「むさしのっ子」たちの日々徒然

むさしの幼稚園での出来事を気ままに紹介しているブログです。

消防車いっぱい

2008年09月29日 | Weblog
9月28日、足を運ばれた方もいらっしゃいますでしょうか?
中央公園にて北多摩消防大会が開催されました。
たくさんの子供たちが、消防車や展示物や演技を見たり、楽しんでいた様子をうかがうことができました。

園長先生は、地元に対して何かお手伝いをとの気持で地元消防団に所属しているのですが、台風や火災、また、大雨や雪などの時の活動は、本当に地元に密着しているのでやりがいがあります。また、万が一震災が起こった時なども、「ここにはお年寄りが住んでいるはずだ」とか、「子供が何人くらいいるはずだ」など、普段、たくさんの人とかかわりのある仕事だけに、地の利を生かしてのお手伝いができると思っています。

逆に、活動で得られる日常の訓練や教養、また、救急救命の技術などは、多数の人が集まる園でも、いざという時に役に立つことと思って一生懸命学んでいます。

これから冬が近づくにつれ、空気は乾燥し、暖房器具の使用なども増えていきます。地域やご家族の安全と幸せは、子供たちの安全と幸せでもあります。火の元には十分注意しましょう。

なかよしルーム

2008年09月24日 | Weblog
むさしの幼稚園では、預かり保育のことを「なかよしルーム」と言っています。
土日祝を除き、春夏冬の期間も、お盆と正月前後を除き、朝7:30~18:00まで利用できます。

これは前回のおやつ作りの写真。今日はお団子を作っています。

核家族化や地域の事情の変化が進んだ昨今ですが、昔は、家に帰ると、母親やおじいちゃんおばあちゃあんと共に、生活の中で、そして、地域で、たくさんの知識や経験を積み重ねる機会に恵まれていたといいます。
時代が変わりつつある中、さまざまな家庭の事情や形体があるのはやむを得ないことです。失われがちになりつつあるそんな貴重な時間をと、保育時間とは一味違った自由と安らぎと楽しみの時間を子供たちに過ごしてもらおうと、内容を考えて行っています。

一日中「幼稚園」では、子供達も疲れてしまうはず。
なかよしルームは、幼稚園が終わって区切りをつけ、遊びにいけるような環境にしてあげたいと思っています。

ほう

2008年09月24日 | Weblog
休み明けの朝、園庭の雑木林で、「ほう」の実をみつけました。
あの、「ほう葉焼き」の、ほうの木の実です。

ものすごい自然の造形美に感動!
子ども達も興味津々!

「チョコレートみたい!」
「ガムのにおいがするよ~!」
中にある赤い種をつぶしてみると、ほのかにミントの香り。



「でも、食べちゃだめだよ~!」
当たり前の事を当たり前に教えていく。



自然は素晴らしい教材です。
山歩きがしたくなりました。

自然観察

2008年09月16日 | Weblog

いつだったかなぁ?
園内の木々の幹を見ていると、それはそれは自然の素晴らしい美術館。
あまりに美しいので写真を撮っていました。

園長せんせ~なにしてんの~

普段なら通り過ぎるだけの一つ一つかもしれません。誘いもしてない子ども達も、「こっちはこんな色だよ~」
「こんな模様のもあるよ~」
「すごいね~」
「おもしろいね~」

私の世界にはまり出しました

長寿を祝う会

2008年09月15日 | Weblog
今日は敬老の日。
毎年、手を挙げていただいた年少さん達で、「長寿を祝う会」にて踊りを披露しています。

幕が開いた瞬間、参加していた方々の、それはそれは素晴らしい笑顔。
お年寄りの方々も、愛しい子供たちの姿に心から癒され和んでいただけた様子でした。それと同時に、そんな和やかな風景を見ていた先生方も、とっても、心温まっていた様子でした


そんな素敵な交流会を通して感じられた気持ち、子供たちのみならず社会の大人たちにも、味わってほしいなぁ~と、願わずにいられません

2学期スタート

2008年09月05日 | Weblog

 2学期がスタートしました様々な夏休みを過ごし、登園してくる子ども達の顔を見ていると、「おっ、元気っ子がやってきたな」、嬉しくも楽しくもなってしまいます

 この夏の思い出?とは違うかもしれませんが、「ゲリラ豪雨」、今年の流行語になってしまうのでは?と感じるほど、本当に凄まじかったですね。
 地球上の土地は、本来、深い山々や木々の緑、柔らかな土壌に覆われていました。本来ならゆっくりと大地の中へ浸み込み保水されていく雨水。固められたコンクリートの上を逃げまどい、一気に河川へ流れ込み、河氾濫に追い込みます。暖かな海上で発生するはずの積乱雲、今や都会の直上で。人工的な温室により追いやられた水蒸気たちは、上空でひしめき合い、悲鳴を上げるかのごとく稲妻となって地表を襲います。まさに、大地の怒りと、自然の涙のように。そんなことを感じた8月でした。

 人類の誕生と発展が自然の出来事であるなら、そのような人為的な行為によると思われる異常気象も、異常とはいえないのかな?と、切なくも思ったり。しかしながら、子どもたちは未来に生きていかなければなりません。大地のありがたさ、自然の偉大さ大切さを、小さいうちから学び、生活に生かし、いずれは仕事に役立て、そんな人々が増え、未来の環境が少しでも良い方向に向かうことを願いたい気持ちです。

 そういえば、今年のサツマイモは生育が悪いんですよ。火山灰土壌の鹿児島などが名産地であるように、もともと水はけの良い痩せた土壌でこそ、サツマイモは体内に「たくさんの栄養を蓄えなければ!」と思うのでしょうか?良く育つものだとか。収穫の時期に、大きく太ったサツマイモを手にしている子どもたちの笑顔を見たいものですが、苗植えから天候とともに経過を歩み、結果、色々な要因で不作の年もあることを感じることは、とても貴重な経験であるとも思います。いまやお金を出せばスーパーで出来の良い食物を簡単に買うことができます。しかしながら、その一つ一つが、長い年月と手間隙をかけられ、苦労の上で作られているというありがたさも、どこかで感じられれば素晴らしいことだと思います。
 まだまだサツマイモの出来はわかりません!これからのラストスパートで豊作になるかも!どちらにせよ、サツマイモの生長を願うとともに、季節の移り変わりを感じつつ、日常経験する一つ一つの出来事を様々な観点から心に積み重ねていって欲しいと思います

 行事も盛りだくさんの2学期。ご家族の皆様とも、そんな一つ一つの出来事の意味合いを深く掘り下げ、理解を共有し、子どものさらなる豊かな成長をともに支えていきたいと願っています