様々な背景あり。
また、ご家庭の生活スタイルや価値観も様々。
故に、どの施設も、多様なニーズに応じ、必要かつ不可欠な施設でもあり、個々の判断の元、努力をしていると思っています。

当園は、私学である以上、独自にコスト削減を追求しつつ充実をめざし、長く先を見据えた計画のもと、子どもや家庭、そして、地域にとっても、有効かつ効率的な素晴らしい環境づくりを目指していきたいと思ってるのですが、そこには、国や都の後押し、そして、地域行政の理解や協力も多々必要になる部分もあります。
待機児と地域性と教育施設のお隣と用地。生かせるのか???
多くの方々に事の深きまでを知っていただき、地域全域にわたり、各地域において先見性のある素晴らしい行政が計画・推進されることを願うばかりです



■資料

「子ども・子育て新システム検討会議」
http://www8.cao.go.jp/shoushi/10motto/08kosodate/wg/index.html
閣府特命担当大臣、国家戦略担当大臣、内閣府特命担当大臣(少子化対策)、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣、その他、必要に応じて議長が指名する方々により、これから先の制度が来話し合われています。

「幼稚園・保育園はどうなる?」たとえば、このような内容が議論されています。
http://www8.cao.go.jp/shoushi/10motto/08kosodate/wg/kihon/k_15/pdf/s3.pdf